2009年 02月 22日
ヤマタイカ |
星野之宣の漫画「ヤマタイカ」(希望コミックス版)の1~3巻を読んだ。
歴史研究家の熱雷とその息子である岳彦が沖縄の久高島で出会った女性神子はあるきっかけによって1700年ぶりに卑弥呼の後継者としてその大いなる力に目覚め、古代日本の火の民族の祭り「ヤマタイカ」を始めようとする・・・・神子とその一派は古代に失われた超巨大銅鐸「オモイカネ」を探して日本本土に上陸するがその存在を恐れる「日の民族」である仏教の法力僧「四天王」たちが神子たちを妨害し、戦いを仕掛けてくるが・・・・といったストーリー。
謎の巨大物体(おそらく戦艦大和)が日本国内にある米軍基地を攻撃するというショッキングな冒頭シーンにはじまり、その事件の発端となる沖縄での神子の覚醒、神子と熱雷、岳彦親子とのある関係性、日本の古代神話と邪馬台国、民族に関する大胆な仮説、秘祭や銅鐸の謎、対抗する仏教勢力の存在など私の好きな歴史ミステリー的要素がいっぱいに複雑に絡み合った感じで超能力的な戦いのシーン、目的を成し遂げようとする中での様々な人間ドラマなど色んな面白さが詰まっていて面白い!
こういう古代日本や神話,邪馬台国などを題材にした漫画では以前諸星大二郎の「暗黒神話」も読んだがこの星野之宣の漫画は同じような題材を使っていても奇想天外で独特の世界観が魅力の諸星とはまた違う、壮大なスケールで展開される大叙事詩といった感じでそれぞれの要素に対する解釈も星野なりの面白さがあったり長編ながら飽きずに読ませる。
だが私が入手したのは3巻までであり、四天王との戦いもクライマックスを迎え、「オモイカネ」の行方がわかって本当のヤマタイカがこれから始まるって所で終わってるので全6巻ある分の半分しか読めてないし、これからどうなるのか凄く気になる・・・。
これだけの壮大で複雑な要素と冒頭の衝撃的描写、神子がどんな運命をたどるのかとか、どういうラストに向かっていくのか想像がつかないし、またマメに古本屋に探しに行ったり絶対入手して最後まで読みたい。
調べてみたら同じ星野作品で「ヤマトの火」という関連作品もあるようだし、こちらも気になるが・・・。
歴史研究家の熱雷とその息子である岳彦が沖縄の久高島で出会った女性神子はあるきっかけによって1700年ぶりに卑弥呼の後継者としてその大いなる力に目覚め、古代日本の火の民族の祭り「ヤマタイカ」を始めようとする・・・・神子とその一派は古代に失われた超巨大銅鐸「オモイカネ」を探して日本本土に上陸するがその存在を恐れる「日の民族」である仏教の法力僧「四天王」たちが神子たちを妨害し、戦いを仕掛けてくるが・・・・といったストーリー。
謎の巨大物体(おそらく戦艦大和)が日本国内にある米軍基地を攻撃するというショッキングな冒頭シーンにはじまり、その事件の発端となる沖縄での神子の覚醒、神子と熱雷、岳彦親子とのある関係性、日本の古代神話と邪馬台国、民族に関する大胆な仮説、秘祭や銅鐸の謎、対抗する仏教勢力の存在など私の好きな歴史ミステリー的要素がいっぱいに複雑に絡み合った感じで超能力的な戦いのシーン、目的を成し遂げようとする中での様々な人間ドラマなど色んな面白さが詰まっていて面白い!
こういう古代日本や神話,邪馬台国などを題材にした漫画では以前諸星大二郎の「暗黒神話」も読んだがこの星野之宣の漫画は同じような題材を使っていても奇想天外で独特の世界観が魅力の諸星とはまた違う、壮大なスケールで展開される大叙事詩といった感じでそれぞれの要素に対する解釈も星野なりの面白さがあったり長編ながら飽きずに読ませる。
だが私が入手したのは3巻までであり、四天王との戦いもクライマックスを迎え、「オモイカネ」の行方がわかって本当のヤマタイカがこれから始まるって所で終わってるので全6巻ある分の半分しか読めてないし、これからどうなるのか凄く気になる・・・。
これだけの壮大で複雑な要素と冒頭の衝撃的描写、神子がどんな運命をたどるのかとか、どういうラストに向かっていくのか想像がつかないし、またマメに古本屋に探しに行ったり絶対入手して最後まで読みたい。
調べてみたら同じ星野作品で「ヤマトの火」という関連作品もあるようだし、こちらも気になるが・・・。
by lucifuge
| 2009-02-22 20:25
| 本/漫画