SAWSIN'S DARKNESS

フライトプラン

映画「フライトプラン」を見てきた。
ジョディ・フォスター主演のこの映画は、旅客機に搭乗中にいたはずの娘が行方不明になる謎を描いたサスペンスなのだが、主人公が狂ってるのか、誰かによる犯罪が進行してるのか曖昧な状態のまま話が展開していくのがサスペンスを盛り上げていてわりと面白かった。
でも思ってたより複雑な謎ではないしイメージとしてはフォーガットン＋パニックルームといった印象。
劇中、事件の当事者でないものは他人事で好き勝手な事を言ってる描写に世間の縮図的なものを感じたし、そういう冷たい状況の中、不屈の意志で戦い抜く主人公は格好良かった。でもジョディはあの雰囲気だとちょっとサイコな役も似合いそうとも思う。
是非今度は殺人鬼役でもやってほしい（笑）

レジェンド・オブ・ゾロ

「マスク・オブ・ゾロ」の続編、「レジェンド・オブ・ゾロ」を見てきた。
19世紀のアメリカを舞台に秘密結社の陰謀と戦うゾロを描いてるのだが、今回は彼の妻や息子も交えての大活躍だし、それに何と言ってもゾロの乗る馬のトルネードが馬ながらゾロにひけをとらない面白さがあった。
無敵のヒーローも家族の問題に頭を悩ませたり、人間的な一面も表現しながら、アクションと笑いをうまくとりまぜて見ていてスカッと出来る勧善懲悪な作品に仕上がっていたし、同じアントニオ・バンデラス主演でも、ひたすら殺しまくる「デスぺラード」シリーズとはまた違う魅力がある作品だと思った。

悪魔の棲む家

今日は「悪魔の棲む家」を見てきた。
さり気なく影が動いたりJホラー的演出をしつつも、13ゴーストを連想させるような幽霊のシーンなんかもあり、おばけ屋敷的なショックシーンはなかなか面白かった。
前に79年のオリジナル版を見たが、ほとんど覚えてないし、リメイクでも新鮮に楽しめた感じ。でも後半の展開が前のとだいぶ違うような気がしたけど、元のはどうだったんだろう？やってる事が何かシャイニングみたいな印象を受けた。
劇中、子供の部屋にショックロッカーと呼ばれるアリス・ク−パーや奇抜なメイクのKISSのポスターが貼ってあったのはロックファンにもちょっと嬉しい所（笑）
主演のライアン・レイノルズは「ブレイド3」に吸血鬼ハンター、ハンニバル・キング役で出てた人だしホラー作品続きだな〜。
それにしても映画館で座った席の1つおいて横に座った男が上映中ずっとブツブツ言ってて、「捕まえて殺せ」って台詞を一緒になって復唱したり、ちょっと恐かった・・・・お前が「悪魔の棲む家」ちゃうんか！って感じで・・・ある意味人間が一番恐いのかも？

女性をモチーフにしたスケッチ

今日は女優の写真を元にペン画を描いてみた。
元写真があるので形をとるのはすぐだったが、ベタ面を使わなかったせいか服の質感が思ったより出てない気がするので、もっと研究が必要。
タッチだけで色々な質感が出せるようにもなりたいな〜。
でも髪の毛に関しては昔、ミリペンやハイテックボールペンを使用して描いていた頃より今回のカブラペンを使用した曲線の方がずっと描きやすかったし表情も出ていると思う。色んな部分によってペンの使い分けがうまく出来ればもっと絵として完成度が高まるかな？

ペンによるドローイング「男性の肖像」

最近、自分自身の絵の技術アップの為に、基本に立ち戻ってスケッチや様々なタッチの練習をしているのだが、今日は写真を元にペンで人物画を描いてみた。
頭の中だけで想像して描くのと違って陰影や質感に注意しなければならないし、頭の中だけで描く時でも写真を見て描いた時くらい陰影の細かさが出せるように、これからももっと頑張らないとって思った。