2009年 04月 15日
ピンクパンサー2 |
かってピーター・セラーズ主演で人気を博した名コメディ映画シリーズ「ピンクパンサー」を2006年にスティーブ・マーチン主演で作ったリメイク版の3年ぶりの続編「ピンクパンサー2」を観た。
謎の怪盗トルネードによってイギリス、イタリア、日本で次々と名宝が盗まれ、その対処のために各国の警察から精鋭が集まりドリームチームを結成する事になるが、何とその中にフランス代表としてあの大バカなクルーゾー警部が入っていた・・・しかもトルネードにフランスからも国の宝であるダイヤ「ピンクパンサー」を盗み出されてしまって・・・・というような内容。
バカのクルーゾーに堅物な相棒ポントン、自分の名誉や手柄ばかり気にしている上司ドレフェス、クルーゾーとちょっとイイ感じな女性ニコルといった前作にひき続くキャラクターに加えイタリア、イギリス、日本からやってきた警察のドリームチームの面々、ドリームチームに加わるトルネード研究家の女ソニアなどといった新キャラクターも登場してメインのコメディ要素だけでなく事件の真相といったミステリー要素、クルーゾーとニコル、ソニア、イタリアの捜査官といったキャラを交えたロマンス的要素もあったりで色んな楽しみ方が出来る感じ。
それにしても今回もクルーゾーのバカ度もかなりのものでお笑いの趣向的には「ドリフ」や「Mr.ビーン」といった感じのわかりやすいドタバタさで笑わせてくれるが、状況設定的に一部国に対する偏見的な見方や差別的発言を使ったギャグがあったり、ローマ法王が登場するシーンではかなり権威をおちょくったような感じでかなりブラック!
ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」にバチカンが怒ったという話も聞いたが、どちらかといえば劇中の法王に対する扱いとかこっちの方がヤバイ気もするのだが・・・・(笑)
それから各国のドリームチームではやたら女好きなイタリア捜査官、推理にこだわるイギリス捜査官、コンピューターに強い日本捜査官といった面々が登場するがクルーゾーとイギリス捜査官とのどうでもいい推理合戦とか笑えるし散々おバカをやって周囲を失望させたけど結局最後はうまくいくお約束な展開は単純ながら楽に笑って観れる楽しさがある☆
それにしても物凄いおバカな内容の映画なのにコメディの名優である主演のスティーブ・マーチンをはじめとしてポントン役にはジャン・レノ、イタリア捜査官にアンディ・ガルシア、疑惑の人物にジェレミー・アイアンズといったかなりな名優を揃えてるのがちょっと凄いし、この豪華メンバーであんなアホな事をえんえんやってるというのも笑える!
ツッコミ所といえばポントンの息子たちが空手をやっていて遊びでクルーゾーを空手で襲ってくるシーンがあるのだが、「空手」と言いながらも棒やヌンチャク使ったりしてもはや空手じゃないし、「それは中国拳法じゃないのか?」と思うような見せ方だったが製作側的には空手も中国拳法もアジア一色で同じものにしか認識できてないんだろうか?
格闘技系アクション映画なら許されないが、あらゆる面でテキトーなこの映画だしまあいいかとも思える(笑)
そうはいっても全体的には出来も悪くなかったし、まあこの感じならいずれ3もあるだろうが、今回日本公開的にはあんまり力を入れてなかったのかパンフがなかったのが少し残念だった。
謎の怪盗トルネードによってイギリス、イタリア、日本で次々と名宝が盗まれ、その対処のために各国の警察から精鋭が集まりドリームチームを結成する事になるが、何とその中にフランス代表としてあの大バカなクルーゾー警部が入っていた・・・しかもトルネードにフランスからも国の宝であるダイヤ「ピンクパンサー」を盗み出されてしまって・・・・というような内容。
バカのクルーゾーに堅物な相棒ポントン、自分の名誉や手柄ばかり気にしている上司ドレフェス、クルーゾーとちょっとイイ感じな女性ニコルといった前作にひき続くキャラクターに加えイタリア、イギリス、日本からやってきた警察のドリームチームの面々、ドリームチームに加わるトルネード研究家の女ソニアなどといった新キャラクターも登場してメインのコメディ要素だけでなく事件の真相といったミステリー要素、クルーゾーとニコル、ソニア、イタリアの捜査官といったキャラを交えたロマンス的要素もあったりで色んな楽しみ方が出来る感じ。
それにしても今回もクルーゾーのバカ度もかなりのものでお笑いの趣向的には「ドリフ」や「Mr.ビーン」といった感じのわかりやすいドタバタさで笑わせてくれるが、状況設定的に一部国に対する偏見的な見方や差別的発言を使ったギャグがあったり、ローマ法王が登場するシーンではかなり権威をおちょくったような感じでかなりブラック!
ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」にバチカンが怒ったという話も聞いたが、どちらかといえば劇中の法王に対する扱いとかこっちの方がヤバイ気もするのだが・・・・(笑)
それから各国のドリームチームではやたら女好きなイタリア捜査官、推理にこだわるイギリス捜査官、コンピューターに強い日本捜査官といった面々が登場するがクルーゾーとイギリス捜査官とのどうでもいい推理合戦とか笑えるし散々おバカをやって周囲を失望させたけど結局最後はうまくいくお約束な展開は単純ながら楽に笑って観れる楽しさがある☆
それにしても物凄いおバカな内容の映画なのにコメディの名優である主演のスティーブ・マーチンをはじめとしてポントン役にはジャン・レノ、イタリア捜査官にアンディ・ガルシア、疑惑の人物にジェレミー・アイアンズといったかなりな名優を揃えてるのがちょっと凄いし、この豪華メンバーであんなアホな事をえんえんやってるというのも笑える!
ツッコミ所といえばポントンの息子たちが空手をやっていて遊びでクルーゾーを空手で襲ってくるシーンがあるのだが、「空手」と言いながらも棒やヌンチャク使ったりしてもはや空手じゃないし、「それは中国拳法じゃないのか?」と思うような見せ方だったが製作側的には空手も中国拳法もアジア一色で同じものにしか認識できてないんだろうか?
格闘技系アクション映画なら許されないが、あらゆる面でテキトーなこの映画だしまあいいかとも思える(笑)
そうはいっても全体的には出来も悪くなかったし、まあこの感じならいずれ3もあるだろうが、今回日本公開的にはあんまり力を入れてなかったのかパンフがなかったのが少し残念だった。

by lucifuge
| 2009-04-15 21:10
| 映画/洋画