2009年 08月 30日
ハリー・ポッターと謎のプリンス |
世界的に有名なJ.K.ローリングの小説を原作とするファンタジー映画「ハリー・ポッター」シリーズの第6作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を観た。
前作からの続きでかってハリーの両親を殺した闇の魔術師ヴォルデモートの復活とその配下・死喰人たちの活動再開により脅威にさらされる魔法世界の状況の中、ハリーと親友のロン、ハーマイオニーなど仲間たちはどう戦っていくのか・・・というようなストーリーだが、今回はヴォルデモートと戦うにあたってヴォルデモートがかってはホグワーツ魔法学校の生徒であり、トム・リドルという若者だった頃の記憶とそれに関連するかってのホグワーツの教師ホラスの復職、そしてヴォルデモートの命を受けて何かを企んでいるマルフォイ、死喰人たちの攻撃、ハリーがホラスの授業時に偶然手に入れた「半純潔のプリンス」なる人物の蔵書とその正体の謎や戦いの中で成長するハリーと彼を導くダンブルドアとの交流などシリアス面に加え、思春期真っ只中のハリーの移り動く心情やロンとハーマイオニー、ラベンダーを絡めたラブロマンス要素、迫力ある魔法競技クィディッチのスピード感あるシーン、幻想的シーン満載な魔法の授業や奇妙な生き物など映像的にも盛り沢山な感じ。
ただ、ちょっと今回はこの「盛り沢山」がどうも盛り込みすぎな感じで緊迫状況の中で恋に悩むハリーやロンのおバカなラブコメまがいのシーンはちょっと拍子抜けだし併行して展開される様々な陰謀などサスペンスシーンの面白さが半減してしまう印象で何か中途半端。
中途半端といえば宣伝で来日したマルフォイ役の俳優が今回は重要な役みたいな話をしていたが、その割には陰謀的に大した事してなかったし(笑)、最初はハリーのライバル的存在として登場しながらシリーズを追うごとに腰抜けぶりが露呈され役的に小さくなっていたからまあこんなもんかって感じ。
映画全体としてよくある大作娯楽作品としてはそれなりに楽しめるまあまあな出来だがシリーズとしては完成度的にちょっと物足らなかった気がする。
まあヴォルデモートの過去やダンブルドア校長に関わる劇的な大事件、今後登場するであろう謎の人物「RAB」の存在、謎のプリンスの正体とそれに関連するある登場人物の裏切りめいた驚くべき行動などハリーが今後挑んでいく「戦い」面ではさらに面白くなりそうで2010年と11年に2編に分けて公開される最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝」に期待したい。
前作からの続きでかってハリーの両親を殺した闇の魔術師ヴォルデモートの復活とその配下・死喰人たちの活動再開により脅威にさらされる魔法世界の状況の中、ハリーと親友のロン、ハーマイオニーなど仲間たちはどう戦っていくのか・・・というようなストーリーだが、今回はヴォルデモートと戦うにあたってヴォルデモートがかってはホグワーツ魔法学校の生徒であり、トム・リドルという若者だった頃の記憶とそれに関連するかってのホグワーツの教師ホラスの復職、そしてヴォルデモートの命を受けて何かを企んでいるマルフォイ、死喰人たちの攻撃、ハリーがホラスの授業時に偶然手に入れた「半純潔のプリンス」なる人物の蔵書とその正体の謎や戦いの中で成長するハリーと彼を導くダンブルドアとの交流などシリアス面に加え、思春期真っ只中のハリーの移り動く心情やロンとハーマイオニー、ラベンダーを絡めたラブロマンス要素、迫力ある魔法競技クィディッチのスピード感あるシーン、幻想的シーン満載な魔法の授業や奇妙な生き物など映像的にも盛り沢山な感じ。
ただ、ちょっと今回はこの「盛り沢山」がどうも盛り込みすぎな感じで緊迫状況の中で恋に悩むハリーやロンのおバカなラブコメまがいのシーンはちょっと拍子抜けだし併行して展開される様々な陰謀などサスペンスシーンの面白さが半減してしまう印象で何か中途半端。
中途半端といえば宣伝で来日したマルフォイ役の俳優が今回は重要な役みたいな話をしていたが、その割には陰謀的に大した事してなかったし(笑)、最初はハリーのライバル的存在として登場しながらシリーズを追うごとに腰抜けぶりが露呈され役的に小さくなっていたからまあこんなもんかって感じ。
映画全体としてよくある大作娯楽作品としてはそれなりに楽しめるまあまあな出来だがシリーズとしては完成度的にちょっと物足らなかった気がする。
まあヴォルデモートの過去やダンブルドア校長に関わる劇的な大事件、今後登場するであろう謎の人物「RAB」の存在、謎のプリンスの正体とそれに関連するある登場人物の裏切りめいた驚くべき行動などハリーが今後挑んでいく「戦い」面ではさらに面白くなりそうで2010年と11年に2編に分けて公開される最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝」に期待したい。
by lucifuge
| 2009-08-30 23:42
| 映画/洋画