2009年 07月 14日
ウィッチマウンテン 地図から消された山 |
ドゥエイン・ジョンソン主演のSF映画「ウィッチマウンテン 地図から消された山」を観た。
アメリカ本土に墜落した謎の物体・・・国防省は周囲を封鎖し極秘に調査する中、現場から逃げ去った異星人の足跡を追う・・・・一方ラスベガスでタクシー運転手をしているジャックはいつのまにか乗り込んでいた不思議な兄妹の依頼である場所まで乗せていく事になる・・・目的地到着後も兄妹を心配したジャックは成り行きから行動を共にする事になるが、それは地球の運命をも左右するような巨大な事態へと巻き込まれていく・・・・といったストーリー。
タクシー運転手だが凄腕の運転技術とワケありげな過去を持ったジャック、超能力を持った謎の兄妹の正体と目的といったミステリアスさや途中からジャックの助けとなるエイリアンオタクの天体物理学者フリードマン博士や執拗に兄妹の行方を追う国防省のヘンリー、そして全ての決着につながる場所「ウィッチマウンテン」の存在などわかりやすいキャラクター設定やミステリー要素、映画イメージとしての毒のなさなどはまさにディズニーならではの王道娯楽SF映画という感じ。
ストーリーの進め方や後々重要になってくるキャラクターの登場のさせ方、出会いのシーン、危機回避のパターンなど物凄くベタな感じもするが、そこはディズニーらしい嫌味の無い素直に楽しく観られる作品に仕上がっているし、悪党の顛末や主人公たちのその後もスッキリ終わっていて気持ちが良い。
そういう意味では最近観た「アルマズ・プロジェクト」と対照的な作品でもあるが、どちらもエイリアンをテーマとした映画としてそれぞれの魅力があると思う。
また劇中登場する宇宙人やUFOオタクが集まるイベントでは「スターウォーズ」など様々なSF映画のコスプレが登場するのが楽しいし、オープニングにこれまでの実際のUFO関連映像を編集していたものが流れているというマニアック感とかも好きな感じ。
それから兄妹を暗殺しようとするサイフォンというキャラクターの造形がちょっとプレデターやガイバーっぽい格好良さが感じられるデザインだったりしたのも私好みだった。
ところで最初映画が初まった時のクレジットを観ていて、主演のドゥエイン・ジョンソンって誰?って感じに思っていたら実はこの俳優は「ハムナプトラ2」でスコーピオンキングを演じたプロレスラーの「ザ・ロック」だった!
俳優として本格的に活動という事でザ・ロック名義は封印したのだろうか?
といってもさすがに劇中その肉体やキャリアを活かしたプロレス的アクションシーンの見せ場も盛り沢山だし、カーアクションも迫力ある作りで凄いながらも本格演技派俳優というよりかはまだまだアクションスター扱いな気もする。
また他のキャスティングでは不思議な兄妹の妹の方を演じたアナソフィア・ロブが印象的だが、この女優は以前観た「テラビシアにかける橋」でも良い演技してたし子役ながら今後大物になっていくかも?
この作品は1975年に作られた「星の国から来た仲間」という映画のリメイクらしいが、原版は観た事ないながら劇中ハラハラドキドキと結構楽しめたし、最近あったエイリアンものSF映画のリメイクを考えると「地球が静止する日」を思い出すが、期待したものの見かけ倒しだった「地球が~」よりは遥かに面白かったと思う☆
早速続編の話も出ているようだが、ディズニー映画でこれまでエイリアンものというイメージはあまり無いし、このジャンルがディズニーなりに広がっていくのも面白いかもとも思う。
アメリカ本土に墜落した謎の物体・・・国防省は周囲を封鎖し極秘に調査する中、現場から逃げ去った異星人の足跡を追う・・・・一方ラスベガスでタクシー運転手をしているジャックはいつのまにか乗り込んでいた不思議な兄妹の依頼である場所まで乗せていく事になる・・・目的地到着後も兄妹を心配したジャックは成り行きから行動を共にする事になるが、それは地球の運命をも左右するような巨大な事態へと巻き込まれていく・・・・といったストーリー。
タクシー運転手だが凄腕の運転技術とワケありげな過去を持ったジャック、超能力を持った謎の兄妹の正体と目的といったミステリアスさや途中からジャックの助けとなるエイリアンオタクの天体物理学者フリードマン博士や執拗に兄妹の行方を追う国防省のヘンリー、そして全ての決着につながる場所「ウィッチマウンテン」の存在などわかりやすいキャラクター設定やミステリー要素、映画イメージとしての毒のなさなどはまさにディズニーならではの王道娯楽SF映画という感じ。
ストーリーの進め方や後々重要になってくるキャラクターの登場のさせ方、出会いのシーン、危機回避のパターンなど物凄くベタな感じもするが、そこはディズニーらしい嫌味の無い素直に楽しく観られる作品に仕上がっているし、悪党の顛末や主人公たちのその後もスッキリ終わっていて気持ちが良い。
そういう意味では最近観た「アルマズ・プロジェクト」と対照的な作品でもあるが、どちらもエイリアンをテーマとした映画としてそれぞれの魅力があると思う。
また劇中登場する宇宙人やUFOオタクが集まるイベントでは「スターウォーズ」など様々なSF映画のコスプレが登場するのが楽しいし、オープニングにこれまでの実際のUFO関連映像を編集していたものが流れているというマニアック感とかも好きな感じ。
それから兄妹を暗殺しようとするサイフォンというキャラクターの造形がちょっとプレデターやガイバーっぽい格好良さが感じられるデザインだったりしたのも私好みだった。
ところで最初映画が初まった時のクレジットを観ていて、主演のドゥエイン・ジョンソンって誰?って感じに思っていたら実はこの俳優は「ハムナプトラ2」でスコーピオンキングを演じたプロレスラーの「ザ・ロック」だった!
俳優として本格的に活動という事でザ・ロック名義は封印したのだろうか?
といってもさすがに劇中その肉体やキャリアを活かしたプロレス的アクションシーンの見せ場も盛り沢山だし、カーアクションも迫力ある作りで凄いながらも本格演技派俳優というよりかはまだまだアクションスター扱いな気もする。
また他のキャスティングでは不思議な兄妹の妹の方を演じたアナソフィア・ロブが印象的だが、この女優は以前観た「テラビシアにかける橋」でも良い演技してたし子役ながら今後大物になっていくかも?
この作品は1975年に作られた「星の国から来た仲間」という映画のリメイクらしいが、原版は観た事ないながら劇中ハラハラドキドキと結構楽しめたし、最近あったエイリアンものSF映画のリメイクを考えると「地球が静止する日」を思い出すが、期待したものの見かけ倒しだった「地球が~」よりは遥かに面白かったと思う☆
早速続編の話も出ているようだが、ディズニー映画でこれまでエイリアンものというイメージはあまり無いし、このジャンルがディズニーなりに広がっていくのも面白いかもとも思う。

by lucifuge
| 2009-07-14 23:29
| 映画/洋画