2009年 06月 21日
へんな趣味オール大百科 |
ブックオフで入手したKKベストセラーズ発行のコンビニ本「へんな趣味オール大百科」を読んだ。
この本はタイトル通り様々な「へんな趣味」を持つ人々を紹介した本であるが、珍地名探訪や珍スポット観光、顔ハメ紀行、自販機巡り、奇祭巡り、高校文化祭巡り、閉店観察、テラめし食べ歩き、奇食といった各地をめぐって探求する趣味をはじめ、本格輪ゴム銃、珍道具発明、みかんの皮アート、ひとり紅白歌合戦、アイス顔、徳川式紙相撲といったちょっと変わった創作趣味、バスブザー、寝癖カレンダー、牛乳キャップ、ガムさや、醤油鯛、絶滅危惧ビデオ、拓狛、倒産株券、顔ジャケラーメン、覆面レコード、ピンクチラシ、人面石、韓国アニメ、米の袋など変なモノをコレクションする趣味、笑っていいともに映り込み、エクストリームアイロニング、サザエさんじゃんけん研究、マラソン併走、鼻リコーダー、ちくわ笛、円周率ストーリーテリング、中世騎士バトル、ガムテープ文字追っかけ、はだしのゲンなどといった紀行や収集、創作ともちょっと違うニューウェイブな変趣味、団地鑑賞、エレベーター鑑賞、ダム鑑賞、地下観光、工場鑑賞などマニアックな鑑賞趣味などといった構成。
最初の珍な場所やグルメを求める項目では観光地の変な顔ハメや意外な自販機がなかなかインパクトがあったが閉店の妙な貼り紙をチェックするってのも笑えるし、奇祭は珍趣味以前に文化的民俗的ミステリーな側面もあって興味深い。
また奇食コーナーにまだ食べに行った事はないが地元近くにある麺が紫色の「妖怪ラーメン」も載っていたりでビックリ!
創作趣味の項目では本格輪ゴム銃やひとり紅白歌合戦はモノ作りとしても結構凄い感じで面白いがみかんの皮アートやアイス顔も遊び心いっぱいで楽しい感じ♪
蒐集の項目ではそんなもの集めてどうするんだ?というようなモノがオンパレードだが特に倒産株券は持ってて無意味ながらそれぞれ株券のたどってきた悲しいドラマがありそうだったり、人面石はモノによっては危ない霊が憑いてたらどうするんだと心配になる・・・。
しかし顔ジャケラーメンや牛乳キャップ、米袋、ガムさやなどはデザイン的に凝ったものがあったりアート的に見ても面白いし、普段何気に使ってる醤油鯛に意外に種類があったのには驚いた!
また絶滅危惧ビデオは将来DVD化もされないであろうクズビデオのおバカな面白さがあって興味をそそるし、ピンクチラシもここまで集まると日本の広告デザインの裏歴史としての側面を感じさせる深さがある気がする(笑)
ニューウェイブ趣味の項目ではいいともに映り込もうとしたり、様々な場所でアイロンするという行動的ともいえる趣味が紹介されているがマラソン併走も趣味になってるとは・・・昔からマラソンのテレビ中継で一緒になって走ったり自転車で追いかけてる奴を絶対見かけたが今では趣味のひとつとして成立しているのが何か凄い!
