CARCASS チケット入手☆

毎週金曜深夜にFM802で放送されているラジオ番組「ROCK　ON!」で10月21日に大阪BIGCATで行なわれる「CARCASS」のライブ先行予約をやっていたのですぐに電話、1度目の電話はつながらなかったが、2度目ですんなりつながって無事予約出来、今日の昼に引き換えておいた。
整理番号は122番とまあまあ良い方だと思うが、まあスタンディングなので中に入ったら最前は無理でもある程度前には行けそうな感じ。
CARCASSというバンドは80年代後半から90年代にかけて活躍したへヴィメタルバンドであるが、大体自らのバンド名にCARCASS（カーカス=死骸）なんてつけるところからして奇怪なセンスが面白い。



メタルといっても「腐乱屍臭」など初期の作品では死体をコラージュするという欧米では発禁となった異常なアートワークとか、サウンド的にも当時スラッシュメタルを超えて極限的に激しいといわれていた「デスメタル」のさらに過激な｢グラインドコア」とよばれる音楽性に加え、インダストリアル風の実験的な音を感じさせたり、3rdアルバム「死体愛好癖」からは正統派的なメタルの音の要素を取り入れ過激ながらも聴きやすいデスメタルを展開したり、4thアルバム「ハートワーク」ではH.R.ギーガ－がアートワークを担当したり、激しいながら華麗でメロディックなサウンドにデス・ヴォイスの融合という彼等の新たなスタイルは後の「メロディック・デスメタル」のムーブメントに大きな影響を与えたりと、アルバムごとに革新的変化を起こしてきた凄いバンドで私にとってデスメタル系では特に印象深く、よくあるデスメタル系のバンドではアルバムを聴いた所激しいながらどれも同じような印象で退屈に聴こえる場合が多いのだが、このカーカスは曲それぞれが個性的だったり同じような印象に聴こえないし、アルバムとしてもとても完成度が高いものだったと思う。



しかし残念ながら5thアルバム「スワンソング｣を最後にバンドは解散してしまい、当時ライブも見れずじまいだったのだが今回期間限定で復活するということで「これは見ないと！」と「モトリークルー」や「スリップノット」など他にこの時期いくつか見たいバンドもあったながら、このライブの時期は個展前で忙しいし、金銭的にもどれも行ってられないのでひとつ選ぶとしたらモトリークルーやスリップノットは以前見た事もあるというのもあって、やはり今回限り復活というのと私自身大きな影響を受けたものを選ぶならカーカスしかないと思った。
ラジオ情報によるとカナダで彼等が行なったライブでは「ハートワーク｣中心のセットリストだったそうだが、日本ではどんなライブをやってくれるのか凄く楽しみ♪