2008年 08月 11日
インクレディブル・ハルク |
1962年に誕生したアメリカン・コミック作品「超人ハルク」を映画化した「インクレディブル・ハルク」を観た。
ロス将軍のもとで人体への放射線抵抗を調べる研究をしていた科学者ブルースは実験中の事故により心拍数が上がると全身緑色で2.7mの巨体を持った怪力のモンスター=ハルクへと変貌する体質になってしまう・・・・・その後ブルースが逃亡し将軍はその体質を軍事利用しようとブルースを探す中、ブラジルに潜伏していたブルースはネットでは「ミスター・ブルー」とよばれる人物に協力をしてもらいながら自らの体質を元に戻すため研究を続けるも、再び将軍の追っ手に見つかり逃亡。
一方将軍配下の特殊部隊員ブロンスキーは変貌したブルースの力の魅力に圧倒され、自らも彼のようになりたいと人体実験に志願し、常人以上の力を手にするが、アメリカ国内に戻り、カルバー大学にいたブルースを再びロス将軍の部隊が襲撃した際ブロンスキーも戦うものの、ハルク化したブルースには全くかなわず瀕死の重傷を負う。
ブルースは恋人でロス将軍の娘であるベティの協力でミスター・ブルーとの面会を果たし治療を行なうが、そこにロス将軍の部隊が襲撃し遂に捕らわれてしまうが、ハルクの血清を使ったブルーの研究に目をつけたブロンスキーはブルーに対して自らのさらなる人体改造を希望し、彼はハルク以上の体格を持った怪物=アボミネーションへと異様な変貌を遂げ、その力に酔いしれた彼は街を破壊し始める・・・・そして街の危機に直面したブルースはある決意をするのだった・・・・と言う感じの内容。
まず主演が「ファイトクラブ」や「真実の行方」の演技派エドワード・ノートンというのが望まざる力を得てしまった悩める男ブルースのイメージにピッタリだし、彼の繊細そうなヴィジュアルイメージも変貌後の筋肉質なヴィジュアルとのギャップの面白さがあったりで良いと思う。
またリヴ・タイラー演じる恋人ベティへの複雑な心情とか、ハルクの体質を考えた微妙にコミカルな私生活、変身した後ズダボロになってどうする?とか「力」を得てしまった人間の姿を様々な角度から描いていたりで面白い。
一方、ティム・ロス演じる「力」に憧れる軍人ブロンスキーは凄腕の軍人という設定のわりには小柄でちょっと顔が老け過ぎな気がするが、これ系の悪役やらせるんだったら、ゲイリー・オールドマンとかの方が良かったかも?
アメコミ原作のファンタスティックなストーリーながらそういった人間の内面表現が色々なされているのも魅力だが、やはり何といっても見所は変貌したハルクが大暴れするシーンやクライマックスのアボミネーションとのダイナミックな激闘シーンや破壊シーンは凄かった!
