2009年 04月 03日
BUBUKA恐いサイコ増刊 黙示録X |
先日買ったコアマガジン社発行の「BUBUKA恐いサイコ増刊 黙示録X」を読んでみた。
この雑誌増刊号は不思議・オカルト・サイコ系などをネタにしたものであるが、内容としては様々な怪奇画像を「7つの大罪」にたとえて紹介したグラビアページ、南米カルテルやイスラムをはじめとする勢力とユダヤ系権力の世界戦争が勃発していたという「マフィア連合vs悪魔教」、霊能力者が有名人死者の声を聞く「デスボイス」、有名人の死に場所を紹介する「有名人東京自殺マップ」、霊媒師が認める凄まじき怨念を捉えた心霊写真を「心臓霊写真」と称して紹介するコーナー、画像でみる「放送禁止作品」、「人が死ぬ映像」、三浦和義を葬ったという「L.A.寿司職人暗殺集団」、地球的事件とUFOの関係に迫る「UFOに祝福されたオバマ」、元警察官、占い師、陰陽師が分析した「未解決事件プロファイリング」、「有名人の前世」、UMAネタでは「最新!驚異のUMA完全FILE」と「南極の謎生命体ヒトガタの正体」、狂気の選択「悪魔のゲーム」、インターネット怪談「真実がわかると怖いコピペ」、実在する「狂気と戦慄のサイコ女たち」、歴史のミステリー「虐説の日本史」、昭和残酷時代劇「撮影所の怪死事件」、木原浩勝氏が紹介する「実録怪画像」、狂気の時代を振り返る「暗黒の昭和史」、廃墟をめぐる「いい旅、夢廃墟」、奇想芸術の世界と生き血が使われているという「与偶の人形世界」、漫画では「淀川ダンベル殺人事件」の真相を追った「フカミソル」、サイコな物語「私を狙う気持ち悪い顔のオヤジ」など色んなジャンルを網羅している。
記事として面白かったのはまず「未解決事件プロファイリング」であるが、「たかじんのそこまで言って委員会」で「ファンタジー北芝」として知られる元警視庁刑事の北芝健、占い師の黄金咲ちひろ、現役OL陰陽師という3人がそれぞれ自分の能力を使って分析をしているが、言ってる事がみんなバラバラなので真相はどうなのか・・・・それに占い師と陰陽師の人は「誰?」って感じだし陰陽師にいたっては顔モザイクが入っていてさらに「何者?」って感じで怪し過ぎる!
でも分析的にはそれぞれの特性を活かしているようで面白かった。
それにしても「栃木小1女児殺害事件」の部分では被害者の名前が「有希ちゃん」なのに北芝の見解文では「美穂さん」ってなってたし「家宅捜索」なんて話も突然出てきて意味不明な感じだと思ったら後に出てくる「舞鶴高1女子殺害事件」と全く同じ文章で・・・・栃木の事件の北芝見解がまるまる無くなってるし・・・・編集がいい加減すぎ!
