2008年 05月 24日
超常事件簿 大槻ケンヂvs大槻義彦 |
前に古本で入手した「超常事件簿 大槻ケンヂvs大槻義彦」を読んだ。
この本は超常現象に対し懐疑的でもあり「あったらいいな」という立場で、そういう現象を信じる人々に対して興味をそそられ「とにかく面白ければいい」という大槻ケンヂと超常現象否定派として有名な大槻義彦教授が「対談」というスタイルを中心にした構成で様々なテーマの超常現象をとりあげたというものである。
13年前に発行された本なので時期的に阪神大震災と予言の関係とか超能力者の話、それに対する科学的な検証、大槻教授が得意とする「プラズマ」の研究と火の玉の話とか、この本のメインテーマのひとつである「UFOと宇宙人」の話、ポルターガイストのような霊現象や風水や占いなどの話、オカルト本でよく登場するフリーメイソンの話にいたるまで、検証記事に併せて対談する二人の立場なりの考えで載っているのが他のオカルト系の本とは違う面白さがある所。
またカプラン博士という人が研究している「実在するヴァンパイア」の記事は興味深かったし、人間だけど太陽光に敏感で身体的に血を必要とし、寿命が普通の人間より少し長いようなヴァンパイアの特徴に近い人々が存在するという話は興味深かった。
他には宇宙人の色んな種族に関する話とか金星人に会ったという女性のインタビューも怪しいながら面白かったし、大槻教授が実は昔はオカルト大好き少年だったという話とか、本来はオカルトのように謎深いものに対して科学者は「何故だろう?」という疑問を持って探っていったり、「自然に対する驚きとかこだわりとかを持たないような科学者はダメだ」と言っていて、これまでテレビで見ていたような大槻教授のガチガチな「科学万能主義」みたいなイメージとは違う「なるほど!」と思える部分を初めて知った気がした。
それにしても大槻教授が監修して自身もキャラクターとして話の中に登場する「ドラえもんの科学学習漫画」で「ドラえもん、どこでもドア出して」と言う、まさに超常現象な「どこでもドア」をドラえもんに頼むというシーンを大槻ケンヂにつっこまれたりしてるのが何か笑える!
他には1960年代に始まったというオカルト雑誌の歴史なんかも載っていて時代の変遷と記事の内容の方向性に対する分析とか、今はもう存在しない雑誌についてなど読んだ事があった雑誌も含め紹介されてたりで懐かしさも感じたり記事として面白かったと思う。
こういう対談形式でオカルトを語るというパターンは楽しめたし、今度こういう企画があるなら是非大槻教授にテレビで好敵手のようになっている「たま出版」の韮澤編集長と対談バトルで本を作ってほしい☆
あんまり関係ないが最近テレビで見たイジリ-岡田がやっていた大槻教授のモノマネは絶品だった(笑)
この本は超常現象に対し懐疑的でもあり「あったらいいな」という立場で、そういう現象を信じる人々に対して興味をそそられ「とにかく面白ければいい」という大槻ケンヂと超常現象否定派として有名な大槻義彦教授が「対談」というスタイルを中心にした構成で様々なテーマの超常現象をとりあげたというものである。
13年前に発行された本なので時期的に阪神大震災と予言の関係とか超能力者の話、それに対する科学的な検証、大槻教授が得意とする「プラズマ」の研究と火の玉の話とか、この本のメインテーマのひとつである「UFOと宇宙人」の話、ポルターガイストのような霊現象や風水や占いなどの話、オカルト本でよく登場するフリーメイソンの話にいたるまで、検証記事に併せて対談する二人の立場なりの考えで載っているのが他のオカルト系の本とは違う面白さがある所。
またカプラン博士という人が研究している「実在するヴァンパイア」の記事は興味深かったし、人間だけど太陽光に敏感で身体的に血を必要とし、寿命が普通の人間より少し長いようなヴァンパイアの特徴に近い人々が存在するという話は興味深かった。
他には宇宙人の色んな種族に関する話とか金星人に会ったという女性のインタビューも怪しいながら面白かったし、大槻教授が実は昔はオカルト大好き少年だったという話とか、本来はオカルトのように謎深いものに対して科学者は「何故だろう?」という疑問を持って探っていったり、「自然に対する驚きとかこだわりとかを持たないような科学者はダメだ」と言っていて、これまでテレビで見ていたような大槻教授のガチガチな「科学万能主義」みたいなイメージとは違う「なるほど!」と思える部分を初めて知った気がした。
それにしても大槻教授が監修して自身もキャラクターとして話の中に登場する「ドラえもんの科学学習漫画」で「ドラえもん、どこでもドア出して」と言う、まさに超常現象な「どこでもドア」をドラえもんに頼むというシーンを大槻ケンヂにつっこまれたりしてるのが何か笑える!
他には1960年代に始まったというオカルト雑誌の歴史なんかも載っていて時代の変遷と記事の内容の方向性に対する分析とか、今はもう存在しない雑誌についてなど読んだ事があった雑誌も含め紹介されてたりで懐かしさも感じたり記事として面白かったと思う。
こういう対談形式でオカルトを語るというパターンは楽しめたし、今度こういう企画があるなら是非大槻教授にテレビで好敵手のようになっている「たま出版」の韮澤編集長と対談バトルで本を作ってほしい☆
あんまり関係ないが最近テレビで見たイジリ-岡田がやっていた大槻教授のモノマネは絶品だった(笑)
by lucifuge
| 2008-05-24 22:11
| 本/文学・小説