2008年 10月 04日
衝撃!未知生物UMAとの遭遇 |
先日ブックオフで入手したミリオン出版発行の漫画「衝撃!未知生物UMAとの遭遇」を読んでみた。
放送禁止映像やUMAの研究家である天野ミチヒロ氏監修のこの本は氏が隊長をつとめるUMA調査隊「怪獣特捜U-MAT」の18年におよぶ研究成果を漫画としてわかりやすく紹介したものであるが、収録内容としては「ネッシー伝説の全貌」、「世界の獣人系UMAたち」、「ツチノコ騒動クロニクル」、「シーサーペント目撃ファイル」、「六甲山スカイフィッシュ伝説」、「「怪人UMAの正体」、「ホグジラ&イノゴン捕獲事件」、「日本水棲UMA遭遇レポート」、「モンキーマン騒動の真相」、「モケーレムベンベ捕獲秘録」、「タスマニアタイガー物語」の11編で構成されている。
一番気になった記事としては「シーサーペント目撃ファイル」であるが、16世紀にスペイン艦隊が倒したという大海蛇の話や1848年にポルトガルでアメリカの帆船が遭遇した30メートルもあったという竜の頭を持つ巨大なヘビ、1898年ベトナムのハロン湾で目撃された体長20メートルの龍、1917年にアイスランド沖で英国商船が遭遇した牛に似た頭を持つ体長18メートルの大海蛇など中世から近代に至る目撃情報に加え、1948年南大西洋を航行中だったイギリス護衛艦が遭遇した30メートルを超えるシーサーペントや1958年のブラジル・リオデジャネイロ湾では首の長い怪獣に武装警察隊が攻撃を加えたという事件、1962年のアメリカ・フロリダで突如現われたシーサーペントに少年たちが喰われたという事件など戦後ごく数十年前までこういう遭遇事件があるのは凄い事だし、海にはこういうまだまだ得体の知れない巨大な生物が蠢いているのかと思うと面白い。
シーサーペントの目撃例で最も大きなものが90メートルだったというのも驚きだし、シーサーペンとの正体についてもウナギやリュウグウノツカイ、絶滅した巨大ジュゴン=ステラーカイギュウや原始クジラ=ズークロドンなんて説など様々に考察しているのも面白かったし、未知のものに対する興味や想像力を色々刺激してくれる1編だった。
また「ホグジラ&イノゴン」の話では人間の作り上げた環境要因によって出現した規格外の巨大生物の存在にはじまり、世界の様々な異常な大きさの生物について紹介していたが、1976年にカリマンタンで仕留められた15メートルの巨大ワニ、コンゴにいるという4メートルの巨大スッポン=ンデンデキ、1980年にクィーンズランドの沖合いで目撃された27メートルのホオジロザメや1896年にフロリダの浜辺に打ち上げられたという30メートルの巨大タコなどまさに「怪獣」と呼ぶにふさわしい生物の存在は何だかワクワクするし、何と自分の地元である京都府内でも1970年に何故か全身毛がない1.8メートルの巨大イノシシ=イノゴンが捕らえられていたという事実も何だかUMAを身近に感じるようで嬉しかったものの、何とイノゴンを捕らえた猟師たちは早々に食べてしまったという話も何だか凄かったが・・・・・同じ近畿圏では1940年に奈良で2.7メートルの熊の遭遇事件もあったり、別に秘境や未開の地でなくともそういう巨大生物は存在しているし、何かの拍子にひょっこり現れてくるのかもしれない。
この項目に付属しているコラムではさらに1900年代半ばのブラジルで仕留められたというアナコンダが全長55メートルもあったという話とか1956年にカナダでイタリアの汽船が14メートルのオオウミガメに遭遇した話など、こういう話を読むと先日放送されていたある巨大生物番組での4メートルのサメとかワニとかでスタジオ出演者が「凄い!」と騒いでいたのを考えるとあまりにもショボイし、そのネタで「巨大生物」ってタイトル付けてほしくないな~とも思う。
他にはイエティや野人など獣人系のUMAやモスマンやゴートマンなど怪人系のUMAを系統化してわかりやすく紹介していたり、ツチノコについても1種類だけではなく、いくつかの未発見の生物の目撃が総称してツチノコとよばれているという分析、ちょっとトンデモ説っぽいスカイフィッシュ竜神説など興味深い話も色々載っているし、インドにおけるモンキーマン騒動などは国的に調査が行ないにくい状況ではまだまだ未知の存在が隠れている可能性は高いともいえるし、タスマニアタイガーの話は一旦絶滅されたとされる種がまだ生き残っているという自然の強さもありえると思うし、そういう存在に対する夢を思い描くのも楽しいと思う。
何故こういう未知生物の存在に惹かれるのかを考えてみれば、ああいう異様な姿や規格外の異常な大きなをした存在、世間では既にいないとされてしまっている存在などは動物図鑑や生物の授業で教わっただけでは知りえない面白さを感じるものだし、生物、生命というのはそんな教科書通りで説明がついてしまうような単純なものではなく、もっとミステリアスで不可思議なものというのが興味を沸きたてるし、それを最も象徴しているような存在がUMAだからなのかもしれないと思う。
