2009年 03月 29日
映画秘宝 2009年5月号 |
現在発売中の雑誌「映画秘宝」の5月号を読んだ。
今号の記事としてはまずタランティーノの新作「地獄のバスターズ」のルポにはじまり、ミッキー・ローク主演の「レスラー」、小栗旬主演の「クローズZEROⅡ」、クリント・イーストウッド監督・主演の「グラン・トリノ」、ヘンリー・セリックの幻想的人形アニメ映画「コラライン」、白石晃士監督のホラー「テケテケ1&2」、ジャッキー・チェン主演の「新宿インシデント」といった新作映画の紹介とインタビュー、特集として「ウォッチメン」に関連させた原作者アラン・ムーアのダークな作品とアメコミ劇画の世界、「レッドクリフPart2」と中国史劇アクション映画の世界、劇画界の巨匠にスポットを当てた「小池一夫伝説」、DVD化された「狂気の海」の高橋洋監督のインタビューやソウル20人殺しをモデルにした韓国サイコスリラー「チェイサー」のナ・ホンジン監督へのインタビューなど盛り沢山!
メイン特集である「ウォッチメン」の記事はまだ観に行ってないので観てから読もうと思ってるが「V・フォー・ヴェンデッタ」や「フロム・ヘル」などアラン・ムーアの描いていたダークなコミック世界は画家の立場からするとその通常の明るく単純なアメコミとは違う世界観やヴィジュアル表現は興味深い。
また「小池一夫」伝説ではあの「ハルク」を小池タッチの解釈で熱い人間ドラマに仕上げていた作品が存在していたというのは意外で面白かったし、映画版「子連れ狼」の無茶でやり過ぎな演出も今のこじんまりと無難に売れ筋に走る邦画にはあんまり見られないアイデアの奇抜さや斬新さで面白いし、たまにはこういうとことん娯楽に徹した男臭い作品も観てみたい気がする。
それからページの端の方にチョコっと載っている映画の最新情報ではロブ・ゾンビ版の「ハロウィン」の続編について今度はマイケルに狙われた姪のローリーがメインの話になりそうとかでロブなりのセンスでどう見せてくれるのか楽しみだったり、「サランドラ」のリメイクである「ヒルズ・ハブ・アイズ」の第3作についての情報も楽しみ♪
また去年観た中で特に良かったモンスター映画「フィースト」が知らん間に3作まで作られている上、4作目もあるかも?って日本公開どうなってんの?って感じだったり、私が期待している作品のひとつである「ヘルレイザー」のリメイクの話ではメインキャラクターである魔道士ピンヘッドの新デザインの写真が小さく載っていたがこれまでの規則的にデザインされた釘と溝の配置が無茶苦茶に傷つけられたようなグチャグチャな配列にされていて「幾何学的な厳密さが魅力」と言っていた原作者のクライヴ・バーカーが失望したらしいが、私的にもこのデザインはヘルレイザー的な世界観の美学から外れる感じでちょっと完成が不安な感じ。
ホラー記事では来月公開されるらしい「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」が凄く面白そうだが地元で公開はあるんだろうか・・・・?
それにしても今回も「日本映画縛り首」のコーナーは凄かった!(笑)
北乃きい主演の「ハルフウェイ」のタイトルのきっかけがそんなバカな事だったというのは驚きだし、映画の内容にしても相変わらずボロカスな言われようが逆にどんなにダメな映画なのかと観てみたくもなったり・・・・(まあジャンル的にあんま私が興味ない作品だが)。
それから宣伝では感動作と思わせていた「旭山動物園物語」が実はそんな変テコな作品だったなんてとビックリしたり、「少年メリケンサック」の裏にあるクドカンの姑息な映画の作り方とか何かドロドロした裏側を知った感じでやはりとんでもないコーナー(笑)
次号ではどんな毒を吐くんだろうか・・・・?
今回もお腹いっぱいに楽しませてくれたし、また「ウォッチメン」を観てから改めて読んでみたいと思う。
そういえばこの5月号を買う時、近所の小さな本屋では何故か全然置いてなくて4軒くらい回ってやっと見つけたのだがやはりマニアックな雑誌扱いなんだろうか・・・?
