2009年 05月 06日
ヤッターマン |
30年以上前に「タイムボカン」シリーズの第2弾として放送され、現在も新シリーズが放送している国民的人気アニメを三池崇史監督が実写映画化した「ヤッターマン」を観た。
高田玩具店のひとり息子ガンちゃんとガールフレンドのアイちゃんは実は正義のヒーロー「ヤッターマン」の1号と2号であり、泥棒の神であるドクロべエの手先となって悪事を働くドロンジョ率いるドロンボー一味と週に一回戦っていた・・・ドクロベエは揃うと何でも願いが叶うという「ドクロストーン」を探しており、現在4つの破片になって世界のどこかに散らばっているのをドロンボー一味に探させており、破片のひとつを持った少女・翔子をめぐって守るヤッターマンたちとストーンを狙うドロンボー一味の戦いが繰り広げられていくが・・・・といった内容。
基本的にやってる事はテレビと全く同じで宣伝文句となっていた「完全再現」はかなりうまく映像として出来ているし、派手なメカ同士の戦闘シーンとか破壊シーンもダイナミックで映画なりの迫力がある。
またドクロベエやオモッチャマの声などテレビと同じ声優さんが出ているのも嬉しいが、キャラクターたちのいかにも漫画的な動作、コスチューム表現なども原作のイメージを大事にしてる感じで好感が持てる。
中でもドロンボー一味の再現はなかなかのもので宣伝段階でかなり注目を集めていた深田恭子が演じるドロンジョはなかなかなインパクトだったが私的には生瀬勝久演じるボヤッキーがキャラの再現としては完璧だったし、山ほどの女子高生に埋もれる妄想シーンなどバカな映像も笑える。
それからケンドーコバヤシ演じるトンズラーがボヤッキーに同性愛的な想いを持っているというのはちょっと新解釈で面白い感じだったり、どちらかというと主役のヤッターマンたちよりかはバカな悪党の方が魅力的なのだが、それは原作も同じところに面白さがあるわけだし納得がいくところ。
同じくマンガ原作モノ実写映画を考えるとちょっと前に観た「ドラゴンボール」は酷い出来だったし、ドラゴンボールの作り手たちはこのヤッターマンの爪の垢でも煎じて飲め!って思わせるが・・・あれでまだ続編作るつもりなんだろうか?(笑)
それにしても本来子供向きな原作を映画化したはずが大人な「下ネタ」連発で親子で観に来る人の場合多少困るかも?(笑)
内容的にはテレビと同じという事からハッキリ言って何にも内容がないひたすらおバカな事をやり続けるというノリなので観た後何にも残らないのだが、娯楽作品としては派手なアクションにファンタスティックなメカ、おバカなコメディ要素と映像で楽しめてテキトーに笑える作品だし、人間ドラマの深さとか感動とか全く皆無だがそれなりに楽しい時間は過ごせる作品だと思う。
高田玩具店のひとり息子ガンちゃんとガールフレンドのアイちゃんは実は正義のヒーロー「ヤッターマン」の1号と2号であり、泥棒の神であるドクロべエの手先となって悪事を働くドロンジョ率いるドロンボー一味と週に一回戦っていた・・・ドクロベエは揃うと何でも願いが叶うという「ドクロストーン」を探しており、現在4つの破片になって世界のどこかに散らばっているのをドロンボー一味に探させており、破片のひとつを持った少女・翔子をめぐって守るヤッターマンたちとストーンを狙うドロンボー一味の戦いが繰り広げられていくが・・・・といった内容。
基本的にやってる事はテレビと全く同じで宣伝文句となっていた「完全再現」はかなりうまく映像として出来ているし、派手なメカ同士の戦闘シーンとか破壊シーンもダイナミックで映画なりの迫力がある。
またドクロベエやオモッチャマの声などテレビと同じ声優さんが出ているのも嬉しいが、キャラクターたちのいかにも漫画的な動作、コスチューム表現なども原作のイメージを大事にしてる感じで好感が持てる。
中でもドロンボー一味の再現はなかなかのもので宣伝段階でかなり注目を集めていた深田恭子が演じるドロンジョはなかなかなインパクトだったが私的には生瀬勝久演じるボヤッキーがキャラの再現としては完璧だったし、山ほどの女子高生に埋もれる妄想シーンなどバカな映像も笑える。
それからケンドーコバヤシ演じるトンズラーがボヤッキーに同性愛的な想いを持っているというのはちょっと新解釈で面白い感じだったり、どちらかというと主役のヤッターマンたちよりかはバカな悪党の方が魅力的なのだが、それは原作も同じところに面白さがあるわけだし納得がいくところ。
同じくマンガ原作モノ実写映画を考えるとちょっと前に観た「ドラゴンボール」は酷い出来だったし、ドラゴンボールの作り手たちはこのヤッターマンの爪の垢でも煎じて飲め!って思わせるが・・・あれでまだ続編作るつもりなんだろうか?(笑)
それにしても本来子供向きな原作を映画化したはずが大人な「下ネタ」連発で親子で観に来る人の場合多少困るかも?(笑)
内容的にはテレビと同じという事からハッキリ言って何にも内容がないひたすらおバカな事をやり続けるというノリなので観た後何にも残らないのだが、娯楽作品としては派手なアクションにファンタスティックなメカ、おバカなコメディ要素と映像で楽しめてテキトーに笑える作品だし、人間ドラマの深さとか感動とか全く皆無だがそれなりに楽しい時間は過ごせる作品だと思う。
by lucifuge
| 2009-05-06 22:28
| 映画/邦画