他には南極の「ニンゲン」の正体が奇形のクジラやイルカではないかという説は有り得そうな感じだったし、「人が死ぬ映像」で書かれていた「ウクライナ21」といわれる事件についてはかなり衝撃だった。
それにしても最初の「七つの大罪」といい、「放送禁止作品」といい同じコアマガジン発行の「恐いサイコ画像」からの使い回しが多かったり、表紙や目次には大きく取り上げられていた「富士樹海殺人事件」の記事がどこにも見当たらず該当するページが何故か「昭和残酷時代劇」になってたり、全体的に取り上げてるテーマとかは面白いのに前述の北芝健の見解文欠落とかあまりにも作りがいい加減なのはどうかと思う。
また「悪魔のゲーム」はオカルトでも何でもなくただの妄想を書いただけの記事だったり、いかにも言ってる事が胡散臭そうな「デスボイス」とかある意味ただのギャグ記事みたいだし、「フカミソル」とか2本の漫画は結構面白く、「与偶の人形世界」とか奇想のアートも楽しめたものの全体的にはもうちょっとそれぞれの記事を「不思議ナックルズ」みたいに深くやってほしかったしちょっと物足りない感じだった。
表紙のインパクトはなかなか強烈で良かったのに・・・。
この雑誌増刊号は不思議・オカルト・サイコ系などをネタにしたものであるが、内容としては様々な怪奇画像を「7つの大罪」にたとえて紹介したグラビアページ、南米カルテルやイスラムをはじめとする勢力とユダヤ系権力の世界戦争が勃発していたという「マフィア連合vs悪魔教」、霊能力者が有名人死者の声を聞く「デスボイス」、有名人の死に場所を紹介する「有名人東京自殺マップ」、霊媒師が認める凄まじき怨念を捉えた心霊写真を「心臓霊写真」と称して紹介するコーナー、画像でみる「放送禁止作品」、「人が死ぬ映像」、三浦和義を葬ったという「L.A.寿司職人暗殺集団」、地球的事件とUFOの関係に迫る「UFOに祝福されたオバマ」、元警察官、占い師、陰陽師が分析した「未解決事件プロファイリング」、「有名人の前世」、UMAネタでは「最新!驚異のUMA完全FILE」と「南極の謎生命体ヒトガタの正体」、狂気の選択「悪魔のゲーム」、インターネット怪談「真実がわかると怖いコピペ」、実在する「狂気と戦慄のサイコ女たち」、歴史のミステリー「虐説の日本史」、昭和残酷時代劇「撮影所の怪死事件」、木原浩勝氏が紹介する「実録怪画像」、狂気の時代を振り返る「暗黒の昭和史」、廃墟をめぐる「いい旅、夢廃墟」、奇想芸術の世界と生き血が使われているという「与偶の人形世界」、漫画では「淀川ダンベル殺人事件」の真相を追った「フカミソル」、サイコな物語「私を狙う気持ち悪い顔のオヤジ」など色んなジャンルを網羅している。
記事として面白かったのはまず「未解決事件プロファイリング」であるが、「たかじんのそこまで言って委員会」で「ファンタジー北芝」として知られる元警視庁刑事の北芝健、占い師の黄金咲ちひろ、現役OL陰陽師という3人がそれぞれ自分の能力を使って分析をしているが、言ってる事がみんなバラバラなので真相はどうなのか・・・・それに占い師と陰陽師の人は「誰?」って感じだし陰陽師にいたっては顔モザイクが入っていてさらに「何者?」って感じで怪し過ぎる!
でも分析的にはそれぞれの特性を活かしているようで面白かった。
それにしても「栃木小1女児殺害事件」の部分では被害者の名前が「有希ちゃん」なのに北芝の見解文では「美穂さん」ってなってたし「家宅捜索」なんて話も突然出てきて意味不明な感じだと思ったら後に出てくる「舞鶴高1女子殺害事件」と全く同じ文章で・・・・栃木の事件の北芝見解がまるまる無くなってるし・・・・編集がいい加減すぎ!
他には南極の「ニンゲン」の正体が奇形のクジラやイルカではないかという説は有り得そうな感じだったし、「人が死ぬ映像」で書かれていた「ウクライナ21」といわれる事件についてはかなり衝撃だった。
それにしても最初の「七つの大罪」といい、「放送禁止作品」といい同じコアマガジン発行の「恐いサイコ画像」からの使い回しが多かったり、表紙や目次には大きく取り上げられていた「富士樹海殺人事件」の記事がどこにも見当たらず該当するページが何故か「昭和残酷時代劇」になってたり、全体的に取り上げてるテーマとかは面白いのに前述の北芝健の見解文欠落とかあまりにも作りがいい加減なのはどうかと思う。
また「悪魔のゲーム」はオカルトでも何でもなくただの妄想を書いただけの記事だったり、いかにも言ってる事が胡散臭そうな「デスボイス」とかある意味ただのギャグ記事みたいだし、「フカミソル」とか2本の漫画は結構面白く、「与偶の人形世界」とか奇想のアートも楽しめたものの全体的にはもうちょっとそれぞれの記事を「不思議ナックルズ」みたいに深くやってほしかったしちょっと物足りない感じだった。
表紙のインパクトはなかなか強烈で良かったのに・・・。

by lucifuge
| 2009-04-03 20:48
| 本/雑誌・増刊