2008年 10月 06日
放送禁止6 デスリミット |
何らかの理由で放送できなくなった番組のVTRを再編集した番組という設定のフェイク・ドキュメンタリー風サスペンスドラマシリーズ「放送禁止」の第6弾「放送禁止6 デスリミット」がようやく関西でも先週放送になり(既に関東では大分前に放送になってたし、こっちでもいつのまにか放送されてしまって見逃したと思ってたのだが・・・というかもうレンタル店ではDVDがリリースされてるが)録画してあったので見てみた。
今回はあるジャーナリストの元に届いた夫からのDVに悩む女性の手紙をきっかけに、女性の相談に乗り、解決を図っていく様子を番組として作ろうとするジャーナリストとDVの悲惨な現状を告発するといった感じで話が展開していくのだが、かっていじめを題材にしたドキュメンタリー番組を作ったというジャーナリストとそのいじめ事件の悲惨な結末、そして夫からの暴力に追いつめられた女性がつい依頼してしまった闇サイトの復讐請負という様々な要素が交じり合っていき、ついにはそこに隠された意外な真相が・・・という内容。
DVやいじめ、闇サイト、マスコミのヤラセ演出など現代社会における様々な社会的問題をうまく要素として取り入れているし、ある意味そういう身近ともいえる問題を題材にしている部分やドキュメンタリー風の演出はリアルにサスペンス感を盛り上げ、見ていてなかなか面白かった☆
事件の背景的にはジャーナリストの過去のいじめ取材や事件の過程などを知るうち何となく読めていたが、この話の結末については「そうくるか!」って感じだったし、サブタイトルが示す「デスリミット」の意味とか一体それは誰にとっての「デスリミット」なのかという事など練られたシナリオや各場面のリアルな作り込み、映像や台詞の中に隠された真相につながる数々のヒントなども含めて良かったと思う。
それにしてもDVを行なう男って、この話の場合夕食のギョウザにラー油がないという事だけでブチ切れたり本当ワケわからん感じだが、実際こういうちょっとした事で酷い暴力を配偶者に振るってる異常者予備軍が増えてると思うと世の中狂ってきてる気もするし、被害者側にとっては復讐サイトも救世主的存在になるのかもしれないとか・・・・サスペンスとして楽しむだけでなく色々考えさせられる作品でもあった。
今回はあるジャーナリストの元に届いた夫からのDVに悩む女性の手紙をきっかけに、女性の相談に乗り、解決を図っていく様子を番組として作ろうとするジャーナリストとDVの悲惨な現状を告発するといった感じで話が展開していくのだが、かっていじめを題材にしたドキュメンタリー番組を作ったというジャーナリストとそのいじめ事件の悲惨な結末、そして夫からの暴力に追いつめられた女性がつい依頼してしまった闇サイトの復讐請負という様々な要素が交じり合っていき、ついにはそこに隠された意外な真相が・・・という内容。
DVやいじめ、闇サイト、マスコミのヤラセ演出など現代社会における様々な社会的問題をうまく要素として取り入れているし、ある意味そういう身近ともいえる問題を題材にしている部分やドキュメンタリー風の演出はリアルにサスペンス感を盛り上げ、見ていてなかなか面白かった☆
事件の背景的にはジャーナリストの過去のいじめ取材や事件の過程などを知るうち何となく読めていたが、この話の結末については「そうくるか!」って感じだったし、サブタイトルが示す「デスリミット」の意味とか一体それは誰にとっての「デスリミット」なのかという事など練られたシナリオや各場面のリアルな作り込み、映像や台詞の中に隠された真相につながる数々のヒントなども含めて良かったと思う。
それにしてもDVを行なう男って、この話の場合夕食のギョウザにラー油がないという事だけでブチ切れたり本当ワケわからん感じだが、実際こういうちょっとした事で酷い暴力を配偶者に振るってる異常者予備軍が増えてると思うと世の中狂ってきてる気もするし、被害者側にとっては復讐サイトも救世主的存在になるのかもしれないとか・・・・サスペンスとして楽しむだけでなく色々考えさせられる作品でもあった。

by lucifuge
| 2008-10-06 21:14
| ドラマ/邦画