2008年 05月 19日
奇妙なウワサ 怖い話/逃げてもムダよ |
「新☆都市伝説」の監修もやってるオカルト研究家の山口敏太郎監修による漫画「奇妙なウワサ 怖い話/逃げてもムダよ」を読んだ。
内容はたまたまとった電話で話して仲良くなった謎の女性がどんなに番号を変えても連絡をしてくる表題作「逃げてもムダよ」をはじめ、かって墓があった土地に家を建てた男にふりかかる恐怖を描く「首なし霊団」、近所で子供の行方不明事件が続く中、何か特殊なジュースを飲んでいつも若い肉体を保っている謎の老婆の存在を描く「成長する」、山で出会った気が狂ったオバサンの恐怖を描く「夫を解体しています」、タクシーの幽霊談として新たなパターンの「タクシー」、ブルース・リー親子の死をめぐる因縁を描いた「映画俳優・死のウワサ」、臓器移植をめぐる恐怖話「青木ヶ原の変死体」、子供の頃に出会った謎の小さな人々についてのエピソード「冷蔵庫に棲む人」、絶対覗いてはいけないといわれた塀の向こうを写メールで撮った時写っていたものとは・・・という「写メールに写るもの」、海での霊体験を描く「船幽霊」、遭難場所に遭遇した連中が飲んだジュースにまつわる怪奇話「つぶつぶオレンジ」の11編が収録されている。
漫画の絵的には私好みの作風のものはなく、これといって印象に残るものはなかったものの、話の中身的には結構面白いのがあったし、以前読んだ同じシリーズの「張りつき婆」よりかは面白かったと思う。
特に「写メールに写るもの」は何かはよくわからないものの不気味さが残る感じだし、「青木ヶ原の変死体」は「不思議ナックルズ」でもよく登場する臓器移植をめぐる殺人や人身売買の話とつながったり、「夫を解体しています」などは現実にありそうな狂気を含んだ怖さを持っているエピソードだった。
内容はたまたまとった電話で話して仲良くなった謎の女性がどんなに番号を変えても連絡をしてくる表題作「逃げてもムダよ」をはじめ、かって墓があった土地に家を建てた男にふりかかる恐怖を描く「首なし霊団」、近所で子供の行方不明事件が続く中、何か特殊なジュースを飲んでいつも若い肉体を保っている謎の老婆の存在を描く「成長する」、山で出会った気が狂ったオバサンの恐怖を描く「夫を解体しています」、タクシーの幽霊談として新たなパターンの「タクシー」、ブルース・リー親子の死をめぐる因縁を描いた「映画俳優・死のウワサ」、臓器移植をめぐる恐怖話「青木ヶ原の変死体」、子供の頃に出会った謎の小さな人々についてのエピソード「冷蔵庫に棲む人」、絶対覗いてはいけないといわれた塀の向こうを写メールで撮った時写っていたものとは・・・という「写メールに写るもの」、海での霊体験を描く「船幽霊」、遭難場所に遭遇した連中が飲んだジュースにまつわる怪奇話「つぶつぶオレンジ」の11編が収録されている。
漫画の絵的には私好みの作風のものはなく、これといって印象に残るものはなかったものの、話の中身的には結構面白いのがあったし、以前読んだ同じシリーズの「張りつき婆」よりかは面白かったと思う。
特に「写メールに写るもの」は何かはよくわからないものの不気味さが残る感じだし、「青木ヶ原の変死体」は「不思議ナックルズ」でもよく登場する臓器移植をめぐる殺人や人身売買の話とつながったり、「夫を解体しています」などは現実にありそうな狂気を含んだ怖さを持っているエピソードだった。
by lucifuge
| 2008-05-19 20:46
| 本/コンビニ本