2008年 09月 16日
ハンコック |
ウィル・スミス主演の映画「ハンコック」を観た
ハンコックは実はこの世にただひとりの超人でスーパーヒーローであるのだが、彼の様々な事件に対する解決方法の乱暴さやそれによって起こされる多大な損害、それに彼自身酒ばかり飲んでいて「正義の味方」である事に対するやる気のなさなどが市民の反感を買い人気も最悪という状況だった・・・・しかしある日踏み切りに車ごと閉じ込められたレイという男をハンコックが助けたのをきっかけに、企業や人物のイメージを演出するPRの仕事をしているというレイはハンコックへの恩返しにこれまでの悪いハンコックのイメージを良い方向に変えようと行動を開始するが・・・・といったストーリー。
まず通常のスーパーヒーロー系映画と違って、主人公が飲んだくれでやる気なしのいい加減な男という設定が変わっていて面白いし、いかにしてハンコックを本来のヒーローのイメージの変えていくかというプロセスも楽しめるが、途中からある登場人物の意外な正体が明らかになるところから「えっ?」という展開になり、何か妙な方向に映画が展開してしまうという印象も受ける。
まあそれなりに特撮シーンやアクションシーンは迫力いっぱいに撮られているし、映像的な魅力はあるのだが、こういうヒーローものの映画ではやっぱりヒーローと対極にある強敵が登場しないと盛り上がらないし、意外なキャラクターは登場するものの敵というわけでもなく、以前見たヒーローものとラブコメを組み合わせたような「Gガール」に近いような感じもしたりで、やる気のないヒーローというアイデア的には悪くはないながら、最近観た「インクレティブル・ハルク」や「ダークナイト」に比べると、本格的なヒーロー映画としてはちょっと物足りないとも思う。
ハンコックは実はこの世にただひとりの超人でスーパーヒーローであるのだが、彼の様々な事件に対する解決方法の乱暴さやそれによって起こされる多大な損害、それに彼自身酒ばかり飲んでいて「正義の味方」である事に対するやる気のなさなどが市民の反感を買い人気も最悪という状況だった・・・・しかしある日踏み切りに車ごと閉じ込められたレイという男をハンコックが助けたのをきっかけに、企業や人物のイメージを演出するPRの仕事をしているというレイはハンコックへの恩返しにこれまでの悪いハンコックのイメージを良い方向に変えようと行動を開始するが・・・・といったストーリー。
まず通常のスーパーヒーロー系映画と違って、主人公が飲んだくれでやる気なしのいい加減な男という設定が変わっていて面白いし、いかにしてハンコックを本来のヒーローのイメージの変えていくかというプロセスも楽しめるが、途中からある登場人物の意外な正体が明らかになるところから「えっ?」という展開になり、何か妙な方向に映画が展開してしまうという印象も受ける。
まあそれなりに特撮シーンやアクションシーンは迫力いっぱいに撮られているし、映像的な魅力はあるのだが、こういうヒーローものの映画ではやっぱりヒーローと対極にある強敵が登場しないと盛り上がらないし、意外なキャラクターは登場するものの敵というわけでもなく、以前見たヒーローものとラブコメを組み合わせたような「Gガール」に近いような感じもしたりで、やる気のないヒーローというアイデア的には悪くはないながら、最近観た「インクレティブル・ハルク」や「ダークナイト」に比べると、本格的なヒーロー映画としてはちょっと物足りないとも思う。

by lucifuge
| 2008-09-16 23:56
| 映画/洋画