2009年 01月 27日
炎神戦隊ゴーオンジャーvsゲキレンジャー |
TVのスーパー戦隊モノシリーズの「ゴーオンジャー」と「ゲキレンジャー」が共に戦う劇場オリジナルの映画「炎神戦隊ゴーオンジャーvsゲキレンジャー」を観てみた。
通常こういういかにもガキ向けな映画は観ないのだが今はマイレージ特典の映画館のフリーパスを持ってるのもあり、いくら観てもタダなのでどうせならこういう普段観ないものもちょっと観てみようという気まぐれで覗いてみた。
戦隊モノといえば私的には「ゴレンジャー」や「ジャッカー電撃隊」、「サンバルカン」くらいのイメージが強く今の戦隊モノは全く知らないので一体どんな事になってるのかという興味もあるし、時代が変わればどんな風に進化やアレンジがなされているのかとも思う。
ストーリー的には炎神戦隊ゴーオンジャーが超獣拳の使い手ゲキレンジャーとともに悪者集団ガイアークと臨獣殿と戦うといったごく単純なもので、ハッキリ言って昔と大して変わらないワンパターンなものだったし、ラスト何分くらいで悪者が巨大化してヒーロー側もロボットに乗り込んで必殺技!というほぼ昔と同じな展開でこんなに様々にシリーズが変わり、ヒーローものとしても長く続くもここまでパターンが変わらないというのはある意味現代的な「水戸黄門」や「遠山の金さん」に通ずるような現代における勧善懲悪の定番ストーリーなのかもしれない。
特撮にしてももっと今の最新技術で凝ったものが観れるのかと思いきや、昔ながらのどこか不恰好で変なデザインとチャチさを残した着ぐるみというのはどこか懐かしかったし、悪党のキャラとしてもどこか抜けたようなアホさで実はそんなに悪い奴にも思えなかったり・・・・まあ今回最強の敵として登場する龍はコミカルさはなかったが、やっぱりデザインは着ぐるみにするにはちょっと無理やりな不恰好さが何か笑えた。
対する巨大ロボも最初の攻撃がきかないとどんどん助っ人を呼んで新たに合体を繰り返してとんでもない異様なものになってるし、そんなよくわからん部品付け過ぎなボディじゃ逆に動きにくいだろう!とツッコミもいれたくなるくらいの無理やりさと強引さが凄い!
それに特撮といえば一応今風にCGも使ってるのだが何であんなに安っぽく見えるんだろうか不思議・・・・・?
戦隊のメンバーに焦点を当ててみると、最近のものは主要5人の他に2人くらい助っ人がいたりと2つのシリーズ合わせたら総勢14人というエライ数になってるし、その人数でたった2人の悪党を袋叩きにするという設定はちょっと見方を変えればイジメにも見えるブラックさだったり、戦隊メンバーが強くなるためにする修行の数々もワケわからん突拍子もない方法でかなりシュール。
それにしてもちょっと気になったのが最近の戦隊モノの黄色って女性メンバーって設定になってるようで、私的には着色といえばやっぱカレーだろ~!大ちゃんだろ~!っていうのがあるし、そう考えてみたら今の戦隊モノはメンバー的にみんな若いイケメンとアイドル系ばかりでアカレンジャーの誠直也みたいな渋いオッサンはいなかったり、ましてや太めのオッサンキャラとかありえない事になってるとしたら何か寂しい。
まあこういう設定はこれで目先の人気を追及していた結果生まれてきたやり方なのかもしれないが、ヒーローものという基本設定は昔と全く変わってないわけだしこれは東映の一種の伝統芸能であるともいえる。
オマケとしてラストには出演メンバーの女性が組んだアイドルユニットのライブ映像もついていたが、その歌がちょっと恥ずかしいようなベタなアイドルソングの歌詞だったのが失笑モノでビックリしたし、一番最後には仮面ライダーと戦隊モノの新シリーズの宣伝まで入れてる所がちゃっかりしてるな~と思った(笑)
