2008年 09月 04日
TV芸能メディア都市伝説~新年号を大予言! |
ブックオフの100円コーナーで入手したコアマガジン社発行の「TV芸能メディア都市伝説~新年号を大予言!」を読んだ。
この本はタイトル通り主に芸能関係の都市伝説を集めたものであるが、とりあえず表紙からして宝石を見せびらかす細木数子というゲスな強烈さでインパクト大である(笑)
内容としては「沢尻・亀田・朝青龍 3大ヒールの謎」、「細木数子は次の年号を知っている」、「バカドルに環境保全を訴えた宇宙人」、「アイドルの都市伝説」、「お笑い芸人 泣ける都市伝説」、「お蔵入りの都市伝説」、「人気映画に潜む悪魔の暗号」、「就職してはいけないブラック企業伝説」、「インターネットの都市伝説」、「環境問題の嘘」など芸能メインながらおどろおどろしい話から失笑するような変な説まで色々載っていて楽しめるし、「ジャニー喜多川セクハラ裁判」や「高島彩流出写真」など前回読んだ「都市伝説タイフーン」みたいなゴシップ的エロネタも多少含まれるがあの本ほどメインに扱ってないので都市伝説本としてはまだバランスがとれている感じ。
気になった記事としては爆笑問題田中の片方のタマは実は借金のカタにある闇の組織に献上されたとか、志村けんのギャグ「だいじょうぶだぁ~」がある大物宗教団体の儀式に似ていて怒りを買い一時封印させられていたとか、綾小路きみまろとDJオズマが実は親子だとか日テレ版ドラマ「西遊記」にまつわる「呪い」伝説とか真偽は別として話としては結構面白い。
また「ケータイ小説は女子高生をアホにする陰謀」では同じような要素や展開ばかりのストーリーが多いケータイ小説やわかりやす過ぎるくらいの稚拙な表現の羅列など文学としては単純過ぎるつくりは読解力が落ちた現在の十代に合わせられているという話の他、実際映画などを見ていてもじっと2時間集中できなかったり、回想シーンが理解出来ない若者がいるらしく実は「ケータイ小説ブーム」は某国が日本の知的水準を落とすために仕掛けた陰謀なんていう説が展開されていたが、こういう現状を知るとそんな事も考えたくなるかもとも思ってしまう。
それというのもこの本で紹介されていたケータイ小説「恋空」の「後編」の冒頭の文が「後編を読む方へ まず初めに前編を読んでいただけたら嬉しいです」って・・・・わざわざこんな注意書きがいる本の読者って一体????
それから去年秋にベルギーで起こった自らをKiraと名乗った殺人鬼についての話では漫画「デスノート」に登場するキラや「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する殺人者吉良吉影、「ガンダムSEED」の主人公キラ・ヤマトとか、その殺人鬼がモデルにしたと思われるキャラクターの正体についての様々な推測がなされていたが、この本としては「ハンター×ハンター」に登場するキルア・ゾルディックではないかという説が独創的で面白かった。
ただ「ガンダムSEED」の話のところで小さく紹介されていたガンダム関係の話の中にガンダムのプラモデル工場を訪れた一家揃ってガンダムの大ファンであるという「オレ流」こと落合博満監督と信子夫人、息子の福嗣くんの様子がレポートされていたのだが、福嗣くんが「今日の母ちゃんはガンダムのあるキャラクターをイメージしています。それは誰でしょう?」と記者たちに突然出題したものの、誰もわからない・・・・ホビー誌の記者が頭の飾りからもしかして「ラクス・クライン?」と回答すると福嗣くんは「正解!」って・・・・そんなのわかるか!っていうかあのゴツイおばさんにラクスのコスプレはちょっとどうかと思うが・・・ほとんどホラー映画になってる気がするし、どっちかというと殺人鬼キラよりこっちの記事の方がインパクトがあった(笑)
「ネットの都市伝説」としては「オオ●コウ●ヘイ」という謎のサイトや「大司令症候群」というキーワードについての話は気になったし、「お笑い芸人の泣ける都市伝説」はハッキリ言って都市伝説でも何でもない「ちょっとイイ感動話」であるが、お笑い好きとしてはこれはこれで意外な芸人の一面が知れたりして面白かった。
他には沢尻エリカが岡田有希子の生まれ変わり説とか、亀田親子のパフォーマンスは漫画「侍ジャイアンツ」をなぞっただけという説、朝青龍とフビライ・ハーンの奇妙な人生の共通点など個性的な説も楽しめたり、今回は都市伝説本としてわりと満足のいく内容だったと思う。
