2009年 01月 22日
地球が静止する日 |
1951年に作られたSF映画の古典「地球の静止する日」をキアヌ・リーブス主演でリメイクした「地球が静止する日」を観た。
地球外生物の研究者であるヘレン・ベントン博士にある日突然アメリカ政府関係者が「非常事態」だと告げ、半ば強制的に召集されるが、同じように各専門分野の学者が集められた中知らされたのは地球に向かって巨大な謎の球体が向かってきており、衝突すれば地球は滅びるというものだった・・・・しかし球体は地上に激突せず静かに停止し、その中から一体の生命体が出現するが・・・・といったストーリー。
話的にはリメイクゆえに昔ながらのわかりやすい作りのものを多少現代風にあわせた状況設定や解釈を加えてやってみた感じなので、全くヒネリはないし観てて先が読める展開でちょっと物足りない感じ。
また登場人物にしても物語の中心人物となるヘレンとその息子の関係であるが再婚した際の夫の連れ子ながらその夫が死んでしまっておりギクシャクしているというちょっとややこしい設定を使いながらも、その息子がかなり聞き分けが無く劇中いらん事したり何か観ていてカンに触る感じだったり、本来率先して動かなければならないはずの政府関係者や軍の連中のいかにもこういう系の映画によくありそうな行動とかちょっと表現が薄っぺらい感じもする。
話のスケールが世界規模という大きな話のわりには主に動いてる人間がヘレン博士親子と宇宙人だけというのもショボいし、わざわざリメイクするならもっと新しい要素を加えるとかして驚かせて欲しかったと思う。
まあさすがに現代的にアレンジされた巨人ロボットの表現やタンクローリーやスタジアムが塵と化すシーンなど大画面なりの見ごたえのあるシーンもあったが、中身が薄いのだからせめてそっち方面の特撮シーンをもっと増やして楽しませてほしかった。
地球外生物の研究者であるヘレン・ベントン博士にある日突然アメリカ政府関係者が「非常事態」だと告げ、半ば強制的に召集されるが、同じように各専門分野の学者が集められた中知らされたのは地球に向かって巨大な謎の球体が向かってきており、衝突すれば地球は滅びるというものだった・・・・しかし球体は地上に激突せず静かに停止し、その中から一体の生命体が出現するが・・・・といったストーリー。
話的にはリメイクゆえに昔ながらのわかりやすい作りのものを多少現代風にあわせた状況設定や解釈を加えてやってみた感じなので、全くヒネリはないし観てて先が読める展開でちょっと物足りない感じ。
また登場人物にしても物語の中心人物となるヘレンとその息子の関係であるが再婚した際の夫の連れ子ながらその夫が死んでしまっておりギクシャクしているというちょっとややこしい設定を使いながらも、その息子がかなり聞き分けが無く劇中いらん事したり何か観ていてカンに触る感じだったり、本来率先して動かなければならないはずの政府関係者や軍の連中のいかにもこういう系の映画によくありそうな行動とかちょっと表現が薄っぺらい感じもする。
話のスケールが世界規模という大きな話のわりには主に動いてる人間がヘレン博士親子と宇宙人だけというのもショボいし、わざわざリメイクするならもっと新しい要素を加えるとかして驚かせて欲しかったと思う。
まあさすがに現代的にアレンジされた巨人ロボットの表現やタンクローリーやスタジアムが塵と化すシーンなど大画面なりの見ごたえのあるシーンもあったが、中身が薄いのだからせめてそっち方面の特撮シーンをもっと増やして楽しませてほしかった。

by lucifuge
| 2009-01-22 22:18
| 映画/洋画