2009年 11月 30日
ソウ6 |
2004年に公開され「ソリッド・シチュエーション・スリラー」というジャンルを確立させた衝撃作「ソウ」から毎年ハロウィンシーズンに続編が公開され、今年ついに6作目にまで突入した最新作「ソウ6」を観た。
「ソウ」とは人生を無駄に生きている者、罪を犯した者に「生」の意味を考えさせる為、苦痛に満ちた「死のゲーム」を体験させるという天才的犯罪者ジグソウをめぐる物語であるが、3でジグソウとその後継者だったアマンダが死んで以降、もう一人の彼の後継者となるある人物と彼を疑うFBI捜査官との攻防やジグソウの妻ジルと絡んでいかにしてジグソウがああいう存在になってしまったか?という過去の解明などが描かれてきたが、前作では妻ジルがジグソウの遺品として受け取った箱の中身が明かされないままだったり、「完結編」と銘打って宣伝していたものの「まだまだ途中」と印象が強い作品として終わっていた。
今回のストーリーとしてはかってジグソウと関わりがあったアコギな保険会社の社長ウィリアムがターゲットとして捕まり自らが同じく捕まった社員たちの命の選択を決定しなければならないという過酷なゲームを強いられていき、同時にジグソウの後継者である人物は自分への疑いを別の人物に向ける工作を行なっていたがそれを暴こうとする捜査官たちが現われ・・・そしてジグソウの妻ジルは箱の中身からジグソウの最後の遺志を遂げようと動き出す・・といった感じ。
まず冒頭シーンからとんでもないグロさでやってくれた感じだが、「観ていて気持ち悪い」というよりかは自分で自分の肉を削がないといけない状況とか「痛い!」って印象がかなりショッキング!
やはりこのシリーズはドンデン返し度や衝撃度、物語の完成度では1は超えられないだろうから後続のシリーズは死のゲームのための異様なフォルムをもった残虐装置の面白さとか過激さが見所のメインではあるし、今回も頭にボルトがめり込んでいく装置やメリーゴーランド式の処刑装置、死の迷路などなかなか趣向を凝らしていて楽しめる♪
あとはジグソウ亡き後どう複雑に人間関係や過去の事情が交錯していくかといった面白さだと思う。
また新事実として死んだ後継者アマンダがある形でジグソウの過去と関連していたという話が出てきたり、死んだと思っていた人物の再登場などサプライズがあったり、はたまたラスト手前では「13日の金曜日 完結編」のラストを思い出すような要素もあったり、作品ひとつひとつは1には及ばないが、シリーズを通しての積み重ねた面白さというか、ちょっと今後の展開が楽しみな部分も多い。
それからジルが受け取った箱の中身には6つの番号が書かれた封筒と別の封筒があったが、6つ目の封筒をどう使うかは予想がついたものの、別の封筒に関してはどこかへ持っていくジルの姿があっただけでまたもや謎が残るし、ああいう展開になったジグソウの後継者の運命も続く7ではどう生き残った登場人物たちに作用していくのか興味深い所ではある。
パンフの情報によると7は「3D」になるらしいがあんな残虐な映像を立体映画でって何か凄いしどうせなら度を超えたとんでもない映像を見せてもらいたい☆
「ソウ」とは人生を無駄に生きている者、罪を犯した者に「生」の意味を考えさせる為、苦痛に満ちた「死のゲーム」を体験させるという天才的犯罪者ジグソウをめぐる物語であるが、3でジグソウとその後継者だったアマンダが死んで以降、もう一人の彼の後継者となるある人物と彼を疑うFBI捜査官との攻防やジグソウの妻ジルと絡んでいかにしてジグソウがああいう存在になってしまったか?という過去の解明などが描かれてきたが、前作では妻ジルがジグソウの遺品として受け取った箱の中身が明かされないままだったり、「完結編」と銘打って宣伝していたものの「まだまだ途中」と印象が強い作品として終わっていた。
今回のストーリーとしてはかってジグソウと関わりがあったアコギな保険会社の社長ウィリアムがターゲットとして捕まり自らが同じく捕まった社員たちの命の選択を決定しなければならないという過酷なゲームを強いられていき、同時にジグソウの後継者である人物は自分への疑いを別の人物に向ける工作を行なっていたがそれを暴こうとする捜査官たちが現われ・・・そしてジグソウの妻ジルは箱の中身からジグソウの最後の遺志を遂げようと動き出す・・といった感じ。
まず冒頭シーンからとんでもないグロさでやってくれた感じだが、「観ていて気持ち悪い」というよりかは自分で自分の肉を削がないといけない状況とか「痛い!」って印象がかなりショッキング!
やはりこのシリーズはドンデン返し度や衝撃度、物語の完成度では1は超えられないだろうから後続のシリーズは死のゲームのための異様なフォルムをもった残虐装置の面白さとか過激さが見所のメインではあるし、今回も頭にボルトがめり込んでいく装置やメリーゴーランド式の処刑装置、死の迷路などなかなか趣向を凝らしていて楽しめる♪
あとはジグソウ亡き後どう複雑に人間関係や過去の事情が交錯していくかといった面白さだと思う。
また新事実として死んだ後継者アマンダがある形でジグソウの過去と関連していたという話が出てきたり、死んだと思っていた人物の再登場などサプライズがあったり、はたまたラスト手前では「13日の金曜日 完結編」のラストを思い出すような要素もあったり、作品ひとつひとつは1には及ばないが、シリーズを通しての積み重ねた面白さというか、ちょっと今後の展開が楽しみな部分も多い。
それからジルが受け取った箱の中身には6つの番号が書かれた封筒と別の封筒があったが、6つ目の封筒をどう使うかは予想がついたものの、別の封筒に関してはどこかへ持っていくジルの姿があっただけでまたもや謎が残るし、ああいう展開になったジグソウの後継者の運命も続く7ではどう生き残った登場人物たちに作用していくのか興味深い所ではある。
パンフの情報によると7は「3D」になるらしいがあんな残虐な映像を立体映画でって何か凄いしどうせなら度を超えたとんでもない映像を見せてもらいたい☆

by lucifuge
| 2009-11-30 23:00
| 映画/洋画