2009年 04月 12日
漫画実話ナックルズ増刊 vol.12 真・怪奇伝説 |
ミリオン出版発行の「漫画実話ナックルズ増刊 vol.12 真・怪奇伝説」を読んだ。
内容としてはカラーグラビア記事では最後の拝み屋が語る祈祷・呪いの真実「四国・いざなぎ流 97歳の老太夫」、ヤラセと指摘された「心霊AV」、霊能者と往く「東京心霊ツアー」、「こわい動画・最恐セレクション」、「恐愕のネオ・アンビリバボー」、「日本怪奇巡礼」、「最後のノロ」、「廃墟の果て」といった感じでメインの漫画では「最恐都市伝説ファイル」、「心霊“闇”ビジネス最前線」、「日本タブー領域」、「「誰も触れなかった呪い」という感じ。
「最恐都市伝説ファイル」では「不思議ナックルズ」や「新耳袋殴り込み」では御馴染みの「三本足のサリーちゃん」が漫画になっていて当然体験者であるギンティ小林さんが漫画として登場していたが実際に会った事ある人が漫画という形で出てくると何だか妙な感じで笑えてしまう!
ギンティ小林さんだけでなく「日本タブー領域」内での「ひとりかくれんぼ降霊実験」では同じく「不思議SNSオフ会」でお会いした住倉カオスさんまで出てきてるし・・・・!
話を「最恐都市伝説」に戻して結構内容的に衝撃的だったのが「奴隷にされた人々」であるが、こんな酷い事が同じ日本の一部の村ででしきたりとしてひと昔前まで存在していたなんて恐ろしい。
また「中国“小人村”の陰謀」も本当にやっていたらとんでもない事だし、こういう実験なのか公害なのかよくわからない得体の知れない事というのは何とも不気味。
「狂気の画像に殺される」と「ミッキーマウスの正体」は以前読んだ事がある使い回しだったのがちょっと残念。
「心霊“闇”ビジネス最前線」では樹海で死体から金目の物を奪い取って儲けていた連中の悲惨な末路を描いた「樹海の暗部に消されたお宝ハンター」、医療や研究用に提供される「献体」をめぐる闇ビジネス「死体バラ売りで年収3000万」といった犯罪めいた話はリアルに怖いし、「捨て子に群がる鬼畜・小児科医の実態」は重度障害児を金儲けの道具としか考えない一部医療関係者の歪んだ実態を暴いていて驚きだったが、こういう酷い実情はこれまで全く知らなかったし、現実問題としてマスコミは下らんゴシップニュースばかり追わずにもっとこういう実態を取り上げて公表していくべきなのではないかとも思った。
それから「カツラに秘められた怨念」は映画「エクステ」でもやっていたがカツラや付け毛になる髪の毛がどこからどういう風に渡ってくるかという悲惨な実態が描かれており、もしカツラの人がこんなの読んだら恐ろしくて付けてられなくなるかも・・・?
ただラストの3コマは何だかシチュエーション的に妙な感じで笑ってしまうが。
「日本タブー領域」では「新耳袋」では有名な「山の牧場」の話を漫画化したものや不可解な「京都バス・パニック事件」など色々載っていたが、中でも「拝み屋たちの仁義なき呪術合戦」はなかなか面白かった。
ワラ人形vs蠱術とかとんでもない闘いが展開していて凄いのだが、こんなとんでもない能力があったら狭い田舎の地域で潰し合いしてないでもっと都会に出れば怨みつらみの需要なんて山ほどあるだろうし商売として十分いけそうなのにこの連中は何やってんだか・・・?
「誰も触れなかった呪い」では現代の妖怪として有名な「くねくね」についてポケモン画面点滅ショック事件」と絡めていた説は面白かったし、大阪刑務所に実在した「呪われた三角地」のエピソードも刑務所という特殊地における現代怪談として結構ゾッとする話だった。
カラーページの「恐愕のネオ・アンビリバボー」では「頭を返して下さい・・・」の話が心霊的には一番怖かったが「謎のエビフライおばさん」もリアルなキ○ガイ話として結構気持ち悪いし、タイトル的には何かギャグっぽいながら「「織田裕二暗殺計画」は某国では殺人についてまるで定食のメニューを選ぶかのように簡単に依頼や実行が出来てしまうシステムがあるのかと思うと現実的には一番怖い話だったと思う。
漫画ナックルズはこれまであんまり買った事がなかったものの、今回は怪奇系特集という事で読んでみたが、記事的に気になるものもいくつかあってなかなか面白かったし、こういう系でやるんならまた読んでみたい(前の違う本のエピソードの使い回しはなるべくやめてほしいが)。
内容としてはカラーグラビア記事では最後の拝み屋が語る祈祷・呪いの真実「四国・いざなぎ流 97歳の老太夫」、ヤラセと指摘された「心霊AV」、霊能者と往く「東京心霊ツアー」、「こわい動画・最恐セレクション」、「恐愕のネオ・アンビリバボー」、「日本怪奇巡礼」、「最後のノロ」、「廃墟の果て」といった感じでメインの漫画では「最恐都市伝説ファイル」、「心霊“闇”ビジネス最前線」、「日本タブー領域」、「「誰も触れなかった呪い」という感じ。
「最恐都市伝説ファイル」では「不思議ナックルズ」や「新耳袋殴り込み」では御馴染みの「三本足のサリーちゃん」が漫画になっていて当然体験者であるギンティ小林さんが漫画として登場していたが実際に会った事ある人が漫画という形で出てくると何だか妙な感じで笑えてしまう!
