2009年 09月 10日
オカルト |
2005年に公開された邦画ホラー「ノロイ」でフェイクドキュメンタリー手法を巧みに使い強烈なインパクトを与え、新たな恐怖を作り出した白石晃士監督がいくつかの劇映画パターンのホラーを制作の後、再びフェイクドキュメンタリーの形で作った映画「オカルト」をDVDで観た。
2005年にある観光地で起こった通り魔殺人事件・・・事件は2人の死者と1人の重傷者を出したがその現場が偶然ビデオカメラに収められていた・・・・この事件に興味を持った白石監督とスタッフたちは現場の調査、被害者遺族や目撃者のインタビューなどを行なうが、その中で重傷を負いながらも助かった派遣社員の男性のインタビューから彼の事件後のある日常の変化など不可解ながらも気になる証言を得て彼の密着取材を行なう事になるのだが・・・・といったストーリー。
前の「ノロイ」では失踪した心霊研究家の残したテープを再編集したという設定で事件と制作スタッフとは距離を置いた関係で描かれていたが、今回は監督である白石氏自身が出演するどころか途中段階からどんどん事件に深入りしていってしまうという展開が予想外で驚かされたし、愛読映画雑誌「映画秘宝」のレヴューで「フェイクドキュメンタリーのその先」と言っていた意味が実際観てみて「なるほど」と思った。
また映画に散りばめられた様々な謎と「オカルト」な要素もまさに私好みで謎の印、UFO、神、などといったいかにもな要素に加え「ヒルコ」など諸星大二郎の漫画に出てきそうな古代日本神話の要素があったり、逆に今の社会を反映させたような派遣社員、ネットカフェ難民、通り魔、テロなどといった現実の問題や恐怖も絡んできてどんどんとんでもない事になっていく!
それから特別出演で「回路」の黒沢清監督が出ていたのも面白かったがこの映画の途中からの意外な方向性とちょっとギャグみたいにも感じられる奇怪なラストなどは途中から突然暴走する黒沢監督自身の作品に対するちょっとしたオマージュなのかも?とも思ったりもした。
アングラ劇団の前衛的音楽みたいな劇中曲とかドキュメンタリー設定のはずがドキュメンタリーを踏み越えてしまう展開、ラストのシュールさなど白石監督は邦画ホラーでまたもや新しい面白さを見せてくれたし(正直怖さやキチガイ度では「ノロイ」の方が上だった印象だが)同時期に公開された劇映画パターンの「グロテスク」や「テケテケ1&2」もまだ未見なのでどうなってるのかまたDVDをチェックしてみたい。
2005年にある観光地で起こった通り魔殺人事件・・・事件は2人の死者と1人の重傷者を出したがその現場が偶然ビデオカメラに収められていた・・・・この事件に興味を持った白石監督とスタッフたちは現場の調査、被害者遺族や目撃者のインタビューなどを行なうが、その中で重傷を負いながらも助かった派遣社員の男性のインタビューから彼の事件後のある日常の変化など不可解ながらも気になる証言を得て彼の密着取材を行なう事になるのだが・・・・といったストーリー。
前の「ノロイ」では失踪した心霊研究家の残したテープを再編集したという設定で事件と制作スタッフとは距離を置いた関係で描かれていたが、今回は監督である白石氏自身が出演するどころか途中段階からどんどん事件に深入りしていってしまうという展開が予想外で驚かされたし、愛読映画雑誌「映画秘宝」のレヴューで「フェイクドキュメンタリーのその先」と言っていた意味が実際観てみて「なるほど」と思った。
また映画に散りばめられた様々な謎と「オカルト」な要素もまさに私好みで謎の印、UFO、神、などといったいかにもな要素に加え「ヒルコ」など諸星大二郎の漫画に出てきそうな古代日本神話の要素があったり、逆に今の社会を反映させたような派遣社員、ネットカフェ難民、通り魔、テロなどといった現実の問題や恐怖も絡んできてどんどんとんでもない事になっていく!
それから特別出演で「回路」の黒沢清監督が出ていたのも面白かったがこの映画の途中からの意外な方向性とちょっとギャグみたいにも感じられる奇怪なラストなどは途中から突然暴走する黒沢監督自身の作品に対するちょっとしたオマージュなのかも?とも思ったりもした。
アングラ劇団の前衛的音楽みたいな劇中曲とかドキュメンタリー設定のはずがドキュメンタリーを踏み越えてしまう展開、ラストのシュールさなど白石監督は邦画ホラーでまたもや新しい面白さを見せてくれたし(正直怖さやキチガイ度では「ノロイ」の方が上だった印象だが)同時期に公開された劇映画パターンの「グロテスク」や「テケテケ1&2」もまだ未見なのでどうなってるのかまたDVDをチェックしてみたい。
by lucifuge
| 2009-09-10 22:48
| 映画/邦画
