2009年 01月 30日
マンマ・ミーア! |
1999年のロンドン初公演以来、全世界170都市以上で上演されロングランを続けるミュージカルの名作を映画化した「マンマ・ミーア!」を観た。
ギリシャの小島を舞台に明日結婚を控えた娘ソフィは父が誰かを知らないでいたが、ある時見つけた母ドナの日記からその候補者としてサム、ハリー、ビルという3人の男性が浮上!誰が本当の父かを見極めるためドナに内緒で3人を招待するもそれが見つかってしまい・・・・・といったストーリー。
男関係がだらしなかった母親が原因で娘の結婚式に引き起こされる大騒動であり、かっての元彼が3人も同じ場所に居合わせてしまうといった昼ドラでいえば泥沼な設定である意味ダークな話なのだが、そんなドロドロ感は全くなく、3人の元彼たちもそれぞれがお互いドナと付き合っていた事を知らないので妙にワキあいあいあとした様子が能天気だったし、ソフィーの行動的ながら状況を引っ掻き回してしまう展開、ドナの友人である2人の元気過ぎなオバサンなどやけに陽気な登場人物たちが笑える。
またミュージカルであるのでABBAの有名曲にあわせて歌ったり踊ったりとボーっと観ててもそれなりに楽しめるし、曲にしても「Money,Money,Money」とか「Dancing Queen」など聴いた事がある曲が出てくるのは嬉しい。
しかしながらミュージカルのシーンを冷静に見てしまうと、オバサンたちが突然町中の人を先導して引き連れ散々歌い踊り最後は海に飛び込んだり、ちょっと新興宗教の妙な儀式とかサイコで意味不明な怖い人々にも見えたり・・・・(笑)
でも結婚式前夜の派手なパーティシーンでの歌と踊りはなかなかな見せ場で面白かったし、まあミュージカルは歌さえ楽しく見せてくれればそんなにドラマに深みがなくてもこんな感じで十分良い気がする。
そうはいってもサム役を演じた元007でもあるピアース・ブロスナンの歌はちょっとイマイチだったが・・・・
ラストには出演メンバーがABBA風の衣装で再び登場してコンサート風に歌うといったオマケも用意されていたが、ドナ役を演じたメリル・ストリープを中心としたオバハン3人がセクシー衣装で歌い踊る様子は熟女好きなお笑い芸人のロバート秋山や天津木村が泣いて喜びそう!とか思ってしまうくらいインパクト大な映像だったし、ピアース・ブロスナンが同じような衣装を着て登場するというのもちょっと異様(笑)
ブロスナンに関しては劇中の映像としてヒッピー風ロッカーの風貌でも登場したり、へヴィメタ姿のコリン・ファースとか意外な衣装設定には楽しめた。
私はミュージカルの好みとしては基本的に「オペラ座の怪人」とか「エリザベート」とか荘厳でゴシック感のある大袈裟なのが好きだが、こういう軽く観れるミュージカルも結構楽しいと思った。
ギリシャの小島を舞台に明日結婚を控えた娘ソフィは父が誰かを知らないでいたが、ある時見つけた母ドナの日記からその候補者としてサム、ハリー、ビルという3人の男性が浮上!誰が本当の父かを見極めるためドナに内緒で3人を招待するもそれが見つかってしまい・・・・・といったストーリー。
男関係がだらしなかった母親が原因で娘の結婚式に引き起こされる大騒動であり、かっての元彼が3人も同じ場所に居合わせてしまうといった昼ドラでいえば泥沼な設定である意味ダークな話なのだが、そんなドロドロ感は全くなく、3人の元彼たちもそれぞれがお互いドナと付き合っていた事を知らないので妙にワキあいあいあとした様子が能天気だったし、ソフィーの行動的ながら状況を引っ掻き回してしまう展開、ドナの友人である2人の元気過ぎなオバサンなどやけに陽気な登場人物たちが笑える。
またミュージカルであるのでABBAの有名曲にあわせて歌ったり踊ったりとボーっと観ててもそれなりに楽しめるし、曲にしても「Money,Money,Money」とか「Dancing Queen」など聴いた事がある曲が出てくるのは嬉しい。
しかしながらミュージカルのシーンを冷静に見てしまうと、オバサンたちが突然町中の人を先導して引き連れ散々歌い踊り最後は海に飛び込んだり、ちょっと新興宗教の妙な儀式とかサイコで意味不明な怖い人々にも見えたり・・・・(笑)
でも結婚式前夜の派手なパーティシーンでの歌と踊りはなかなかな見せ場で面白かったし、まあミュージカルは歌さえ楽しく見せてくれればそんなにドラマに深みがなくてもこんな感じで十分良い気がする。
そうはいってもサム役を演じた元007でもあるピアース・ブロスナンの歌はちょっとイマイチだったが・・・・
ラストには出演メンバーがABBA風の衣装で再び登場してコンサート風に歌うといったオマケも用意されていたが、ドナ役を演じたメリル・ストリープを中心としたオバハン3人がセクシー衣装で歌い踊る様子は熟女好きなお笑い芸人のロバート秋山や天津木村が泣いて喜びそう!とか思ってしまうくらいインパクト大な映像だったし、ピアース・ブロスナンが同じような衣装を着て登場するというのもちょっと異様(笑)
ブロスナンに関しては劇中の映像としてヒッピー風ロッカーの風貌でも登場したり、へヴィメタ姿のコリン・ファースとか意外な衣装設定には楽しめた。
私はミュージカルの好みとしては基本的に「オペラ座の怪人」とか「エリザベート」とか荘厳でゴシック感のある大袈裟なのが好きだが、こういう軽く観れるミュージカルも結構楽しいと思った。
by lucifuge
| 2009-01-30 22:36
| 映画/洋画