2008年 05月 27日
新☆都市伝説~あなたの知らない不思議ファイル |
コアマガジン社「劇画マッドマックス」特別編集の「新☆都市伝説~あなたの知らない不思議ファイル」を読んだ。
これは以前にも読んだ「新☆都市伝説」シリーズの1冊であるが、今回の収録内容としてはZARDの坂井泉水と松岡元農相の「死の連鎖」の謎や先日読んだ「実録怪奇伝説」でも取り上げられていたジェイソン村など含む日本各地に存在するという「怪奇集落」の正体、八丈島の「七人坊主の呪い」、関西にいるらしい燃やされても事故に遭っても絶対死なないという不死身のホームレス「フレディ」の話、色んな人の死期が書かれた「逆さ絵馬」があるという京都の「死神神社」とよばれる場所、「美輪明宏」の不思議な半生、ジャッキー・チェンの都市伝説、蛭子能収の極悪伝説、デスメタルバンドの実態、稲川淳二の怖い話、観光地として捏造された鬼婆伝説の場所、都市伝説本で有名な芸人ハローバイバイの関暁夫の裏事情などかなり豊富に不思議な話を紹介している。
特に美輪明宏のエピソードでは文豪三島由紀夫の死の原因として「2.26事件」のリーダー的存在であり処刑された磯辺浅一の怨霊が彼に取り憑いていたという話や、その磯辺の怨霊が格闘家の前田日明に取り憑いていてTV番組で再会したという因縁などは驚きだったし、ジャッキーは実は双子とかとんでもない話も飛び出して、こういう特殊なショービジネス界にいる人間というのは一般人からするとあまり現実感のない存在でもあるからこういった突飛もない噂や超常的なものとして扱われてしまう事が多いのかも?
ショービズ界といえば世界の有名人の多くはすでに宇宙人の作ったアンドロイドと入れ替えられてしまっているという変な話とかジョン・レノンが宇宙人に遭遇した話など妙なエイリアンネタも載っていて笑える!
それにしても「デスメタルバンド」の話はバンドそれぞれの凶悪エピソードに関してはそれなりにちゃんと書いてあったものの、ブラックメタルもデスメタルも同じにしてるのがメタル好きとしては記者にもうちょっと勉強してほしい所。
漫画の絵としては今回「坂本竜馬」の心霊エピソードの担当としてホラーの鬼才、日野日出志が描いていたのがレアな感じだったが、日野氏独特なドロドロ画風は活かされてなかったのが少し残念。
ただ普段はいかにもホラーな絵柄である日野日出志が描いた「武田鉄矢」の似顔絵というのは何か微妙でちょっと面白かった(笑)
他に気になった記事としては「床の主(とこのす)」とよばれる人間の脳を食べて人の行動に異常をきたす影響をもつ未確認ウイルスが存在するという話は衝撃だったし、現実に起こったいくつかの意味不明な異常な事件はもしかしたらこういった未確認ウイルスによるものだったかもしれないという想像も広がる。
内容としては前の日記に書いた「あなたの知らない現代恐怖夏世界」よりエピソードも濃く満足な内容だったし、おバカな話もちょこちょこあったながらそこそこ楽しめる1冊だったと思う。

これは以前にも読んだ「新☆都市伝説」シリーズの1冊であるが、今回の収録内容としてはZARDの坂井泉水と松岡元農相の「死の連鎖」の謎や先日読んだ「実録怪奇伝説」でも取り上げられていたジェイソン村など含む日本各地に存在するという「怪奇集落」の正体、八丈島の「七人坊主の呪い」、関西にいるらしい燃やされても事故に遭っても絶対死なないという不死身のホームレス「フレディ」の話、色んな人の死期が書かれた「逆さ絵馬」があるという京都の「死神神社」とよばれる場所、「美輪明宏」の不思議な半生、ジャッキー・チェンの都市伝説、蛭子能収の極悪伝説、デスメタルバンドの実態、稲川淳二の怖い話、観光地として捏造された鬼婆伝説の場所、都市伝説本で有名な芸人ハローバイバイの関暁夫の裏事情などかなり豊富に不思議な話を紹介している。
特に美輪明宏のエピソードでは文豪三島由紀夫の死の原因として「2.26事件」のリーダー的存在であり処刑された磯辺浅一の怨霊が彼に取り憑いていたという話や、その磯辺の怨霊が格闘家の前田日明に取り憑いていてTV番組で再会したという因縁などは驚きだったし、ジャッキーは実は双子とかとんでもない話も飛び出して、こういう特殊なショービジネス界にいる人間というのは一般人からするとあまり現実感のない存在でもあるからこういった突飛もない噂や超常的なものとして扱われてしまう事が多いのかも?
ショービズ界といえば世界の有名人の多くはすでに宇宙人の作ったアンドロイドと入れ替えられてしまっているという変な話とかジョン・レノンが宇宙人に遭遇した話など妙なエイリアンネタも載っていて笑える!
それにしても「デスメタルバンド」の話はバンドそれぞれの凶悪エピソードに関してはそれなりにちゃんと書いてあったものの、ブラックメタルもデスメタルも同じにしてるのがメタル好きとしては記者にもうちょっと勉強してほしい所。
漫画の絵としては今回「坂本竜馬」の心霊エピソードの担当としてホラーの鬼才、日野日出志が描いていたのがレアな感じだったが、日野氏独特なドロドロ画風は活かされてなかったのが少し残念。
ただ普段はいかにもホラーな絵柄である日野日出志が描いた「武田鉄矢」の似顔絵というのは何か微妙でちょっと面白かった(笑)
他に気になった記事としては「床の主(とこのす)」とよばれる人間の脳を食べて人の行動に異常をきたす影響をもつ未確認ウイルスが存在するという話は衝撃だったし、現実に起こったいくつかの意味不明な異常な事件はもしかしたらこういった未確認ウイルスによるものだったかもしれないという想像も広がる。
内容としては前の日記に書いた「あなたの知らない現代恐怖夏世界」よりエピソードも濃く満足な内容だったし、おバカな話もちょこちょこあったながらそこそこ楽しめる1冊だったと思う。

by lucifuge
| 2008-05-27 22:07
| 本/コンビニ本