2008年 05月 15日
日本沈没(2006年版) |
2006年に公開された映画「日本沈没」がちょっと前にテレビ放送されていたのを録画してあったので見てみた。
大規模な地殻変動によって地震が多発する状況の中、日本が沈没するかもしれないという危険性が唱えられ、危機の中で日本国民は生きる道を求めて災害に立ち向かっていく・・・といった話。
この映画はSF作家として有名な小松左京の原作で1973年に既に映画化されており、そのリメイクである。
さすがに今の映像技術はどんどん破壊されていく日本の姿を迫力タップリに作っており多分劇場で見たらかなり見応えがあるだろうとも思ったが、家のテレビ画面ではそういう臨場感が半減してしまったのが残念。
人間ドラマとしては柴咲コウ演じるレスキュー隊員と草薙剛演じる潜水艇のパイロットのラブロマンスを中心に被災した少女や災害の中で彼等が関わる町の人々の交流、沈没の危機を訴える科学者と元妻であり日本を何とか救おうと考える政府高官、目先の事ばかりで日本の事を考えない汚い政治家の姿など、未曾有の極限状況の中での色んな立場の人々の姿をドラマティックに描いていたが、人々の感情表現やキャラクター性、話の展開などが何かオーソドックス過ぎるというかいかにも過ぎてあまり印象に残らないし、災害シーンのインパクトに比べると普通に流して見てしまった感じ。
それから豊川悦司演じる沈没の危機を訴える科学者がシリアスな演技をしたかと思ったらCMに入って同じ豊川悦司がいきなり「イチゴの気持ち♪」とコミカルなキャラクターになっていてシラけてしまったり、こういう部分でテレビ放送で映画を見るというのはマイナスな感じだし、やはり映画は劇場で見るのがベストなんだと改めて思ったりもした。

大規模な地殻変動によって地震が多発する状況の中、日本が沈没するかもしれないという危険性が唱えられ、危機の中で日本国民は生きる道を求めて災害に立ち向かっていく・・・といった話。
この映画はSF作家として有名な小松左京の原作で1973年に既に映画化されており、そのリメイクである。
さすがに今の映像技術はどんどん破壊されていく日本の姿を迫力タップリに作っており多分劇場で見たらかなり見応えがあるだろうとも思ったが、家のテレビ画面ではそういう臨場感が半減してしまったのが残念。
人間ドラマとしては柴咲コウ演じるレスキュー隊員と草薙剛演じる潜水艇のパイロットのラブロマンスを中心に被災した少女や災害の中で彼等が関わる町の人々の交流、沈没の危機を訴える科学者と元妻であり日本を何とか救おうと考える政府高官、目先の事ばかりで日本の事を考えない汚い政治家の姿など、未曾有の極限状況の中での色んな立場の人々の姿をドラマティックに描いていたが、人々の感情表現やキャラクター性、話の展開などが何かオーソドックス過ぎるというかいかにも過ぎてあまり印象に残らないし、災害シーンのインパクトに比べると普通に流して見てしまった感じ。
それから豊川悦司演じる沈没の危機を訴える科学者がシリアスな演技をしたかと思ったらCMに入って同じ豊川悦司がいきなり「イチゴの気持ち♪」とコミカルなキャラクターになっていてシラけてしまったり、こういう部分でテレビ放送で映画を見るというのはマイナスな感じだし、やはり映画は劇場で見るのがベストなんだと改めて思ったりもした。

by lucifuge
| 2008-05-15 22:24
| 映画/邦画