2009年 06月 15日
天使と悪魔 |
2006年に映画化され世界中にセンセーションを巻き起こした「ダ・ヴィンチ・コード」の原作者ダン・ブラウンがダ・ヴィンチ~以前に書いた著作をトム・ハンクス主演、ロン・ハワード監督という「ダ・ヴィンチ・コード」と同じコンビで映画化した第2弾「天使と悪魔」を観た。
舞台はカトリックの総本山であるヴァチカン。ローマ教皇が逝去し、時期教皇を選出する「コンクラーベ」が行なわれようとしていた時、CERN(欧州原子核研究機構)から大きな破壊力を持つという「反物質」が盗まれ、同時に教皇に近いとされる4人の枢機卿が誘拐されて順番に暗殺していくという秘密結社「イルミナティ」からの恐ろしい予告にヴァチカンは宗教象徴学者として名高いロバート・ラングドン教授に助けを求める・・・ラングドンはCERNの女科学者ヴィットリアやヴァチカン警察のオリヴェッティ警部と協力し捜査にあたるが枢機卿たちの居場所につながる手がかりとして「ガリレオの暗号」が浮上し彼等はその謎解きに挑んでいくが・・・・といったストーリー。
かってキリスト教に弾圧され復讐を誓ったという科学者たちの組織「イルミナティ」の存在やヴァチカンに伝わる秘密の儀式、迷路のように複雑なヴァチカン内部の構造やそこに散りばめられた数々の芸術の名作・・・といったミステリアスな要素が交錯し、展開していく枢機卿たちの連続殺人と迫っていく反物質爆発のタイムリミットなどミステリーや謎解きの部分とハラハラさせるサスペンスの要素がうまく合わさっていて、基本的ストーリーとしても単純でわかりやすくなかなか面白かった。
また劇中にサンピエトロ大聖堂やパンテオン、システィナ礼拝堂などヴァチカンの名所が手がかりとして色々映ったのは海外旅行の経験がない私にとってはちょっと旅行気分が味わえたり(笑)、ベルニーニの作品が謎への重要要素として登場するのも画家の視点的には嬉しい感じ♪
それにしても後半の展開やオチ的にまさかああいう事になるとは・・・暗号や秘密結社、ヴァチカン内部の権力争い、連続殺人や爆破テロ、科学と宗教など色々な要素が含まれているので一見複雑なように思えるが実は凄く単純なネタだったし、あれでは何かヴァチカンのイメージが実にドロドロしたものに映ってしまったが・・・・。
それにラングドン教授たちの捜査も「ナショナルトレジャー」ばりに結構な無茶やってたのが凄かったし、殺人者の見立て殺人のやり方もまるで「セブン」を思い出すようなエゲツなさで結構グロかったり、カトリックの総本山を舞台にかなりとんでもない事やってる感じが面白い☆
既にダン・ブラウンはラングドン教授シリーズの第3弾「ザ・ロスト・シンボル」を書き上げ秋に発売予定らしいが、多分こっちも映画化されるだろうし、今度はどんな暗号と謎解きを楽しませてくれるのか期待したい♪
舞台はカトリックの総本山であるヴァチカン。ローマ教皇が逝去し、時期教皇を選出する「コンクラーベ」が行なわれようとしていた時、CERN(欧州原子核研究機構)から大きな破壊力を持つという「反物質」が盗まれ、同時に教皇に近いとされる4人の枢機卿が誘拐されて順番に暗殺していくという秘密結社「イルミナティ」からの恐ろしい予告にヴァチカンは宗教象徴学者として名高いロバート・ラングドン教授に助けを求める・・・ラングドンはCERNの女科学者ヴィットリアやヴァチカン警察のオリヴェッティ警部と協力し捜査にあたるが枢機卿たちの居場所につながる手がかりとして「ガリレオの暗号」が浮上し彼等はその謎解きに挑んでいくが・・・・といったストーリー。
かってキリスト教に弾圧され復讐を誓ったという科学者たちの組織「イルミナティ」の存在やヴァチカンに伝わる秘密の儀式、迷路のように複雑なヴァチカン内部の構造やそこに散りばめられた数々の芸術の名作・・・といったミステリアスな要素が交錯し、展開していく枢機卿たちの連続殺人と迫っていく反物質爆発のタイムリミットなどミステリーや謎解きの部分とハラハラさせるサスペンスの要素がうまく合わさっていて、基本的ストーリーとしても単純でわかりやすくなかなか面白かった。
また劇中にサンピエトロ大聖堂やパンテオン、システィナ礼拝堂などヴァチカンの名所が手がかりとして色々映ったのは海外旅行の経験がない私にとってはちょっと旅行気分が味わえたり(笑)、ベルニーニの作品が謎への重要要素として登場するのも画家の視点的には嬉しい感じ♪
それにしても後半の展開やオチ的にまさかああいう事になるとは・・・暗号や秘密結社、ヴァチカン内部の権力争い、連続殺人や爆破テロ、科学と宗教など色々な要素が含まれているので一見複雑なように思えるが実は凄く単純なネタだったし、あれでは何かヴァチカンのイメージが実にドロドロしたものに映ってしまったが・・・・。
それにラングドン教授たちの捜査も「ナショナルトレジャー」ばりに結構な無茶やってたのが凄かったし、殺人者の見立て殺人のやり方もまるで「セブン」を思い出すようなエゲツなさで結構グロかったり、カトリックの総本山を舞台にかなりとんでもない事やってる感じが面白い☆
既にダン・ブラウンはラングドン教授シリーズの第3弾「ザ・ロスト・シンボル」を書き上げ秋に発売予定らしいが、多分こっちも映画化されるだろうし、今度はどんな暗号と謎解きを楽しませてくれるのか期待したい♪
by lucifuge
| 2009-06-15 22:24
| 映画/洋画