2008年 09月 01日
20世紀少年 第一章 |
「MASTERキートン」や「MONSTER」で知られる浦沢直樹の漫画を原作に「トリック」の堤幸彦監督が映画化した「20世紀少年」を観た。
1997年、失踪した姉の赤ん坊カンナの面倒をみながらイマイチ客足の悪いコンビニを経営するケンジは久しぶりの同窓会で「ともだち」とよばれる教祖による怪しいカルト教団の存在と不審な事件との関連を聞き、その事件の展開が実はケンジを含む仲間たちが小学校時代遊びで作った「よげんの書」と同じであり、教団のシンボルマークも彼等のグループが作ったものと同じだという事を知る・・・それからかって子供時代の仲間のひとりであり今は教師をしているドンキーこと木戸が死んだ事からケンジたちは事件を調べはじめ、「よげんの書」に書かれていたいたことが現実化していく中で教団の力は大きくなり、日本や世界に影響を出し始め、よげんを阻止しようと立ち上がったケンジ達は逆にテロリストの汚名を着せられる事になるが・・・・といった内容。
この映画は三部作の「第一章」という事なのでまだまだ登場人物紹介と世界観の説明といったプロローグ的要素が強いし謎も多く残るものの、かってロックスターを目指したものの諦めてコンビニ経営をやっているケンジ、タイ駐在中に行方不明になった後、裏社会で活動していたオッチョ、柔道の達人で税関職員のユキジ、気弱なセールスマンのヨシツネ、食いしん坊の文房具屋マルオ、ドイツに転勤経験のあるモンちゃん、蕎麦屋をやっているケロヨンなどそれぞれの登場人物の背景や過去、複雑に絡み合う関係性など多彩なキャラクターの面白さはさすが浦沢の漫画原作ならではだし、子供時代の幻想をそのまま現実化したようなある意味荒唐無稽でもありリアルでもあるような不思議な世界観と、現在と過去の関連の中で進むスリリングな展開に加え、「ともだち」の正体とか謎の多さも興味をそそるし、過去における子供時代のちょっと懐かしさも感じるようなノスタルジックでもあり、謎を解くキーワードでもある描写との関連など多くのミステリー要素は続く「第二章」に対しても一体どうなるのかと期待が膨らむ。
私は大学時代に友人に原作を借りて何冊かは読んでいたのだが、話の基本設定くらいは覚えていたものの、どういう展開だったかはすっかり忘れてしまっていたので新鮮に観れたし、上映時間が2時間半弱あるものの、退屈するわけでもなく観ていてそんなに長くも感じなかったので映画として結構良い出来だと思うし、主演から細かい脇役に至るまで結構色んな俳優が使われてる事や、漫画そのままなイメージな石橋蓮司とか逆にこの俳優がここで登場?というような意外性、漫画のコマ割を意識したような映像の作り方などメインストーリーとはまた別に楽しめる部分も多い映画であったようにも思う。
第二章は来年1月公開予定だがラストクレジット後に入っていた予告では新キャラも登場するようだし、カンナが重要なキャラとして動いてきそう気もしたりで今から楽しみである♪
1997年、失踪した姉の赤ん坊カンナの面倒をみながらイマイチ客足の悪いコンビニを経営するケンジは久しぶりの同窓会で「ともだち」とよばれる教祖による怪しいカルト教団の存在と不審な事件との関連を聞き、その事件の展開が実はケンジを含む仲間たちが小学校時代遊びで作った「よげんの書」と同じであり、教団のシンボルマークも彼等のグループが作ったものと同じだという事を知る・・・それからかって子供時代の仲間のひとりであり今は教師をしているドンキーこと木戸が死んだ事からケンジたちは事件を調べはじめ、「よげんの書」に書かれていたいたことが現実化していく中で教団の力は大きくなり、日本や世界に影響を出し始め、よげんを阻止しようと立ち上がったケンジ達は逆にテロリストの汚名を着せられる事になるが・・・・といった内容。
この映画は三部作の「第一章」という事なのでまだまだ登場人物紹介と世界観の説明といったプロローグ的要素が強いし謎も多く残るものの、かってロックスターを目指したものの諦めてコンビニ経営をやっているケンジ、タイ駐在中に行方不明になった後、裏社会で活動していたオッチョ、柔道の達人で税関職員のユキジ、気弱なセールスマンのヨシツネ、食いしん坊の文房具屋マルオ、ドイツに転勤経験のあるモンちゃん、蕎麦屋をやっているケロヨンなどそれぞれの登場人物の背景や過去、複雑に絡み合う関係性など多彩なキャラクターの面白さはさすが浦沢の漫画原作ならではだし、子供時代の幻想をそのまま現実化したようなある意味荒唐無稽でもありリアルでもあるような不思議な世界観と、現在と過去の関連の中で進むスリリングな展開に加え、「ともだち」の正体とか謎の多さも興味をそそるし、過去における子供時代のちょっと懐かしさも感じるようなノスタルジックでもあり、謎を解くキーワードでもある描写との関連など多くのミステリー要素は続く「第二章」に対しても一体どうなるのかと期待が膨らむ。
私は大学時代に友人に原作を借りて何冊かは読んでいたのだが、話の基本設定くらいは覚えていたものの、どういう展開だったかはすっかり忘れてしまっていたので新鮮に観れたし、上映時間が2時間半弱あるものの、退屈するわけでもなく観ていてそんなに長くも感じなかったので映画として結構良い出来だと思うし、主演から細かい脇役に至るまで結構色んな俳優が使われてる事や、漫画そのままなイメージな石橋蓮司とか逆にこの俳優がここで登場?というような意外性、漫画のコマ割を意識したような映像の作り方などメインストーリーとはまた別に楽しめる部分も多い映画であったようにも思う。
第二章は来年1月公開予定だがラストクレジット後に入っていた予告では新キャラも登場するようだし、カンナが重要なキャラとして動いてきそう気もしたりで今から楽しみである♪
by lucifuge
| 2008-09-01 21:48
| 映画/邦画