2008年 12月 04日
HERO/パンティストッキング・ダイナマイト |
吉本の芸人たちが監督や出演する短編映画企画「よしもとディレクターズ100」の「HERO」と「パンティストッキング・ダイナマイト」を観た。
「HERO」・・・・架空の世界にいるような超人ヒーローに憧れる主人公は実は本当に自分がヒーローなのだという事を自覚し、周囲の状況に対しても全て自分の正体を知る者の陰謀だとか思い始めて・・・・といった内容。
監督は山崎邦正であるが山崎がこういったシリアスで暗い妄想的サイコストーリーを撮るのは意外だったし、主演のシャンプーハット小出水も何かに取り憑かれたような男の表情をうまく演じていた。
ただちょっとラストのくだりの見せ方が辛気臭い感じだったし、オチもいかにもな感じでどうせそういうオチをつけるならばもうちょっとヒネッたものを用意して欲しかった気もする。

「パンティストッキング・ダイナマイト」・・・・あるきっかけからラジオの投稿ハガキ職人と化した青年の物語であるが、ラジオで自分のネタが読まれる事に一喜一憂し、ライバルのハガキ職人への嫉妬とか読まれないときには狂気とも思える暴れ方をしたりと一瞬サイコスリラーみたいに思わせたりもしながらラジオの公開録音に呼ばれるが行く決断ができない自身の弱さ、そしてちょっと悲しいラストとやっぱり的なオチなど、人間ドラマとして良く出来ているし実際にハガキ職人だったこの作品の監督である麒麟・川島の経験もふまえたような作りはリアルに伝わってきて結構面白かった☆
「HERO」・・・・架空の世界にいるような超人ヒーローに憧れる主人公は実は本当に自分がヒーローなのだという事を自覚し、周囲の状況に対しても全て自分の正体を知る者の陰謀だとか思い始めて・・・・といった内容。
監督は山崎邦正であるが山崎がこういったシリアスで暗い妄想的サイコストーリーを撮るのは意外だったし、主演のシャンプーハット小出水も何かに取り憑かれたような男の表情をうまく演じていた。
ただちょっとラストのくだりの見せ方が辛気臭い感じだったし、オチもいかにもな感じでどうせそういうオチをつけるならばもうちょっとヒネッたものを用意して欲しかった気もする。

「パンティストッキング・ダイナマイト」・・・・あるきっかけからラジオの投稿ハガキ職人と化した青年の物語であるが、ラジオで自分のネタが読まれる事に一喜一憂し、ライバルのハガキ職人への嫉妬とか読まれないときには狂気とも思える暴れ方をしたりと一瞬サイコスリラーみたいに思わせたりもしながらラジオの公開録音に呼ばれるが行く決断ができない自身の弱さ、そしてちょっと悲しいラストとやっぱり的なオチなど、人間ドラマとして良く出来ているし実際にハガキ職人だったこの作品の監督である麒麟・川島の経験もふまえたような作りはリアルに伝わってきて結構面白かった☆

by lucifuge
| 2008-12-04 21:55
| 映画/邦画