2009年 01月 24日
ヘルライド |
クエンティン・タランティーノの製作総指揮、ラリー・ビショップ監督・主演の映画「ヘルライド」を観た。
ギャング・バイカーグループ「ヴィクターズ」は対立するバイカーグループ「666」の連中にメンバーであるセント・ルーイを殺され復讐を誓うも、実はその抗争には32年前に起こった彼らのとってある因縁深い1人の女性をめぐる事件が関わっていた・・・・といった内容。
まあストーリー的にはあんまり大した事も無く、アクションシーンも暴力シーンも思ったほどでもなくてあっけなかったり予告を観た時ほど面白くはなかったのだが、とにかくハーレーを中心とした改造アメリカン・バイクの格好良さやギャングバイカーたちの退廃した特異なライフスタイル、文化などそういったヘヴィなイメージが好きな人間にとっては映像を観ているだけでも結構楽しい☆
映像の雰囲気的には60年代から70年代にかけてのバイカームービーの再現といったところであえてちょっとチープな表現にしていたり、コンセプト的にはタランティーノが前に撮った「グラインド・ハウス」のイメージを引き継ぐような印象も受けるが、バイカームービーとして私の好みでいうと90年代に作られたブライアン・ボズワース主演の「ストーン・コールド」やチャーリー・シーン主演の「キング・オブ・ハーレー」の方が内容的にも良かった気がする。
ただキャラクター的にはヴィクターズのボス、ピストレロ、スーツ姿のジェント(通常バイカーは「カラー」と呼ばれるそれぞれのグループ独自の紋章を主に袖をカットしたデニムジャケットで出来たベストやレザーベストの背中に縫い付けるが、ジェントはスーツの背中に縫い付けているのが独特)、新米メンバーのコマンチといった主要キャラクターをはじめ、インディアンのサイドカーに乗る古参メンバーのエディ・ゼロや元666の大物であったデュース、666のリーダーであるビリー、セクシーな情報屋の女ナダなどみんな濃過ぎるくらい個性的で面白く、キャスティングにしてもジェントを演じたマイケル・マドセンは「キング・オブ・ハーレー」ニ登場したギャングバイカーグループ「ジャッカルズ」のボスを演じていた俳優だったり、エディ・ゼロ役には「イージーライダー」のデニス・ホッパー、デュース役には「キルビル」でビルを演じたデビッド・キャラダインなど男臭い面々を揃えていたりする所がマニアックだったり、期待していたものとは違ったが色んな楽しみ方が出来る作品だったと思う。
それにしても「ヘルライド」というとザック・ワイルドのアルバムでも同じタイトルのものがあったが、この映画にザックが出ていても全く違和感ない気もする・・・というかザック主演のバイカー映画なんかがあっても面白いかも?
ギャング・バイカーグループ「ヴィクターズ」は対立するバイカーグループ「666」の連中にメンバーであるセント・ルーイを殺され復讐を誓うも、実はその抗争には32年前に起こった彼らのとってある因縁深い1人の女性をめぐる事件が関わっていた・・・・といった内容。
まあストーリー的にはあんまり大した事も無く、アクションシーンも暴力シーンも思ったほどでもなくてあっけなかったり予告を観た時ほど面白くはなかったのだが、とにかくハーレーを中心とした改造アメリカン・バイクの格好良さやギャングバイカーたちの退廃した特異なライフスタイル、文化などそういったヘヴィなイメージが好きな人間にとっては映像を観ているだけでも結構楽しい☆
映像の雰囲気的には60年代から70年代にかけてのバイカームービーの再現といったところであえてちょっとチープな表現にしていたり、コンセプト的にはタランティーノが前に撮った「グラインド・ハウス」のイメージを引き継ぐような印象も受けるが、バイカームービーとして私の好みでいうと90年代に作られたブライアン・ボズワース主演の「ストーン・コールド」やチャーリー・シーン主演の「キング・オブ・ハーレー」の方が内容的にも良かった気がする。
ただキャラクター的にはヴィクターズのボス、ピストレロ、スーツ姿のジェント(通常バイカーは「カラー」と呼ばれるそれぞれのグループ独自の紋章を主に袖をカットしたデニムジャケットで出来たベストやレザーベストの背中に縫い付けるが、ジェントはスーツの背中に縫い付けているのが独特)、新米メンバーのコマンチといった主要キャラクターをはじめ、インディアンのサイドカーに乗る古参メンバーのエディ・ゼロや元666の大物であったデュース、666のリーダーであるビリー、セクシーな情報屋の女ナダなどみんな濃過ぎるくらい個性的で面白く、キャスティングにしてもジェントを演じたマイケル・マドセンは「キング・オブ・ハーレー」ニ登場したギャングバイカーグループ「ジャッカルズ」のボスを演じていた俳優だったり、エディ・ゼロ役には「イージーライダー」のデニス・ホッパー、デュース役には「キルビル」でビルを演じたデビッド・キャラダインなど男臭い面々を揃えていたりする所がマニアックだったり、期待していたものとは違ったが色んな楽しみ方が出来る作品だったと思う。
それにしても「ヘルライド」というとザック・ワイルドのアルバムでも同じタイトルのものがあったが、この映画にザックが出ていても全く違和感ない気もする・・・というかザック主演のバイカー映画なんかがあっても面白いかも?
by lucifuge
| 2009-01-24 23:30
| 映画/洋画