まあ普段観ないものだけに別の意味で色々楽しめた映画だった。
通常こういういかにもガキ向けな映画は観ないのだが今はマイレージ特典の映画館のフリーパスを持ってるのもあり、いくら観てもタダなのでどうせならこういう普段観ないものもちょっと観てみようという気まぐれで覗いてみた。
戦隊モノといえば私的には「ゴレンジャー」や「ジャッカー電撃隊」、「サンバルカン」くらいのイメージが強く今の戦隊モノは全く知らないので一体どんな事になってるのかという興味もあるし、時代が変わればどんな風に進化やアレンジがなされているのかとも思う。
ストーリー的には炎神戦隊ゴーオンジャーが超獣拳の使い手ゲキレンジャーとともに悪者集団ガイアークと臨獣殿と戦うといったごく単純なもので、ハッキリ言って昔と大して変わらないワンパターンなものだったし、ラスト何分くらいで悪者が巨大化してヒーロー側もロボットに乗り込んで必殺技!というほぼ昔と同じな展開でこんなに様々にシリーズが変わり、ヒーローものとしても長く続くもここまでパターンが変わらないというのはある意味現代的な「水戸黄門」や「遠山の金さん」に通ずるような現代における勧善懲悪の定番ストーリーなのかもしれない。
特撮にしてももっと今の最新技術で凝ったものが観れるのかと思いきや、昔ながらのどこか不恰好で変なデザインとチャチさを残した着ぐるみというのはどこか懐かしかったし、悪党のキャラとしてもどこか抜けたようなアホさで実はそんなに悪い奴にも思えなかったり・・・・まあ今回最強の敵として登場する龍はコミカルさはなかったが、やっぱりデザインは着ぐるみにするにはちょっと無理やりな不恰好さが何か笑えた。
対する巨大ロボも最初の攻撃がきかないとどんどん助っ人を呼んで新たに合体を繰り返してとんでもない異様なものになってるし、そんなよくわからん部品付け過ぎなボディじゃ逆に動きにくいだろう!とツッコミもいれたくなるくらいの無理やりさと強引さが凄い!
それに特撮といえば一応今風にCGも使ってるのだが何であんなに安っぽく見えるんだろうか不思議・・・・・?
戦隊のメンバーに焦点を当ててみると、最近のものは主要5人の他に2人くらい助っ人がいたりと2つのシリーズ合わせたら総勢14人というエライ数になってるし、その人数でたった2人の悪党を袋叩きにするという設定はちょっと見方を変えればイジメにも見えるブラックさだったり、戦隊メンバーが強くなるためにする修行の数々もワケわからん突拍子もない方法でかなりシュール。
それにしてもちょっと気になったのが最近の戦隊モノの黄色って女性メンバーって設定になってるようで、私的には着色といえばやっぱカレーだろ~!大ちゃんだろ~!っていうのがあるし、そう考えてみたら今の戦隊モノはメンバー的にみんな若いイケメンとアイドル系ばかりでアカレンジャーの誠直也みたいな渋いオッサンはいなかったり、ましてや太めのオッサンキャラとかありえない事になってるとしたら何か寂しい。
まあこういう設定はこれで目先の人気を追及していた結果生まれてきたやり方なのかもしれないが、ヒーローものという基本設定は昔と全く変わってないわけだしこれは東映の一種の伝統芸能であるともいえる。
オマケとしてラストには出演メンバーの女性が組んだアイドルユニットのライブ映像もついていたが、その歌がちょっと恥ずかしいようなベタなアイドルソングの歌詞だったのが失笑モノでビックリしたし、一番最後には仮面ライダーと戦隊モノの新シリーズの宣伝まで入れてる所がちゃっかりしてるな~と思った(笑)
まあ普段観ないものだけに別の意味で色々楽しめた映画だった。
by lucifuge
| 2009-01-27 23:00
| 映画/邦画