2010年 02月 03日
パラノーマル・アクティビティ |
撮影期間1週間、わずか135万円の制作費のインディーズ映画ながら映画祭での上映で各国の映画バイヤーの目に止まり、全米公開後口コミによって広がった人気が興収90億円突破という異例の事態を巻き起こしたホラー映画「パラノーマル・アクティビティ」を観た。
一軒家で暮らす女子大生のケイティとその彼氏でデイトレーダーであるミカ・・・・一見普通に暮らしている二人であったがケイティは毎晩寝た後に家の様子が違っているのに気付き、その現象を解明するためミカは毎日の生活をビデオカメラで記録し始めるが・・・・という感じのストーリー。
この映画にまつわる宣伝として当初映画を買い付けたドリームワークス社が北米での公開にあたってリメイク版を作って改めて公開という形をとろうとしたが、責任者達が試写を観た結果「これ以上のものは作る事が出来ない」とリメイクを諦め、オリジナルで公開したというので観る前からどんな凄い作品なのかとかなり期待していたのだが、実際観てみると怪現象の見せ方的にはそれっぽいリアルさもあるながら、全体的にコケおどしというか地味にダラダラ展開してるし終盤とラスト1分の衝撃シーンを除けばそこまで凄いと大袈裟に言うほどの作品ではなかったと思う。
まあストーリーの要素として劇中登場する霊能者が「これは幽霊ではなく悪魔」という発言やケイティが昔からそういう怪現象に遭っており家ではなく彼女に何かが憑いているという話、三本指の足跡、ケイティの身体についた何かの噛み跡、何故か天井裏で発見されたケイティの15年前の写真、60年代にケイティと同じ目に遭ったという少女の記事・・・など何か色々と想像させてくれそうなものが入っているのは映像そのもの以外の部分でなかなか楽しませてくれるし、ショック面では思ったほどではなかったがこういう怪しい謎がいくつも残る面ではそれなりに面白い映画だった。
映画のスタイルとして、さも実際にあった事件のようにドキュメンタリー風スタイルを使ったオカルトホラーという点では「REC」と似通った印象だが展開的にパニックと狂乱が渦巻き「動」な印象だった「REC」に対して淡々と現象を描いたこれは「靜」といった感じだろうか。
2も作るらしいが、良い意味で観る側の予想を裏切ってくれる見せ方をしないとこういう系のホラーはかなりショボくなってしまうので頑張ってほしい。
一軒家で暮らす女子大生のケイティとその彼氏でデイトレーダーであるミカ・・・・一見普通に暮らしている二人であったがケイティは毎晩寝た後に家の様子が違っているのに気付き、その現象を解明するためミカは毎日の生活をビデオカメラで記録し始めるが・・・・という感じのストーリー。
この映画にまつわる宣伝として当初映画を買い付けたドリームワークス社が北米での公開にあたってリメイク版を作って改めて公開という形をとろうとしたが、責任者達が試写を観た結果「これ以上のものは作る事が出来ない」とリメイクを諦め、オリジナルで公開したというので観る前からどんな凄い作品なのかとかなり期待していたのだが、実際観てみると怪現象の見せ方的にはそれっぽいリアルさもあるながら、全体的にコケおどしというか地味にダラダラ展開してるし終盤とラスト1分の衝撃シーンを除けばそこまで凄いと大袈裟に言うほどの作品ではなかったと思う。
まあストーリーの要素として劇中登場する霊能者が「これは幽霊ではなく悪魔」という発言やケイティが昔からそういう怪現象に遭っており家ではなく彼女に何かが憑いているという話、三本指の足跡、ケイティの身体についた何かの噛み跡、何故か天井裏で発見されたケイティの15年前の写真、60年代にケイティと同じ目に遭ったという少女の記事・・・など何か色々と想像させてくれそうなものが入っているのは映像そのもの以外の部分でなかなか楽しませてくれるし、ショック面では思ったほどではなかったがこういう怪しい謎がいくつも残る面ではそれなりに面白い映画だった。
映画のスタイルとして、さも実際にあった事件のようにドキュメンタリー風スタイルを使ったオカルトホラーという点では「REC」と似通った印象だが展開的にパニックと狂乱が渦巻き「動」な印象だった「REC」に対して淡々と現象を描いたこれは「靜」といった感じだろうか。
2も作るらしいが、良い意味で観る側の予想を裏切ってくれる見せ方をしないとこういう系のホラーはかなりショボくなってしまうので頑張ってほしい。
by lucifuge
| 2010-02-03 23:27
| 映画/洋画