放送禁止映像やUMAの研究家である天野ミチヒロ氏監修のこの本は氏が隊長をつとめるUMA調査隊「怪獣特捜U-MAT」の18年におよぶ研究成果を漫画としてわかりやすく紹介したものであるが、収録内容としては「ネッシー伝説の全貌」、「世界の獣人系UMAたち」、「ツチノコ騒動クロニクル」、「シーサーペント目撃ファイル」、「六甲山スカイフィッシュ伝説」、「「怪人UMAの正体」、「ホグジラ&イノゴン捕獲事件」、「日本水棲UMA遭遇レポート」、「モンキーマン騒動の真相」、「モケーレムベンベ捕獲秘録」、「タスマニアタイガー物語」の11編で構成されている。
一番気になった記事としては「シーサーペント目撃ファイル」であるが、16世紀にスペイン艦隊が倒したという大海蛇の話や1848年にポルトガルでアメリカの帆船が遭遇した30メートルもあったという竜の頭を持つ巨大なヘビ、1898年ベトナムのハロン湾で目撃された体長20メートルの龍、1917年にアイスランド沖で英国商船が遭遇した牛に似た頭を持つ体長18メートルの大海蛇など中世から近代に至る目撃情報に加え、1948年南大西洋を航行中だったイギリス護衛艦が遭遇した30メートルを超えるシーサーペントや1958年のブラジル・リオデジャネイロ湾では首の長い怪獣に武装警察隊が攻撃を加えたという事件、1962年のアメリカ・フロリダで突如現われたシーサーペントに少年たちが喰われたという事件など戦後ごく数十年前までこういう遭遇事件があるのは凄い事だし、海にはこういうまだまだ得体の知れない巨大な生物が蠢いているのかと思うと面白い。
シーサーペントの目撃例で最も大きなものが90メートルだったというのも驚きだし、シーサーペンとの正体についてもウナギやリュウグウノツカイ、絶滅した巨大ジュゴン=ステラーカイギュウや原始クジラ=ズークロドンなんて説など様々に考察しているのも面白かったし、未知のものに対する興味や想像力を色々刺激してくれる1編だった。
また「ホグジラ&イノゴン」の話では人間の作り上げた環境要因によって出現した規格外の巨大生物の存在にはじまり、世界の様々な異常な大きさの生物について紹介していたが、1976年にカリマンタンで仕留められた15メートルの巨大ワニ、コンゴにいるという4メートルの巨大スッポン=ンデンデキ、1980年にクィーンズランドの沖合いで目撃された27メートルのホオジロザメや1896年にフロリダの浜辺に打ち上げられたという30メートルの巨大タコなどまさに「怪獣」と呼ぶにふさわしい生物の存在は何だかワクワクするし、何と自分の地元である京都府内でも1970年に何故か全身毛がない1.8メートルの巨大イノシシ=イノゴンが捕らえられていたという事実も何だかUMAを身近に感じるようで嬉しかったものの、何とイノゴンを捕らえた猟師たちは早々に食べてしまったという話も何だか凄かったが・・・・・同じ近畿圏では1940年に奈良で2.7メートルの熊の遭遇事件もあったり、別に秘境や未開の地でなくともそういう巨大生物は存在しているし、何かの拍子にひょっこり現れてくるのかもしれない。
この項目に付属しているコラムではさらに1900年代半ばのブラジルで仕留められたというアナコンダが全長55メートルもあったという話とか1956年にカナダでイタリアの汽船が14メートルのオオウミガメに遭遇した話など、こういう話を読むと先日放送されていたある巨大生物番組での4メートルのサメとかワニとかでスタジオ出演者が「凄い!」と騒いでいたのを考えるとあまりにもショボイし、そのネタで「巨大生物」ってタイトル付けてほしくないな~とも思う。
他にはイエティや野人など獣人系のUMAやモスマンやゴートマンなど怪人系のUMAを系統化してわかりやすく紹介していたり、ツチノコについても1種類だけではなく、いくつかの未発見の生物の目撃が総称してツチノコとよばれているという分析、ちょっとトンデモ説っぽいスカイフィッシュ竜神説など興味深い話も色々載っているし、インドにおけるモンキーマン騒動などは国的に調査が行ないにくい状況ではまだまだ未知の存在が隠れている可能性は高いともいえるし、タスマニアタイガーの話は一旦絶滅されたとされる種がまだ生き残っているという自然の強さもありえると思うし、そういう存在に対する夢を思い描くのも楽しいと思う。
何故こういう未知生物の存在に惹かれるのかを考えてみれば、ああいう異様な姿や規格外の異常な大きなをした存在、世間では既にいないとされてしまっている存在などは動物図鑑や生物の授業で教わっただけでは知りえない面白さを感じるものだし、生物、生命というのはそんな教科書通りで説明がついてしまうような単純なものではなく、もっとミステリアスで不可思議なものというのが興味を沸きたてるし、それを最も象徴しているような存在がUMAだからなのかもしれないと思う。
by lucifuge
| 2008-10-04 22:28
| 本/コンビニ本