中世騎士バトルは鎧の作りこみが結構クオリティが高いが、こういう事に憧れてやってみたい気持ちは男的にわかる気がする。
それにしてもサザエさんのじゃんけん予想研究は本当にどうでもいい下らなさ(笑)
鑑賞の項目では本来鑑賞目的でないものを鑑賞するという感じだが、工場のあの近未来的で退廃的な雰囲気の魅力はわかるし、エレベーターやダムもそういういう意味合いでは結構面白さがわかる気がするのでそんなに「ヘン」ではない気もした。
世の中には様々な趣味を持った人間が沢山いるがこの本1冊で意外な趣味の面白さが発見出来たり、一般的には変だがオリジナリティ溢れる趣味は魅力的だったりと、本自体はバカ本ながら「趣味」というのはその人自身の生き方そのものにつながるような深いものだという気もした。
この本はタイトル通り様々な「へんな趣味」を持つ人々を紹介した本であるが、珍地名探訪や珍スポット観光、顔ハメ紀行、自販機巡り、奇祭巡り、高校文化祭巡り、閉店観察、テラめし食べ歩き、奇食といった各地をめぐって探求する趣味をはじめ、本格輪ゴム銃、珍道具発明、みかんの皮アート、ひとり紅白歌合戦、アイス顔、徳川式紙相撲といったちょっと変わった創作趣味、バスブザー、寝癖カレンダー、牛乳キャップ、ガムさや、醤油鯛、絶滅危惧ビデオ、拓狛、倒産株券、顔ジャケラーメン、覆面レコード、ピンクチラシ、人面石、韓国アニメ、米の袋など変なモノをコレクションする趣味、笑っていいともに映り込み、エクストリームアイロニング、サザエさんじゃんけん研究、マラソン併走、鼻リコーダー、ちくわ笛、円周率ストーリーテリング、中世騎士バトル、ガムテープ文字追っかけ、はだしのゲンなどといった紀行や収集、創作ともちょっと違うニューウェイブな変趣味、団地鑑賞、エレベーター鑑賞、ダム鑑賞、地下観光、工場鑑賞などマニアックな鑑賞趣味などといった構成。
最初の珍な場所やグルメを求める項目では観光地の変な顔ハメや意外な自販機がなかなかインパクトがあったが閉店の妙な貼り紙をチェックするってのも笑えるし、奇祭は珍趣味以前に文化的民俗的ミステリーな側面もあって興味深い。
また奇食コーナーにまだ食べに行った事はないが地元近くにある麺が紫色の「妖怪ラーメン」も載っていたりでビックリ!
創作趣味の項目では本格輪ゴム銃やひとり紅白歌合戦はモノ作りとしても結構凄い感じで面白いがみかんの皮アートやアイス顔も遊び心いっぱいで楽しい感じ♪
蒐集の項目ではそんなもの集めてどうするんだ?というようなモノがオンパレードだが特に倒産株券は持ってて無意味ながらそれぞれ株券のたどってきた悲しいドラマがありそうだったり、人面石はモノによっては危ない霊が憑いてたらどうするんだと心配になる・・・。
しかし顔ジャケラーメンや牛乳キャップ、米袋、ガムさやなどはデザイン的に凝ったものがあったりアート的に見ても面白いし、普段何気に使ってる醤油鯛に意外に種類があったのには驚いた!
また絶滅危惧ビデオは将来DVD化もされないであろうクズビデオのおバカな面白さがあって興味をそそるし、ピンクチラシもここまで集まると日本の広告デザインの裏歴史としての側面を感じさせる深さがある気がする(笑)
ニューウェイブ趣味の項目ではいいともに映り込もうとしたり、様々な場所でアイロンするという行動的ともいえる趣味が紹介されているがマラソン併走も趣味になってるとは・・・昔からマラソンのテレビ中継で一緒になって走ったり自転車で追いかけてる奴を絶対見かけたが今では趣味のひとつとして成立しているのが何か凄い!
中世騎士バトルは鎧の作りこみが結構クオリティが高いが、こういう事に憧れてやってみたい気持ちは男的にわかる気がする。
それにしてもサザエさんのじゃんけん予想研究は本当にどうでもいい下らなさ(笑)
鑑賞の項目では本来鑑賞目的でないものを鑑賞するという感じだが、工場のあの近未来的で退廃的な雰囲気の魅力はわかるし、エレベーターやダムもそういういう意味合いでは結構面白さがわかる気がするのでそんなに「ヘン」ではない気もした。
世の中には様々な趣味を持った人間が沢山いるがこの本1冊で意外な趣味の面白さが発見出来たり、一般的には変だがオリジナリティ溢れる趣味は魅力的だったりと、本自体はバカ本ながら「趣味」というのはその人自身の生き方そのものにつながるような深いものだという気もした。
by lucifuge
| 2009-06-21 21:53
| 本/コンビニ本