今号の記事としてはまずタランティーノの新作「地獄のバスターズ」のルポにはじまり、ミッキー・ローク主演の「レスラー」、小栗旬主演の「クローズZEROⅡ」、クリント・イーストウッド監督・主演の「グラン・トリノ」、ヘンリー・セリックの幻想的人形アニメ映画「コラライン」、白石晃士監督のホラー「テケテケ1&2」、ジャッキー・チェン主演の「新宿インシデント」といった新作映画の紹介とインタビュー、特集として「ウォッチメン」に関連させた原作者アラン・ムーアのダークな作品とアメコミ劇画の世界、「レッドクリフPart2」と中国史劇アクション映画の世界、劇画界の巨匠にスポットを当てた「小池一夫伝説」、DVD化された「狂気の海」の高橋洋監督のインタビューやソウル20人殺しをモデルにした韓国サイコスリラー「チェイサー」のナ・ホンジン監督へのインタビューなど盛り沢山!
メイン特集である「ウォッチメン」の記事はまだ観に行ってないので観てから読もうと思ってるが「V・フォー・ヴェンデッタ」や「フロム・ヘル」などアラン・ムーアの描いていたダークなコミック世界は画家の立場からするとその通常の明るく単純なアメコミとは違う世界観やヴィジュアル表現は興味深い。
また「小池一夫」伝説ではあの「ハルク」を小池タッチの解釈で熱い人間ドラマに仕上げていた作品が存在していたというのは意外で面白かったし、映画版「子連れ狼」の無茶でやり過ぎな演出も今のこじんまりと無難に売れ筋に走る邦画にはあんまり見られないアイデアの奇抜さや斬新さで面白いし、たまにはこういうとことん娯楽に徹した男臭い作品も観てみたい気がする。
それからページの端の方にチョコっと載っている映画の最新情報ではロブ・ゾンビ版の「ハロウィン」の続編について今度はマイケルに狙われた姪のローリーがメインの話になりそうとかでロブなりのセンスでどう見せてくれるのか楽しみだったり、「サランドラ」のリメイクである「ヒルズ・ハブ・アイズ」の第3作についての情報も楽しみ♪
また去年観た中で特に良かったモンスター映画「フィースト」が知らん間に3作まで作られている上、4作目もあるかも?って日本公開どうなってんの?って感じだったり、私が期待している作品のひとつである「ヘルレイザー」のリメイクの話ではメインキャラクターである魔道士ピンヘッドの新デザインの写真が小さく載っていたがこれまでの規則的にデザインされた釘と溝の配置が無茶苦茶に傷つけられたようなグチャグチャな配列にされていて「幾何学的な厳密さが魅力」と言っていた原作者のクライヴ・バーカーが失望したらしいが、私的にもこのデザインはヘルレイザー的な世界観の美学から外れる感じでちょっと完成が不安な感じ。
ホラー記事では来月公開されるらしい「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」が凄く面白そうだが地元で公開はあるんだろうか・・・・?
それにしても今回も「日本映画縛り首」のコーナーは凄かった!(笑)
北乃きい主演の「ハルフウェイ」のタイトルのきっかけがそんなバカな事だったというのは驚きだし、映画の内容にしても相変わらずボロカスな言われようが逆にどんなにダメな映画なのかと観てみたくもなったり・・・・(まあジャンル的にあんま私が興味ない作品だが)。
それから宣伝では感動作と思わせていた「旭山動物園物語」が実はそんな変テコな作品だったなんてとビックリしたり、「少年メリケンサック」の裏にあるクドカンの姑息な映画の作り方とか何かドロドロした裏側を知った感じでやはりとんでもないコーナー(笑)
次号ではどんな毒を吐くんだろうか・・・・?
今回もお腹いっぱいに楽しませてくれたし、また「ウォッチメン」を観てから改めて読んでみたいと思う。
そういえばこの5月号を買う時、近所の小さな本屋では何故か全然置いてなくて4軒くらい回ってやっと見つけたのだがやはりマニアックな雑誌扱いなんだろうか・・・?

by lucifuge
| 2009-03-29 23:00
| 本/雑誌・増刊