ギンティ小林さんだけでなく「日本タブー領域」内での「ひとりかくれんぼ降霊実験」では同じく「不思議SNSオフ会」でお会いした住倉カオスさんまで出てきてるし・・・・!
話を「最恐都市伝説」に戻して結構内容的に衝撃的だったのが「奴隷にされた人々」であるが、こんな酷い事が同じ日本の一部の村ででしきたりとしてひと昔前まで存在していたなんて恐ろしい。
また「中国“小人村”の陰謀」も本当にやっていたらとんでもない事だし、こういう実験なのか公害なのかよくわからない得体の知れない事というのは何とも不気味。
「狂気の画像に殺される」と「ミッキーマウスの正体」は以前読んだ事がある使い回しだったのがちょっと残念。
「心霊“闇”ビジネス最前線」では樹海で死体から金目の物を奪い取って儲けていた連中の悲惨な末路を描いた「樹海の暗部に消されたお宝ハンター」、医療や研究用に提供される「献体」をめぐる闇ビジネス「死体バラ売りで年収3000万」といった犯罪めいた話はリアルに怖いし、「捨て子に群がる鬼畜・小児科医の実態」は重度障害児を金儲けの道具としか考えない一部医療関係者の歪んだ実態を暴いていて驚きだったが、こういう酷い実情はこれまで全く知らなかったし、現実問題としてマスコミは下らんゴシップニュースばかり追わずにもっとこういう実態を取り上げて公表していくべきなのではないかとも思った。
それから「カツラに秘められた怨念」は映画「エクステ」でもやっていたがカツラや付け毛になる髪の毛がどこからどういう風に渡ってくるかという悲惨な実態が描かれており、もしカツラの人がこんなの読んだら恐ろしくて付けてられなくなるかも・・・?
ただラストの3コマは何だかシチュエーション的に妙な感じで笑ってしまうが。
「日本タブー領域」では「新耳袋」では有名な「山の牧場」の話を漫画化したものや不可解な「京都バス・パニック事件」など色々載っていたが、中でも「拝み屋たちの仁義なき呪術合戦」はなかなか面白かった。
ワラ人形vs蠱術とかとんでもない闘いが展開していて凄いのだが、こんなとんでもない能力があったら狭い田舎の地域で潰し合いしてないでもっと都会に出れば怨みつらみの需要なんて山ほどあるだろうし商売として十分いけそうなのにこの連中は何やってんだか・・・?
「誰も触れなかった呪い」では現代の妖怪として有名な「くねくね」についてポケモン画面点滅ショック事件」と絡めていた説は面白かったし、大阪刑務所に実在した「呪われた三角地」のエピソードも刑務所という特殊地における現代怪談として結構ゾッとする話だった。
カラーページの「恐愕のネオ・アンビリバボー」では「頭を返して下さい・・・」の話が心霊的には一番怖かったが「謎のエビフライおばさん」もリアルなキ○ガイ話として結構気持ち悪いし、タイトル的には何かギャグっぽいながら「「織田裕二暗殺計画」は某国では殺人についてまるで定食のメニューを選ぶかのように簡単に依頼や実行が出来てしまうシステムがあるのかと思うと現実的には一番怖い話だったと思う。
漫画ナックルズはこれまであんまり買った事がなかったものの、今回は怪奇系特集という事で読んでみたが、記事的に気になるものもいくつかあってなかなか面白かったし、こういう系でやるんならまた読んでみたい(前の違う本のエピソードの使い回しはなるべくやめてほしいが)。
by lucifuge
| 2009-04-12 23:18
| 本/雑誌・増刊