2008年 12月 10日
1408号室 |
スティーヴン・キング原作のホラー「1408号室」を観た。
マイクは幽霊の出るといわれるホテルなど趙常現象を調査、研究し本にしているオカルト作家だが、これまで超常現象に一度も遭遇した事もなく幽霊の存在など信じていない男である。
しかしある日届いた一通の葉書に「ドルフィンホテルの1408号室に入るな」というメッセージがあり、気になった事からその部屋について調べ始めるが実際に宿泊した50人以上の客が死んでいるという事実を知り、逆にその真相を暴いてやろうと執拗なまでに1408号室こだわるマイクに対し「泊められない」というホテル支配人の再三の説得にも応じず彼は遂にその扉を開けてしまうが・・・・といった内容。
マイクには娘を亡くした過去がありその事で妻と別居しているという背景や1408号室で起こった様々な過去の惨事、そうまでして泊まりたがるマイクに表面上は断りながら何かを望んでいるような支配人など少ない登場人物で狭い範囲の話ながらその「1408号室」という恐怖と邪悪が凝縮されたような空間における様々な超常現象の見せ方はちょっとJホラーの影響も感じられるが日本の同系統の映画とは違う、謎の殺人鬼的なものが襲ってきたり突然部屋が雪だらけになってたり、いかにもアメリカ映画らしい派手でダイナミックな要素満載ながらマイクの深層心理や恐怖心、狂気に呼応するかのように変化する表現でもあって面白かった。
また怪奇現象が始まると同時に60分のタイムリミットが始まるというのや、それに対するオチは観ていて「ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ」を連想させたり出口の見えない恐怖を感じさせるのは恐ろしい。
結局1408号室自体は何なのかハッキリ明かされないが、こういう理由や意味のわからない祟り的怖さというのは最近私がハマッてる「実話怪談」に通ずるリアルさもあって映像化作品にハズレが多いキング原作モノの中でも良く出来ていたと思うし、今年は「ミスト」もあったりキング映画化作品の当たり年だったかも♪
![1408号室_a0093332_2349770.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200812/10/32/a0093332_2349770.jpg)
マイクは幽霊の出るといわれるホテルなど趙常現象を調査、研究し本にしているオカルト作家だが、これまで超常現象に一度も遭遇した事もなく幽霊の存在など信じていない男である。
しかしある日届いた一通の葉書に「ドルフィンホテルの1408号室に入るな」というメッセージがあり、気になった事からその部屋について調べ始めるが実際に宿泊した50人以上の客が死んでいるという事実を知り、逆にその真相を暴いてやろうと執拗なまでに1408号室こだわるマイクに対し「泊められない」というホテル支配人の再三の説得にも応じず彼は遂にその扉を開けてしまうが・・・・といった内容。
マイクには娘を亡くした過去がありその事で妻と別居しているという背景や1408号室で起こった様々な過去の惨事、そうまでして泊まりたがるマイクに表面上は断りながら何かを望んでいるような支配人など少ない登場人物で狭い範囲の話ながらその「1408号室」という恐怖と邪悪が凝縮されたような空間における様々な超常現象の見せ方はちょっとJホラーの影響も感じられるが日本の同系統の映画とは違う、謎の殺人鬼的なものが襲ってきたり突然部屋が雪だらけになってたり、いかにもアメリカ映画らしい派手でダイナミックな要素満載ながらマイクの深層心理や恐怖心、狂気に呼応するかのように変化する表現でもあって面白かった。
また怪奇現象が始まると同時に60分のタイムリミットが始まるというのや、それに対するオチは観ていて「ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ」を連想させたり出口の見えない恐怖を感じさせるのは恐ろしい。
結局1408号室自体は何なのかハッキリ明かされないが、こういう理由や意味のわからない祟り的怖さというのは最近私がハマッてる「実話怪談」に通ずるリアルさもあって映像化作品にハズレが多いキング原作モノの中でも良く出来ていたと思うし、今年は「ミスト」もあったりキング映画化作品の当たり年だったかも♪
![1408号室_a0093332_2349770.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200812/10/32/a0093332_2349770.jpg)
by lucifuge
| 2008-12-10 23:49
| 映画/洋画