この本はタイトル通り主に芸能関係の都市伝説を集めたものであるが、とりあえず表紙からして宝石を見せびらかす細木数子というゲスな強烈さでインパクト大である(笑)
内容としては「沢尻・亀田・朝青龍 3大ヒールの謎」、「細木数子は次の年号を知っている」、「バカドルに環境保全を訴えた宇宙人」、「アイドルの都市伝説」、「お笑い芸人 泣ける都市伝説」、「お蔵入りの都市伝説」、「人気映画に潜む悪魔の暗号」、「就職してはいけないブラック企業伝説」、「インターネットの都市伝説」、「環境問題の嘘」など芸能メインながらおどろおどろしい話から失笑するような変な説まで色々載っていて楽しめるし、「ジャニー喜多川セクハラ裁判」や「高島彩流出写真」など前回読んだ「都市伝説タイフーン」みたいなゴシップ的エロネタも多少含まれるがあの本ほどメインに扱ってないので都市伝説本としてはまだバランスがとれている感じ。
気になった記事としては爆笑問題田中の片方のタマは実は借金のカタにある闇の組織に献上されたとか、志村けんのギャグ「だいじょうぶだぁ~」がある大物宗教団体の儀式に似ていて怒りを買い一時封印させられていたとか、綾小路きみまろとDJオズマが実は親子だとか日テレ版ドラマ「西遊記」にまつわる「呪い」伝説とか真偽は別として話としては結構面白い。
また「ケータイ小説は女子高生をアホにする陰謀」では同じような要素や展開ばかりのストーリーが多いケータイ小説やわかりやす過ぎるくらいの稚拙な表現の羅列など文学としては単純過ぎるつくりは読解力が落ちた現在の十代に合わせられているという話の他、実際映画などを見ていてもじっと2時間集中できなかったり、回想シーンが理解出来ない若者がいるらしく実は「ケータイ小説ブーム」は某国が日本の知的水準を落とすために仕掛けた陰謀なんていう説が展開されていたが、こういう現状を知るとそんな事も考えたくなるかもとも思ってしまう。
それというのもこの本で紹介されていたケータイ小説「恋空」の「後編」の冒頭の文が「後編を読む方へ まず初めに前編を読んでいただけたら嬉しいです」って・・・・わざわざこんな注意書きがいる本の読者って一体????
それから去年秋にベルギーで起こった自らをKiraと名乗った殺人鬼についての話では漫画「デスノート」に登場するキラや「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する殺人者吉良吉影、「ガンダムSEED」の主人公キラ・ヤマトとか、その殺人鬼がモデルにしたと思われるキャラクターの正体についての様々な推測がなされていたが、この本としては「ハンター×ハンター」に登場するキルア・ゾルディックではないかという説が独創的で面白かった。
ただ「ガンダムSEED」の話のところで小さく紹介されていたガンダム関係の話の中にガンダムのプラモデル工場を訪れた一家揃ってガンダムの大ファンであるという「オレ流」こと落合博満監督と信子夫人、息子の福嗣くんの様子がレポートされていたのだが、福嗣くんが「今日の母ちゃんはガンダムのあるキャラクターをイメージしています。それは誰でしょう?」と記者たちに突然出題したものの、誰もわからない・・・・ホビー誌の記者が頭の飾りからもしかして「ラクス・クライン?」と回答すると福嗣くんは「正解!」って・・・・そんなのわかるか!っていうかあのゴツイおばさんにラクスのコスプレはちょっとどうかと思うが・・・ほとんどホラー映画になってる気がするし、どっちかというと殺人鬼キラよりこっちの記事の方がインパクトがあった(笑)
「ネットの都市伝説」としては「オオ●コウ●ヘイ」という謎のサイトや「大司令症候群」というキーワードについての話は気になったし、「お笑い芸人の泣ける都市伝説」はハッキリ言って都市伝説でも何でもない「ちょっとイイ感動話」であるが、お笑い好きとしてはこれはこれで意外な芸人の一面が知れたりして面白かった。
他には沢尻エリカが岡田有希子の生まれ変わり説とか、亀田親子のパフォーマンスは漫画「侍ジャイアンツ」をなぞっただけという説、朝青龍とフビライ・ハーンの奇妙な人生の共通点など個性的な説も楽しめたり、今回は都市伝説本としてわりと満足のいく内容だったと思う。
by lucifuge
| 2008-09-04 21:44
| 本/コンビニ本