こういうのは単純に言えば、まあ「怪獣映画」のテイストだし昔の東宝の「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」なんかを今の時代に最新技術でリメイクしたらこんな風になるかも?って思うようなわかりやすい映像なのだが、怪獣やモンスター好きにとってはこういうのはいつまでたっても楽しいものだし、そういう意味では懐かしさも感じさせる激闘シーンだったと思う。
またブラジルに行ったブルースが心拍数をコントロールするために教えを乞う男が格闘技家のヒクソン・グレイシーだったり、ラストには同じくアメコミの有名ヒーローで映画化され秋に公開予定である「アイアンマン」の主人公トニー・スタークが登場したり、今後の共演も期待させるような小ネタなどちょっとしたオマケも映画的遊びがあって好き☆
「アイアンマン」といえば本編上映前に予告が流れていたがこちらの映像もなかなかの出来で期待出来そうだし、予告で流れていた音楽もAC/DCの「Back in Black」や映画タイトルと同じブラックサバスの名曲「Iron Man」などが使われていてメタルファンにも音楽的に楽しめそうな感じ♪
それにしても怪物化したハルクを見ていて関西のお笑い芸人「今いくよ・くるよ」のくるよの方に何となく似てるな~とかちょっと思ってしまったが(笑)
ロス将軍のもとで人体への放射線抵抗を調べる研究をしていた科学者ブルースは実験中の事故により心拍数が上がると全身緑色で2.7mの巨体を持った怪力のモンスター=ハルクへと変貌する体質になってしまう・・・・・その後ブルースが逃亡し将軍はその体質を軍事利用しようとブルースを探す中、ブラジルに潜伏していたブルースはネットでは「ミスター・ブルー」とよばれる人物に協力をしてもらいながら自らの体質を元に戻すため研究を続けるも、再び将軍の追っ手に見つかり逃亡。
一方将軍配下の特殊部隊員ブロンスキーは変貌したブルースの力の魅力に圧倒され、自らも彼のようになりたいと人体実験に志願し、常人以上の力を手にするが、アメリカ国内に戻り、カルバー大学にいたブルースを再びロス将軍の部隊が襲撃した際ブロンスキーも戦うものの、ハルク化したブルースには全くかなわず瀕死の重傷を負う。
ブルースは恋人でロス将軍の娘であるベティの協力でミスター・ブルーとの面会を果たし治療を行なうが、そこにロス将軍の部隊が襲撃し遂に捕らわれてしまうが、ハルクの血清を使ったブルーの研究に目をつけたブロンスキーはブルーに対して自らのさらなる人体改造を希望し、彼はハルク以上の体格を持った怪物=アボミネーションへと異様な変貌を遂げ、その力に酔いしれた彼は街を破壊し始める・・・・そして街の危機に直面したブルースはある決意をするのだった・・・・と言う感じの内容。
まず主演が「ファイトクラブ」や「真実の行方」の演技派エドワード・ノートンというのが望まざる力を得てしまった悩める男ブルースのイメージにピッタリだし、彼の繊細そうなヴィジュアルイメージも変貌後の筋肉質なヴィジュアルとのギャップの面白さがあったりで良いと思う。
またリヴ・タイラー演じる恋人ベティへの複雑な心情とか、ハルクの体質を考えた微妙にコミカルな私生活、変身した後ズダボロになってどうする?とか「力」を得てしまった人間の姿を様々な角度から描いていたりで面白い。
一方、ティム・ロス演じる「力」に憧れる軍人ブロンスキーは凄腕の軍人という設定のわりには小柄でちょっと顔が老け過ぎな気がするが、これ系の悪役やらせるんだったら、ゲイリー・オールドマンとかの方が良かったかも?
アメコミ原作のファンタスティックなストーリーながらそういった人間の内面表現が色々なされているのも魅力だが、やはり何といっても見所は変貌したハルクが大暴れするシーンやクライマックスのアボミネーションとのダイナミックな激闘シーンや破壊シーンは凄かった!
こういうのは単純に言えば、まあ「怪獣映画」のテイストだし昔の東宝の「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」なんかを今の時代に最新技術でリメイクしたらこんな風になるかも?って思うようなわかりやすい映像なのだが、怪獣やモンスター好きにとってはこういうのはいつまでたっても楽しいものだし、そういう意味では懐かしさも感じさせる激闘シーンだったと思う。
またブラジルに行ったブルースが心拍数をコントロールするために教えを乞う男が格闘技家のヒクソン・グレイシーだったり、ラストには同じくアメコミの有名ヒーローで映画化され秋に公開予定である「アイアンマン」の主人公トニー・スタークが登場したり、今後の共演も期待させるような小ネタなどちょっとしたオマケも映画的遊びがあって好き☆
「アイアンマン」といえば本編上映前に予告が流れていたがこちらの映像もなかなかの出来で期待出来そうだし、予告で流れていた音楽もAC/DCの「Back in Black」や映画タイトルと同じブラックサバスの名曲「Iron Man」などが使われていてメタルファンにも音楽的に楽しめそうな感じ♪
それにしても怪物化したハルクを見ていて関西のお笑い芸人「今いくよ・くるよ」のくるよの方に何となく似てるな~とかちょっと思ってしまったが(笑)
by lucifuge
| 2008-08-11 22:18
| 映画/洋画