新たな「キング・コング」? |
「キング・コング」といえば巨大なゴリラが登場する怪獣映画の金字塔であり、これまで何度も映画化され、最近では「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が映像化したものを思い出すが、情報によると今回の新版はこのジャクソン版が公開された頃にジョー・デビート&ブラッド・ストリックランドという人物によって共著された冒険小説「Kong:King of Skull Island」を原作としたもので定番の「キング・コング」のストーリーの前日譚になるらしい。
つまりコングがまだ「髑髏島」で様々な怪物や他の霊長類、恐竜などと戦いながら暮らしていた様子が描かれるようで、これまでのコングの人間との関わりの中にある悲しき物語のようなドラマティック性はなさそうだが、舞台が舞台だけに「怪獣映画」として凄まじいものになりそう♪
それに特撮担当として「猿人ジョーヤング」や「原子怪獣あらわる」、「タイタンの戦い」など古典的怪獣映画や魅力的な怪物の造形を手掛けてきたレイ・ハリー・ハウゼン率いる特撮チームがこの新作を担当するというのもこういう系の映画好きには楽しみだし、「ベオウルフ」で使われた最新CG技術「パフォーマンス・キャプチャー」も取り込まれるようでどんな映像世界が出来上がるのかワクワクするが、個人的にはハリー・ハウゼンがやるならあんまりゴテゴテCGでやるよりかはもっと手作りのあたたかみがあるクリーチャーで見せてほしい気もする。
まあとにかくこういう映画が作られるのは楽しいし、怪獣映画として盛り上げるならいっそのこと我等が日本の「ゴジラ」と約50年ぶりくらいのサプライズ対決なんかがあっても面白そうだが♪
