2010年 01月 20日
怖い噂 vol.4 |
オカルトや未解決事件をテーマに独自の視点で追求するミリオン出版発行の「怖い噂」の第4号を読んだ。
今号の内容としては「悪魔の滅ぼされた村」や「鬼のミイラの正体」など「日本魔界紀行」、「噂のゴーストボトル実験」、「強力磁石ヘルメットで幽霊は見えるか?」といったグラビアページをはじめ、「酒井法子の別荘火災事件」、「青い目のウルトラマン」、「プチエンジェル事件」、「押尾学事件と六本木ヒルズ」、「日本の怪人脈」、「フリーメイソン」、「市橋容疑者に纏わるタブー」など封印された事件や噂を追った「日本タブー大全」、「天皇フリーメイソン化計画」、「明治天皇替え玉説」、「旧皇族が所有していたという百万ドル紙幣と織田無道」、「在位20周年国民祭典の舞台裏」など歴史の裏の怪しい噂を追った「天皇の伝説と謎」、「岐阜町営住宅幽霊騒動後日談」、「座敷わらしが棲む旅館火災事件を推理」、「島根女子大生バラバラ殺人事件と酒鬼薔薇事件の接点」など怪奇事件に纏わる話や「仕掛け」、「水の中の死体処理係」、「川の傍」、「青いベビーカーの女」など実話怪談を載せた「最暗黒恐怖伝説」、他に平山夢明×がっぷ獅子丸の対談「悪魔の酒場」や毎回ホラー文化における巨人たちをインタビューした「異能者たちの日常」では「新耳袋殴り込み!」で御馴染みのギンティ小林氏と田野辺尚人氏を特集、そして2009年を振り返ってのホラーな映画や書籍、ゲームなどお薦め作品を特集した「このヤバネタが怖い!」、実録ホラー漫画「丑の刻参りの女」、猟奇殺人事件ルポルタージュ「奇病に冒された青年が起こした人妻生肝取り殺人事件」、禁断の看護師恐怖座談会「病院の怪」、有名宗教団体が制作したアニメや歌を特集した「宗教アニメ大全」という感じの作り。
読んでいて気になった記事としては押尾事件やプチエンジェルに共通する闇の人脈とか、さらに「日本の怪人脈」で展開される731部隊やクェーカー教徒、長州藩閥に間する怪しい話など歴史や有名事件の裏で蠢く異様な闇の人間のつながりは不気味に思える。
また天皇のタブーではこれまでこの雑誌が「不思議ナックルズ」だった頃から何度も特集していた明治天皇の替え玉が大室寅之祐という奇説をまた違う視点から替え玉は大室ではなく実は明治天皇は双子でその片割れが入れ替わったという新説を展開していたのは面白かったし、昭和天皇の兄の話とか彼をフリーメイソンイしようとした話など結構驚くような奇説がいっぱいで面白い☆
「最暗黒恐怖伝説」では「東京伝説」を思わせる「水の中の死体処理係」や「青いベビーカーの女」の話が面白かったが、他の怪談系話はちょっと話として中途半端というか「川の傍」など読後「で、結局その言葉の意味は何?著者だけが理解できたって言われても・・・」な印象でちょっと物足りない。
そして「異能者たちの日常」では私自身「新耳袋殴り込み!」の大ファンであるギンティさんが登場して嬉しい感じだったが、インタビューの内容が何故か肝心のギンティ&田野辺両氏の話よりインタビュアーと共通の知人であるウェイン町山氏の話が多かった気が・・・・この2人へのインタビューなら「3本足のサリー」の話なんかが出ても面白かったのに!
