2008年 05月 27日
あなたの知らない現代恐怖夏世界 |
古本で入手したコアマガジン社「劇画マッドマックス」特別編集の「あなたの知らない現代恐怖夏世界」を読んだ。
内容的には現実の怪事件や都市伝説をネタに漫画や記事が載っているという感じで、同じ出版社の「新☆伝説」というシリーズと似たりよったりな印象だが、収録作品のテーマ的には「不思議」というより「怪奇」や「恐怖」というカテゴリーの話が多かったと思う。
その内容であるが、20年前の佐賀県に実在した水曜日ばかりに殺人をする「水曜日の絞殺魔」、刑務所内で起こった怨霊話、徳島のある小学校で教頭先生ばかりが死ぬという話、呪われたプロレス団体の話、病院の恐怖話、バリ島の魔術師、悪魔の秘密クラブ「阿呆船」の謎、中国に伝わる娼婦の怪奇話「眼球天罰」と「らんちゅう」、都市伝説では御馴染みの「ダルマ女」話や暴走族狩りをするネオナチ少年集団など異様なエピソードが様々に紹介されている。
内容全体としてはそんなにインパクトのある記事はなかったものの、「水曜日の絞殺魔」の真相オチが古墳時代に朝廷に反乱して殺されたと言う豪族の呪いとか人間ではない存在が関わったという真相だったのがちょっと意外な展開で楽しめた。
また心霊話ではないものの現実に病院で起こったという様々な異様な話は駕籠真太郎が描いた漫画の絵が結構好みな感じの不気味さで気に入ったし、花輪和一が描いたふと見た下水管にいたという奇妙な生物の目撃話なんかは詩的な情景も感じさせたりで面白い。
それにしてもラストのエピソードに載っていた兵庫県に実在するという危険なネオナチ少年の話は本当だとしたらとんでもなく異常な話でリアルに恐ろしい・・・・
まあこれまで読んだ同じ系列の本に比べれば内容は浅い感じだが、いくつか気に入ったエピソードもあったし、それなりにまあまあ楽しめる1冊だったと思う。

内容的には現実の怪事件や都市伝説をネタに漫画や記事が載っているという感じで、同じ出版社の「新☆伝説」というシリーズと似たりよったりな印象だが、収録作品のテーマ的には「不思議」というより「怪奇」や「恐怖」というカテゴリーの話が多かったと思う。
その内容であるが、20年前の佐賀県に実在した水曜日ばかりに殺人をする「水曜日の絞殺魔」、刑務所内で起こった怨霊話、徳島のある小学校で教頭先生ばかりが死ぬという話、呪われたプロレス団体の話、病院の恐怖話、バリ島の魔術師、悪魔の秘密クラブ「阿呆船」の謎、中国に伝わる娼婦の怪奇話「眼球天罰」と「らんちゅう」、都市伝説では御馴染みの「ダルマ女」話や暴走族狩りをするネオナチ少年集団など異様なエピソードが様々に紹介されている。
内容全体としてはそんなにインパクトのある記事はなかったものの、「水曜日の絞殺魔」の真相オチが古墳時代に朝廷に反乱して殺されたと言う豪族の呪いとか人間ではない存在が関わったという真相だったのがちょっと意外な展開で楽しめた。
また心霊話ではないものの現実に病院で起こったという様々な異様な話は駕籠真太郎が描いた漫画の絵が結構好みな感じの不気味さで気に入ったし、花輪和一が描いたふと見た下水管にいたという奇妙な生物の目撃話なんかは詩的な情景も感じさせたりで面白い。
それにしてもラストのエピソードに載っていた兵庫県に実在するという危険なネオナチ少年の話は本当だとしたらとんでもなく異常な話でリアルに恐ろしい・・・・
まあこれまで読んだ同じ系列の本に比べれば内容は浅い感じだが、いくつか気に入ったエピソードもあったし、それなりにまあまあ楽しめる1冊だったと思う。

by lucifuge
| 2008-05-27 20:59
| 本/コンビニ本