2008年 05月 19日
不思議ナックルズ vol.14 |
先月末に発売になって入手してあったが全部目を通せてなかった「不思議ナックルズ vol.14」をようやく読んだ。
今回の収録内容は「尾崎豊の死の真相」や「「井の頭公園バラバラ事件」の新証言、エイズの背後にあるアメリカの陰謀説や有名心霊スポットである「小坪トンネル」における失踪事件の謎、日本テレビの番組「FBI超能力捜査官」のとんでもない裏側、戦後直後に九州で起こった母による「子喰い事件」と戦前における凶悪少年犯罪の現実、「日本銀行ダイヤモンド消失事件」に絡む「M資金」とよばれる巨額の金やとその背後にある闇と怪死事件の謎、大阪で起こった「一家五人餓死事件」と戦国時代に起こった一向一揆の関係性、高松塚古墳発掘関係者の連続怪死の裏側にある禁断の秘密や、明治天皇替え玉説など興味深い記事が盛り沢山である。
尾崎豊の死に関しては確かに不可解な点は多かったものの、「夫人による依頼殺人説」という衝撃の説を展開していて、一部の利害関係者にとっては尾崎の死によって莫大な金が動いたという動機など、驚きの記事だった。
またエイズはアメリカによって作られた生物兵器で日本をその実験場として使ってるという説とか、「M資金」に関する話はアメリカと日本の関係における闇の部分を暴き出していたりで恐ろしいし、そういう国家のタブーに関する話では先日紹介した「不思議ナックルズ vol.11」での「東武皇帝」の記事にもつながる「明治天皇替え玉説」はかなりタブーに踏み込んだ内容で凄い!
「フルベッキ写真」とよばれる1枚の写真を手がかりに忍者集団「長州黒手組」に監視されていたという南朝の後裔、大室家の大室寅之祐が明治天皇と入れ替わったという説だが、まず明治天皇が父の孝明天皇ともども「南朝正統論」を推す尊皇攘夷派に暗殺されたというのが驚きだし、もしそれが事実だとすると現在の皇室の根幹も揺るぎかねないとんでもない事であるが、幕末の混乱期に時代が一変した中でこういう事があってもおかしくはない気がする。
現実における怪奇な記事としては東京都内にあるという意味不明な貼り紙がいっぱいな「灰色の三角の家」の不可解さや自殺や夜逃げなどのあった場所の後片付けを仕事にしている「片付け屋」が見た狂気の惨状、日本で死刑が行なわれ始めた時期にあったという処刑台から生還したという囚人の話とか知られざる社会の一面を見るようで不気味だったし、心霊系の記事では鉄道における怪異話や神奈川県某所の高校における怪異、病院での怪奇体験「拳骨様」などこれらの話も不可思議ながらゾッとする内容だった。
それからオカルト雑誌「ムー」の5代目編集長へのインタビューとかフリーメイソンにレポートする漫画、「ふとる薬」とか昭和時代に売られていた変な商品に関する記事など、奇妙ながらちょっと笑えるのもあったりで楽しい☆
今回もかなりな濃厚さを持った内容だったが次号ではどんな「不思議」を読ませてくれるのか今から楽しみである。
今回の七戸優さんの表紙絵は椅子に座った本を読む少女とウサギというモチーフでvol.11と同じくあまりホラー色は出してないものの、七戸さんの作品によく登場する「ウサギ」が描かれていたりで(ウサギの目がちょっと怖いけど・・・)メルヘンチックな要素とミステリーな要素がうまく合わさった雰囲気でシンプルだけど不思議な魅力のある作品である。
今回の収録内容は「尾崎豊の死の真相」や「「井の頭公園バラバラ事件」の新証言、エイズの背後にあるアメリカの陰謀説や有名心霊スポットである「小坪トンネル」における失踪事件の謎、日本テレビの番組「FBI超能力捜査官」のとんでもない裏側、戦後直後に九州で起こった母による「子喰い事件」と戦前における凶悪少年犯罪の現実、「日本銀行ダイヤモンド消失事件」に絡む「M資金」とよばれる巨額の金やとその背後にある闇と怪死事件の謎、大阪で起こった「一家五人餓死事件」と戦国時代に起こった一向一揆の関係性、高松塚古墳発掘関係者の連続怪死の裏側にある禁断の秘密や、明治天皇替え玉説など興味深い記事が盛り沢山である。
尾崎豊の死に関しては確かに不可解な点は多かったものの、「夫人による依頼殺人説」という衝撃の説を展開していて、一部の利害関係者にとっては尾崎の死によって莫大な金が動いたという動機など、驚きの記事だった。
またエイズはアメリカによって作られた生物兵器で日本をその実験場として使ってるという説とか、「M資金」に関する話はアメリカと日本の関係における闇の部分を暴き出していたりで恐ろしいし、そういう国家のタブーに関する話では先日紹介した「不思議ナックルズ vol.11」での「東武皇帝」の記事にもつながる「明治天皇替え玉説」はかなりタブーに踏み込んだ内容で凄い!
「フルベッキ写真」とよばれる1枚の写真を手がかりに忍者集団「長州黒手組」に監視されていたという南朝の後裔、大室家の大室寅之祐が明治天皇と入れ替わったという説だが、まず明治天皇が父の孝明天皇ともども「南朝正統論」を推す尊皇攘夷派に暗殺されたというのが驚きだし、もしそれが事実だとすると現在の皇室の根幹も揺るぎかねないとんでもない事であるが、幕末の混乱期に時代が一変した中でこういう事があってもおかしくはない気がする。
現実における怪奇な記事としては東京都内にあるという意味不明な貼り紙がいっぱいな「灰色の三角の家」の不可解さや自殺や夜逃げなどのあった場所の後片付けを仕事にしている「片付け屋」が見た狂気の惨状、日本で死刑が行なわれ始めた時期にあったという処刑台から生還したという囚人の話とか知られざる社会の一面を見るようで不気味だったし、心霊系の記事では鉄道における怪異話や神奈川県某所の高校における怪異、病院での怪奇体験「拳骨様」などこれらの話も不可思議ながらゾッとする内容だった。
それからオカルト雑誌「ムー」の5代目編集長へのインタビューとかフリーメイソンにレポートする漫画、「ふとる薬」とか昭和時代に売られていた変な商品に関する記事など、奇妙ながらちょっと笑えるのもあったりで楽しい☆
今回もかなりな濃厚さを持った内容だったが次号ではどんな「不思議」を読ませてくれるのか今から楽しみである。
今回の七戸優さんの表紙絵は椅子に座った本を読む少女とウサギというモチーフでvol.11と同じくあまりホラー色は出してないものの、七戸さんの作品によく登場する「ウサギ」が描かれていたりで(ウサギの目がちょっと怖いけど・・・)メルヘンチックな要素とミステリーな要素がうまく合わさった雰囲気でシンプルだけど不思議な魅力のある作品である。
by lucifuge
| 2008-05-19 22:40
| 本/雑誌・増刊