2009年 11月 13日
ホワイトアウト |
「アンダーワールド」のケイト・ベッキンセール主演の映画「ホワイトアウト」を観た。
極寒の南極観測基地・・・ある日普段は人が行かない地域で発見された死体が殺人の疑いがある事からアメリカ連邦保安官のキャリーは捜査を開始する・・・しかし死体の人物とつながりのある人物に会いに行った所その人物は既に殺され、キャリー自身も何者かに襲われる・・・途中から共同捜査する事になった国連調査員ロバートとともにさらに捜査を進めていくがさらなる殺人が謎を深め、過酷な環境が彼等を窮地に追い詰めていく・・・といったストーリー。
冒頭シーンで描かれる冷戦中に墜落したソ連の飛行機が積んでいた謎の積荷、死体となって発見発見された連中が調査していたという隕石などという要素がSFホラー系映画かと思わせたり、事前情報でこの映画が昔の何かの映画のリメイクとの話もあり南極という設定から「遊星からの物体X(この映画もリメイクだが)?」のリメイクか?と思いきや、全く違うSFでもない実はかなり正統派な犯罪サスペンス映画で南極という特殊状況をうまく活かしたパニック映画的スリルや緊張感、そこにつながる犯罪のカラクリと謎を楽しませてくれた。
また登場人物もみんなひとクセふたクセある作り方で主人公ケイト・ベッキンセール演じるキャリー捜査官は過去の事件で心にトラウマを抱えているし、突然事件現場に現われた国連調査員ロバートの存在の怪しさや一見人当たりの良いドクター、元軍人のパイロットなど誰が裏で事件に関係してるのか?誰が信用で気で誰が危険なのかと思わせるサスペンス設定は謎が明かされるまで考え続けさせるし、ストーリーが進む中、主人公であるはずのキャリーの片手の指数本が無残にも切断されるというサディスティックな展開も「南極」という一見美しい自然風景ながらそこは本来人が住めない「白い地獄」という過酷な世界を舞台にしている恐ろしさを感じさせてくれる。
この作品も私的には最近高評価だったサイコスリラー映画「エスター」などホラー系映画中心に作っている「ダークキャッスル社」のものであるが、ホラーだけでなくこういうサスペンス系もかなり楽しませてくれるし、この会社の他の秀作として日本劇場未公開ながらパンフに紹介されていた「ヒルズ・ラン・レッド」というのもDVDがあるらしく凄く気になったのでまたチェックしてみたい☆
極寒の南極観測基地・・・ある日普段は人が行かない地域で発見された死体が殺人の疑いがある事からアメリカ連邦保安官のキャリーは捜査を開始する・・・しかし死体の人物とつながりのある人物に会いに行った所その人物は既に殺され、キャリー自身も何者かに襲われる・・・途中から共同捜査する事になった国連調査員ロバートとともにさらに捜査を進めていくがさらなる殺人が謎を深め、過酷な環境が彼等を窮地に追い詰めていく・・・といったストーリー。
冒頭シーンで描かれる冷戦中に墜落したソ連の飛行機が積んでいた謎の積荷、死体となって発見発見された連中が調査していたという隕石などという要素がSFホラー系映画かと思わせたり、事前情報でこの映画が昔の何かの映画のリメイクとの話もあり南極という設定から「遊星からの物体X(この映画もリメイクだが)?」のリメイクか?と思いきや、全く違うSFでもない実はかなり正統派な犯罪サスペンス映画で南極という特殊状況をうまく活かしたパニック映画的スリルや緊張感、そこにつながる犯罪のカラクリと謎を楽しませてくれた。
また登場人物もみんなひとクセふたクセある作り方で主人公ケイト・ベッキンセール演じるキャリー捜査官は過去の事件で心にトラウマを抱えているし、突然事件現場に現われた国連調査員ロバートの存在の怪しさや一見人当たりの良いドクター、元軍人のパイロットなど誰が裏で事件に関係してるのか?誰が信用で気で誰が危険なのかと思わせるサスペンス設定は謎が明かされるまで考え続けさせるし、ストーリーが進む中、主人公であるはずのキャリーの片手の指数本が無残にも切断されるというサディスティックな展開も「南極」という一見美しい自然風景ながらそこは本来人が住めない「白い地獄」という過酷な世界を舞台にしている恐ろしさを感じさせてくれる。
この作品も私的には最近高評価だったサイコスリラー映画「エスター」などホラー系映画中心に作っている「ダークキャッスル社」のものであるが、ホラーだけでなくこういうサスペンス系もかなり楽しませてくれるし、この会社の他の秀作として日本劇場未公開ながらパンフに紹介されていた「ヒルズ・ラン・レッド」というのもDVDがあるらしく凄く気になったのでまたチェックしてみたい☆

by lucifuge
| 2009-11-13 22:26
| 映画/洋画