2008年 10月 22日
アイアンマン |
ロバート・ダウニーJr.主演の映画「アイアンマン」を観た。
主人公トニー・スタークは天才的発明家であり巨大軍事産業の社長で大金持ち、多くの美女と名をはせるプレイボーイというとんでもない男だが新兵器のプレゼンテーションをした帰り、テロ集団に襲撃され拉致、テロリストたちはトニーにスターク社の最新ミサイルを作るように命じる。
トニーは襲撃時に心臓に負傷を負っていたものの、同じく捕らわれていた医師インセンに助けられ、インセンとともに開発した自らが装着する鋼鉄製のパワードスーツ「アイアンマン」の制作に取り掛かり脱出を計画するが、インセンは脱出時に彼を助けて死に、何とか助かったもののトニーは人殺しの兵器で儲けていたこれまでの自分を恥じ、兵器の製造を一切取りやめる事を宣言するが、社内では彼を裏切って兵器の不正な製造輸出を続けている現状に対してトニーは進化させたアイアンマンで一人戦いを挑んでいく・・・・といった内容。
「アイアンマン」は「スパイダーマン」や「ハルク」を生み出したアメコミの大手であるマーベル・コミックスの人気ヒーローのひとつでありその実写映画化というわけだがとにかくアイアンマンのスーツが格好良くて特に私的には
ちょっと粗削りで不恰好ながら手作り感満載なマーク1(テロリストのアジトを脱出時に作ったもの)のデザインが好き。
このデザインはターミネーターのT-800のスケルトンとかいかにも機械的で奇怪な形をしたロボコップⅡなどスタイリッシュというよりかはちょっとグロテスクで得体の知れない怖い雰囲気のあるメカのイメージに通ずるような魅力がある。
続マーク2は全身銀ピカなメタリック仕様でこれまた私好みだが、登場シーンはあまりなくてちょっと残念。
完成版であるマーク3は赤と金の色合いでいかにもヒーロー的、アメコミ的なカラーリングだがそれなりに格好良いものの、私としてはやはりマーク1の方が好きなデザイン。
またアイアンマンの宿敵として登場するアイアンモンガーもなかなか面白いデザインだが何かちょっとトランスフォーマーっぽい気もする。
こういうデザインの面白さに加えて数々の実験をしながらアイアンマンが作られていく過程とか機械の動作自体の映像効果の面白さ、スピード感溢れるアクションシーンなども楽しめるし娯楽作品として申し分ない感じ。
それからかって全ての栄華を手にしていたような男があるきっかけでヒーローになっていくという、どこにでもいるような普通の人間がある日から超能力を手にするようなよくあるアメコミパターンとは全く違う設定とかトニーというキャラクターの持つ破天荒な魅力、トニーを見守る秘書ペッパーや親友のローディ、会社の幹部でありながら何かを企んでいるステインなど登場人物の性格や関係性もこの映画の面白さのひとつであると思う。
まあ娯楽に徹した感じなのでそんなに人間ドラマなどに深いものは感じられないが「ヒーロー映画」としてのツボを押さえた楽しい作品になっているし、観ていてスカッとする作品。
以前観た「インクレディブル・ハルク」のラストにはこの「アイアンマン」のトニーが登場していたが、今回のクレジット後のラストにはサミュエル・L・ジャクソン扮する「シールド」という謎の組織の司令官が登場したりで、マーベルのヒーローたちが一緒に登場するという「アベンジャーズ」という作品の伏線が張られている感じだし、早速2010年公開予定だという「アイアンマン2」と併せて期待も膨らむ。
主人公トニー・スタークは天才的発明家であり巨大軍事産業の社長で大金持ち、多くの美女と名をはせるプレイボーイというとんでもない男だが新兵器のプレゼンテーションをした帰り、テロ集団に襲撃され拉致、テロリストたちはトニーにスターク社の最新ミサイルを作るように命じる。
トニーは襲撃時に心臓に負傷を負っていたものの、同じく捕らわれていた医師インセンに助けられ、インセンとともに開発した自らが装着する鋼鉄製のパワードスーツ「アイアンマン」の制作に取り掛かり脱出を計画するが、インセンは脱出時に彼を助けて死に、何とか助かったもののトニーは人殺しの兵器で儲けていたこれまでの自分を恥じ、兵器の製造を一切取りやめる事を宣言するが、社内では彼を裏切って兵器の不正な製造輸出を続けている現状に対してトニーは進化させたアイアンマンで一人戦いを挑んでいく・・・・といった内容。
「アイアンマン」は「スパイダーマン」や「ハルク」を生み出したアメコミの大手であるマーベル・コミックスの人気ヒーローのひとつでありその実写映画化というわけだがとにかくアイアンマンのスーツが格好良くて特に私的には
ちょっと粗削りで不恰好ながら手作り感満載なマーク1(テロリストのアジトを脱出時に作ったもの)のデザインが好き。
このデザインはターミネーターのT-800のスケルトンとかいかにも機械的で奇怪な形をしたロボコップⅡなどスタイリッシュというよりかはちょっとグロテスクで得体の知れない怖い雰囲気のあるメカのイメージに通ずるような魅力がある。
続マーク2は全身銀ピカなメタリック仕様でこれまた私好みだが、登場シーンはあまりなくてちょっと残念。
完成版であるマーク3は赤と金の色合いでいかにもヒーロー的、アメコミ的なカラーリングだがそれなりに格好良いものの、私としてはやはりマーク1の方が好きなデザイン。
またアイアンマンの宿敵として登場するアイアンモンガーもなかなか面白いデザインだが何かちょっとトランスフォーマーっぽい気もする。
こういうデザインの面白さに加えて数々の実験をしながらアイアンマンが作られていく過程とか機械の動作自体の映像効果の面白さ、スピード感溢れるアクションシーンなども楽しめるし娯楽作品として申し分ない感じ。
それからかって全ての栄華を手にしていたような男があるきっかけでヒーローになっていくという、どこにでもいるような普通の人間がある日から超能力を手にするようなよくあるアメコミパターンとは全く違う設定とかトニーというキャラクターの持つ破天荒な魅力、トニーを見守る秘書ペッパーや親友のローディ、会社の幹部でありながら何かを企んでいるステインなど登場人物の性格や関係性もこの映画の面白さのひとつであると思う。
まあ娯楽に徹した感じなのでそんなに人間ドラマなどに深いものは感じられないが「ヒーロー映画」としてのツボを押さえた楽しい作品になっているし、観ていてスカッとする作品。
以前観た「インクレディブル・ハルク」のラストにはこの「アイアンマン」のトニーが登場していたが、今回のクレジット後のラストにはサミュエル・L・ジャクソン扮する「シールド」という謎の組織の司令官が登場したりで、マーベルのヒーローたちが一緒に登場するという「アベンジャーズ」という作品の伏線が張られている感じだし、早速2010年公開予定だという「アイアンマン2」と併せて期待も膨らむ。
by lucifuge
| 2008-10-22 22:12
| 映画/洋画