2008年 12月 09日
別冊ナックルズ vol.7 ニッポン“タブー”事件簿 |
「不思議ナックルズ」の特別編集版である「別冊ナックルズ vol.7 ニッポン“タブー”事件簿」を読んだ。
この「別冊ナックルズ」シリーズは前号「日本“怪”伝説」をたまたま古本屋で入手してその記事の独特な視点とか怪奇な面白さにハマってしまい、私が「不思議ナックルズ」ファンになるきっかけとなった1冊なのだが、今回は「昭和・平成の日本を震撼させた恐怖の記録」と表紙にあるように世間を騒がせた重大事件の数々とその背後にある「タブー」の存在を独自の視点で追及したもので、「世田谷一家4人殺害事件」、「八王子スーパーナンペイ事件」、「尾崎豊怪死事件」、「グリコ・森永事件」、「帝銀事件」、「日本航空123便墜落事故」、「井の頭公園バラバラ殺人事件」、「赤報隊事件」、「ルーシー・ブラックマン殺害事件」、「三億円事件」などを取り上げた内容。
記事内容としては「不思議ナックルズ」に掲載された記事の再録といった感じなので多くは読んだ事があったが「世田谷一家4人殺害事件」の記事や「リンゼイ・アン・ホーカー殺害事件」の記事など改めて読み返してみると「事件」というものの扱いが単に警察の捜査という部分を超えた所で動かされている怖さがあるし、そういう何か「おかしな」事件というのは今現在もこの先もあり続けるだろうと思う。
また私は「不思議ナックルズ」を読み出したのはvol.11からだったので、それ以前の読んだ事のない記事も色々載っていたのは非常に興味深くて、特に様々な真相説が飛び交っている「三億円事件」の真犯人についての話はある人物の特定にまで及んでいるのが凄かったし、「赤報隊事件」については背後にある組織というのが何なのか明かされなかったが、私的な推測としては幕末から日本史の裏で暗躍してきた暗殺組織「長州黒手衆」の姿を変えた組織のようなものが関わったのではないかとも思う。
それから「日本航空123便墜落事故」についても色んな説を読んできたが、今回の米軍が関わったとされる説は当時の世界情勢から考えてもなるほどと思える部分も多かったし、もしかするとそういう世界各国の大事故というのは「本当の事故」だけでなく事故当事国以外の国の思惑が入り乱れた起こされた「事故」であるものも多いのかもしれない・・・。
また他にも「グリコ・森永事件」におけるある不可解な「広告」の意図や「力道山刺殺事件」の背後にあった裏社会の思惑、「安達祐実封筒爆弾事件」とオウム真理教の関係など意外な事実には驚いたし、一見世間をセンセーショナルに騒ぎ立てるような事件も視点を変えて見てみればテレビや新聞で報道されているような表面的な事実とは全く異なるような黒い真相が見えてくるかも?
この「別冊ナックルズ」シリーズは前号「日本“怪”伝説」をたまたま古本屋で入手してその記事の独特な視点とか怪奇な面白さにハマってしまい、私が「不思議ナックルズ」ファンになるきっかけとなった1冊なのだが、今回は「昭和・平成の日本を震撼させた恐怖の記録」と表紙にあるように世間を騒がせた重大事件の数々とその背後にある「タブー」の存在を独自の視点で追及したもので、「世田谷一家4人殺害事件」、「八王子スーパーナンペイ事件」、「尾崎豊怪死事件」、「グリコ・森永事件」、「帝銀事件」、「日本航空123便墜落事故」、「井の頭公園バラバラ殺人事件」、「赤報隊事件」、「ルーシー・ブラックマン殺害事件」、「三億円事件」などを取り上げた内容。
記事内容としては「不思議ナックルズ」に掲載された記事の再録といった感じなので多くは読んだ事があったが「世田谷一家4人殺害事件」の記事や「リンゼイ・アン・ホーカー殺害事件」の記事など改めて読み返してみると「事件」というものの扱いが単に警察の捜査という部分を超えた所で動かされている怖さがあるし、そういう何か「おかしな」事件というのは今現在もこの先もあり続けるだろうと思う。
また私は「不思議ナックルズ」を読み出したのはvol.11からだったので、それ以前の読んだ事のない記事も色々載っていたのは非常に興味深くて、特に様々な真相説が飛び交っている「三億円事件」の真犯人についての話はある人物の特定にまで及んでいるのが凄かったし、「赤報隊事件」については背後にある組織というのが何なのか明かされなかったが、私的な推測としては幕末から日本史の裏で暗躍してきた暗殺組織「長州黒手衆」の姿を変えた組織のようなものが関わったのではないかとも思う。
それから「日本航空123便墜落事故」についても色んな説を読んできたが、今回の米軍が関わったとされる説は当時の世界情勢から考えてもなるほどと思える部分も多かったし、もしかするとそういう世界各国の大事故というのは「本当の事故」だけでなく事故当事国以外の国の思惑が入り乱れた起こされた「事故」であるものも多いのかもしれない・・・。
また他にも「グリコ・森永事件」におけるある不可解な「広告」の意図や「力道山刺殺事件」の背後にあった裏社会の思惑、「安達祐実封筒爆弾事件」とオウム真理教の関係など意外な事実には驚いたし、一見世間をセンセーショナルに騒ぎ立てるような事件も視点を変えて見てみればテレビや新聞で報道されているような表面的な事実とは全く異なるような黒い真相が見えてくるかも?
by lucifuge
| 2008-12-09 22:03
| 本/雑誌・増刊