「悪魔の酒場」はさすが平山氏というか世間話的なノリの対談ながら結構ヤバイ話満開だし、世の中にはそんなに日常的にサイコな人々がいるのかと思うとちょっと外出するだけでも気が抜けない・・・・平山氏曰く「結局言いたいことはね、男女ともサラリーマンの120%はキ●ガイなんだよ」って!(驚)
今回もオカルト本としてはかなり濃くてクオリティの高い内容を読ませてくれたし十分楽しめたが、次回はもうちょっと実話怪談を充実してほしいと思う。
今号の内容としては「悪魔の滅ぼされた村」や「鬼のミイラの正体」など「日本魔界紀行」、「噂のゴーストボトル実験」、「強力磁石ヘルメットで幽霊は見えるか?」といったグラビアページをはじめ、「酒井法子の別荘火災事件」、「青い目のウルトラマン」、「プチエンジェル事件」、「押尾学事件と六本木ヒルズ」、「日本の怪人脈」、「フリーメイソン」、「市橋容疑者に纏わるタブー」など封印された事件や噂を追った「日本タブー大全」、「天皇フリーメイソン化計画」、「明治天皇替え玉説」、「旧皇族が所有していたという百万ドル紙幣と織田無道」、「在位20周年国民祭典の舞台裏」など歴史の裏の怪しい噂を追った「天皇の伝説と謎」、「岐阜町営住宅幽霊騒動後日談」、「座敷わらしが棲む旅館火災事件を推理」、「島根女子大生バラバラ殺人事件と酒鬼薔薇事件の接点」など怪奇事件に纏わる話や「仕掛け」、「水の中の死体処理係」、「川の傍」、「青いベビーカーの女」など実話怪談を載せた「最暗黒恐怖伝説」、他に平山夢明×がっぷ獅子丸の対談「悪魔の酒場」や毎回ホラー文化における巨人たちをインタビューした「異能者たちの日常」では「新耳袋殴り込み!」で御馴染みのギンティ小林氏と田野辺尚人氏を特集、そして2009年を振り返ってのホラーな映画や書籍、ゲームなどお薦め作品を特集した「このヤバネタが怖い!」、実録ホラー漫画「丑の刻参りの女」、猟奇殺人事件ルポルタージュ「奇病に冒された青年が起こした人妻生肝取り殺人事件」、禁断の看護師恐怖座談会「病院の怪」、有名宗教団体が制作したアニメや歌を特集した「宗教アニメ大全」という感じの作り。
読んでいて気になった記事としては押尾事件やプチエンジェルに共通する闇の人脈とか、さらに「日本の怪人脈」で展開される731部隊やクェーカー教徒、長州藩閥に間する怪しい話など歴史や有名事件の裏で蠢く異様な闇の人間のつながりは不気味に思える。
また天皇のタブーではこれまでこの雑誌が「不思議ナックルズ」だった頃から何度も特集していた明治天皇の替え玉が大室寅之祐という奇説をまた違う視点から替え玉は大室ではなく実は明治天皇は双子でその片割れが入れ替わったという新説を展開していたのは面白かったし、昭和天皇の兄の話とか彼をフリーメイソンイしようとした話など結構驚くような奇説がいっぱいで面白い☆
「最暗黒恐怖伝説」では「東京伝説」を思わせる「水の中の死体処理係」や「青いベビーカーの女」の話が面白かったが、他の怪談系話はちょっと話として中途半端というか「川の傍」など読後「で、結局その言葉の意味は何?著者だけが理解できたって言われても・・・」な印象でちょっと物足りない。
そして「異能者たちの日常」では私自身「新耳袋殴り込み!」の大ファンであるギンティさんが登場して嬉しい感じだったが、インタビューの内容が何故か肝心のギンティ&田野辺両氏の話よりインタビュアーと共通の知人であるウェイン町山氏の話が多かった気が・・・・この2人へのインタビューなら「3本足のサリー」の話なんかが出ても面白かったのに!
「悪魔の酒場」はさすが平山氏というか世間話的なノリの対談ながら結構ヤバイ話満開だし、世の中にはそんなに日常的にサイコな人々がいるのかと思うとちょっと外出するだけでも気が抜けない・・・・平山氏曰く「結局言いたいことはね、男女ともサラリーマンの120%はキ●ガイなんだよ」って!(驚)
今回もオカルト本としてはかなり濃くてクオリティの高い内容を読ませてくれたし十分楽しめたが、次回はもうちょっと実話怪談を充実してほしいと思う。
by lucifuge
| 2010-01-20 22:23
| 本/雑誌・増刊