2009年 03月 11日
週刊大衆ミステリー増刊 奇談 vol.3 |
先日発売になった「週刊大衆ミステリー増刊 奇談」の第3号を買ったので読んでみた。
内容的には「失われた超古代文明の真実」とか「戦国ミステリー 7つの真相」、「20XX年 中国の日本侵略計画」、「UFO&エイリアン衝撃事件極秘ファイル」、「ヒトガタUMA 発見と逃亡の20年史」などこれ系の本ではよく見る記事もあるが、私にとって最も目をひいたのは「奇想作家の横顔~諸星大二郎インタビュー」である。
私が特に好きな漫画家である諸星大二郎氏についてのインタビューというのはこれまで見た事がなかったし、彼のたどってきた作家人生や日常、制作プロセスや漫画についての考え方など色んな話の数々はとても面白かった☆
それから私はずっと彼の名前を「モロボシ」だと思い込んでいたが実は「モロホシ」だったというのを失礼ながら初めて知ったり(苦笑)、彼がビデオレンタル屋に行った際に遭遇した「名前」に関するちょっとした不思議話なんかも笑えたり、作品のベースにある彼の人間としての面白さも感じさせるインタビューだった。
顔写真も見るのは初めてで「この人がああいう凄い作品を描いてるのか~!」など色々驚きながら、こういう作者自身のベースを知ってから作品を読むとまた一味違った楽しみ方も出来るだろうし、読んでない作品もまだまだあるのでまた次から読むのがさらに楽しみになった☆
それにしてもかって描かれた彼の「西遊妖猿伝」の続編が現在描かれていたというのは知らなかったし、今後の新作も期待出来そう♪
他には諸星関連なのか「邪馬台国論争」の記事とかもあったり、「占い」論争、「自衛隊UFO戦略」、X51org.主宰者の「佐藤健寿」へのインタビュー、「除霊密着ルポ」、「日本の奇っ怪ニュース」、女ストーカーの恐怖「俺の後ろにブスがいる」、「ゾンビ映画77年史」などが掲載されていたが、「日本の奇っ怪ニュース」では各神社にある狛犬の造形に実はそれぞれ独自に個性あるアレンジが施されているなんて話とか意外で面白かったし、今年始めに発行された他社の雑誌「禁談」がこの「奇談」ソックリな作りをしていた事についてツッこんでる記事が載っていたりちょっと笑える。
ホラー映画好きとしては「ゾンビ映画77年史」はなかなか嬉しい特集だったが、名作「ZOMBIO 死霊のしたたり」や私が特に好きな過激作「ブレインデッド」が取り上げられていなかったのは少し物足りなかった感じ。
まあ全体的にはよくあるオカルトネタが多い印象だが、面白い記事もあったし、次回も楽しみにしたい。
内容的には「失われた超古代文明の真実」とか「戦国ミステリー 7つの真相」、「20XX年 中国の日本侵略計画」、「UFO&エイリアン衝撃事件極秘ファイル」、「ヒトガタUMA 発見と逃亡の20年史」などこれ系の本ではよく見る記事もあるが、私にとって最も目をひいたのは「奇想作家の横顔~諸星大二郎インタビュー」である。
私が特に好きな漫画家である諸星大二郎氏についてのインタビューというのはこれまで見た事がなかったし、彼のたどってきた作家人生や日常、制作プロセスや漫画についての考え方など色んな話の数々はとても面白かった☆
それから私はずっと彼の名前を「モロボシ」だと思い込んでいたが実は「モロホシ」だったというのを失礼ながら初めて知ったり(苦笑)、彼がビデオレンタル屋に行った際に遭遇した「名前」に関するちょっとした不思議話なんかも笑えたり、作品のベースにある彼の人間としての面白さも感じさせるインタビューだった。
顔写真も見るのは初めてで「この人がああいう凄い作品を描いてるのか~!」など色々驚きながら、こういう作者自身のベースを知ってから作品を読むとまた一味違った楽しみ方も出来るだろうし、読んでない作品もまだまだあるのでまた次から読むのがさらに楽しみになった☆
それにしてもかって描かれた彼の「西遊妖猿伝」の続編が現在描かれていたというのは知らなかったし、今後の新作も期待出来そう♪
他には諸星関連なのか「邪馬台国論争」の記事とかもあったり、「占い」論争、「自衛隊UFO戦略」、X51org.主宰者の「佐藤健寿」へのインタビュー、「除霊密着ルポ」、「日本の奇っ怪ニュース」、女ストーカーの恐怖「俺の後ろにブスがいる」、「ゾンビ映画77年史」などが掲載されていたが、「日本の奇っ怪ニュース」では各神社にある狛犬の造形に実はそれぞれ独自に個性あるアレンジが施されているなんて話とか意外で面白かったし、今年始めに発行された他社の雑誌「禁談」がこの「奇談」ソックリな作りをしていた事についてツッこんでる記事が載っていたりちょっと笑える。
ホラー映画好きとしては「ゾンビ映画77年史」はなかなか嬉しい特集だったが、名作「ZOMBIO 死霊のしたたり」や私が特に好きな過激作「ブレインデッド」が取り上げられていなかったのは少し物足りなかった感じ。
まあ全体的にはよくあるオカルトネタが多い印象だが、面白い記事もあったし、次回も楽しみにしたい。

by lucifuge
| 2009-03-11 22:31
| 本/雑誌・増刊